まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

盛りだくさんの土曜日

2009-02-14 21:08:23 | Weblog
「優しさの輪・芦屋」
~ハンディのある子の暮らしやすい町に~
第6回 輪になろう芦屋親の会(WAP会) 主催

「私の介護・あなたの介護」
~認知症高齢者を支える家族に送るメッセージ~
芦屋ハートフル福祉公社 福祉講演会

に出席してきました。

WAP会の昨年の集まりには出席することが出来ませんでしたので
今年はなんとしても、参加したいと思い途中で退席しましたが
伊賀市福祉協議会事務局長の平井 俊圭氏の講演を受けてきました。
●一人の問題はみんなの問題
●早期問題発見と解決方法を探る人・機関をつなぐ大切さ
●地域福祉の役割とは、制度でカバーされない部分を解決する
 しくみを創り出すこと
●相談ネットワーク
●福祉でまちづくり
など、実際に伊賀市で行われいる活動を交えながらのお話でした。
「伊賀市でおこなっている事がそのまま芦屋市で有効であるとは
限りません。芦屋では何が必要かからはじめる事が大切である」
との言葉に、芦屋における地域福祉や人が生活しやすい街づくりに
ついて考える機会を得ることができました。

ハートフルの講演会では、「あじさいの会」(認知症の人を支える
家族の会)の会員さんの体験談を交え、
ひょうごセルフヘルプ支援センター代表の中田智恵海氏の
コーディネーターで、セルフヘルプの大切さを聞くことができました。
●認知症は病気である
●介護者が休憩できる時間、悩みをき話せる相手の大切さ
●愛する人が認知症となった時の精神的なダメージ
●施設利用は恥ずかしい?
●認知症者に対するやさしい嘘
など、参加者の生の声を多く聞くことができました。

介護保険導入により「介護の社会化」は確実に進んだと
思いますが、介護疲れによる虐待や、男性が行う介護など
まだ課題は多くあると感じます。
核家族など家庭環境の変化により、施設のスタッフや
あじさいの会のメンバーなど、愚痴を聞いてもらえる、
アドバイスがもらえるなど人のつながりは不可欠であると考えます。