iPodの普及を見てか、ここに来て携帯電話とMP3プレイヤーとの距離が近づいている。日本では何度も失敗している「携帯ウォークマン電話」だが、着うたフルのダウンロード数がわずか2.5ヶ月で200万ダウンロードを突破したり、あるいはドコモもそれへの対抗策として「Music PORTER」や「F901iC」の投入を進めたりしている。果たして今回は飛躍ができるのだろうか。
まずニュースから。世界最大級の . . . 本文を読む
ブロードバンドコンテンツといえば「映像配信」と言われたのが2、3年前。当時から「リネージュ」などのMMORPGを中心にBBコンテンツの一角に挙げられつつも、PS2のようなゲーム専用機が存在したり、マニアックな雰囲気があったり、無料ゲームが花盛りだったりとどちらかというと傍流だったオンラインゲームがどうやらここに来て激しくなりそうだ。
セガのオンラインゲームサイト、目指すはゲームサイトのヤフー
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CNETの記事によると、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)は3月末までに27サイト、2005年度中(2006年3月末まで)には100サイトを立ち上げる計画という。何だよ、ブロードバンド環境が普及しつつあるといっても、結局、みんな携帯かよーという見方は、それ自体はその通りなのだろうけれど、コンテンツビジネスである以上、儲かりそうなメディアに参入するというのは当たり前だろう。
携帯 . . . 本文を読む
WBSをつけたら興味深いニュースが2つ。1つはVODビジネスについて。あー、ようやくこういうニュースに取り上げられるくらいになったんだなぁ、と思いつつ、とりたてて新しいニュースもなかったのでこれくらいにして、もう1つの興味深かったニュースが「ブロードバンド動物園」。ちょうど幾つかのネットニュースに流れていたので詳しくはこちらをご覧ください。
生態を24時間ネット中継…長野・須坂市動物園 (読 . . . 本文を読む
CNETの記事だったと思うのだが、iPodは「曲」との再発見をさせるといった内容のコメントをS.ジョブズがしていたと思う。確かにiPodを使い始めてからそのことに実感する。どうしてもこれまでのCDやMDを前提とした場合、例え新しいCDを買ったとしてもしばらくすると聴かなくなってしまうものというのも多い。お気に入りのアーティストでも本当にお気に入りのアルバムや曲というのは意外と少なく、結局、特定のも . . . 本文を読む
「音楽のダウンロード販売では、新譜より旧譜の販売が圧倒的に多いことが判明した。発売から1年半以上経過した曲が全体の63%を占め、新曲は37%にとどまっている」というニュースの真偽のほどは不明だが、確かに音楽配信サイトを見ていると「廃盤」になったアルバムが配信されていたりと、これまでにない音楽の楽しみ方ができるのかな、という期待がある。もともとレコード派で、CDの出始めの頃はそのキンキンとした音(何 . . . 本文を読む
CNETやITmedia、RBBに音楽配信を巡る記事が立て続けに載っていた。これだけ音楽ビジネス、コンテンツではなく再生デバイスや提供するための仕組みについて話題になる年は久しぶりなんじゃないだろうか。クリスマス商戦ということもあってMDのCMも盛んに流れているが、これも最後の稼ぎ時というか、確実に流れはMDやCDといった「物理的メディア」ではなく「デジタルコンテンツ」そのものを利用しようと言う流 . . . 本文を読む
街角でもMDだけではなくiPODを聴いている人が増えてきており、日本だと若干事情は違うのかもしれないけれど、それでも音楽配信を利用している人の数を考えるとiTMSの知名度というのはまだまだなのかもしれない。
ITmediaニュース:音楽サービスの双璧はiTunesとNapster、知名度はNapsterに軍配
ITmediaの記事を読むと、「音楽をダウンロードしたことのあるユーザーは、音質、価 . . . 本文を読む
いよいよNTTコミュニケーションズが「Coden光サービス」にこだわらずOCN+Bフレッツユーザーに対してSTBサービスを提供するとの報道発表が。内容自体はこないたの「激動するトリプルプレイ・FTTH放送事業に迫る」のセミナーで報告されていた通りなのですが、その発表で示されていた「他社比較」の資料が「トリプルプレイ」ではないという点を含めて上手く整理されていたのでここで紹介しておきたいと思います。 . . . 本文を読む
たまたまRBB主催の「激動するトリプルプレイ・FTTH放送事業に迫る」に参加する機会をもらったので、いそいそと会社を抜け出し参加、CATV、スカパー、NTTのトリプルプレイ戦略について聞いた。この人選を見ても、やはり、制度的に枠をはめられ同時に「責任」を求められる通信業界では、Yahoo!というのはまだまだ異端児でしかないのだろう。
印象としては、伊藤編集長の言葉にもあったが、放送と通信の融合と . . . 本文を読む
「着うたフル」のサービスが開始となるがこれは果たしてiTMSや音楽配信の対抗馬となりうるのか。「着うた」は異例の大ヒットとなったが、この流れと「着うたフル」の流れは基本的には別モノと考えた方がいいだろう。同じブランドを担ぎながらも利用用途が違いすぎる。
「着うた」は聴くものではない。自分のお気に入りの曲で電話が鳴り、周囲に対して、自分のセンスやスタイルをアピールし、あるいは自慢するためのものだ。 . . . 本文を読む
レンタルビデオショップで「音楽DVD」のレンタルのコーナーが拡充していた。今までも音楽ビデオはあったけれど、洋楽中心でもう1つ量も少なかった。やはりDVDだと(ビデオに比べて)COPYがしにくいとかそういった理由なのだろうか?
ともあれ、レンタルビデオでは圧倒的に「映画」(ドラマ、アニメ含む)が中心で「音楽」はあまり流通していない。CDショップやレンタルCDだとあれだけの量が流通していることを考 . . . 本文を読む
個人的にはCNET Japanで紹介されていた「Mercora」の行っているピア・ツー・ピア(P2P)技術とインターネットラジオの融合モデルは非常に面白いのではないかと思います。
P2Pとネットラジオの融合--合法的音楽共有サービスの可能性
特に「プレイリスト」の交換というのにちょっと期待をもってしまいます。
そもそも「聴きたい曲を聴きたい時に聴く」という欲求はそんなに強いのだろうか?好きな曲 . . . 本文を読む
昔はもう少し分かりやすかったと思う。僕が買ったレコードは僕のものだし、君にプレゼントしたレコードは君のものだ。30cmのビニールの円盤にブルーススプリングスティーンやジャニス・ジョプリンといったアーティストたちの曲が刻み込まれていた。
ここにレンタルレコードと言うものが現れる。「貸与権」といった著作権法の修正があったにせよ、これもそんなに複雑なことはなかった。レンタルショップでレコードを借りて、 . . . 本文を読む
映像コンテンツビジネスの動向について整理しようと、その手の記事にできるだけ目を通すようにしていたのだが、まぁ、出るわ出るわ、いろんな角度から様々な取組みについての報告が…ある種、方向性が絞られてきた音楽配信の方がまだ整理しやすいな、と思ってしまう。「木を見て、森を見ず…」というわけではないけれど、あまりに情報が多すぎてかえって全体が見えなくなりそうなので、いったん情報を遮断、今、知っている範囲内の . . . 本文を読む