池やん!まいど!おおきに!ごきげんどぅ!

仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

博多・長浜ラーメン

2012年01月15日 | 旅先の事
寒い日が連日続く1月であるが、博多へ向かった。
先回、博多ではあまり徘徊をせずに門司港へと向かったのであるが
今回は博多と小倉をウロウロする事にして、新しい発見を探す事にしようと
とにかく博多駅まで出ることにした。
朝の博多駅はなんら地方都市の光景とは代わりが無い。
博多駅前地下街へ降りて海の香りのする北風の寒さを避ける事にして、
モーニングのセットを食した。そこで1時間ほど博多の町を
あれこれと調べ物をする。



出発前日に福岡出身の職域の知人YMK氏に美味しいものを尋ねると、
中州屋台でどれにしようかと悩むよりも福岡魚市場前の
《元祖長浜ラーメン》との解答を得たのでそれを博多での目的とすることにした。
私は、長浜ラーメンを食したことが無いので興味が湧きその店へ向かう事にした。

で、北風の強い中を歩く。ひたすら歩く。体が暖かくなってきても歩く。
こうなってはバス、地下鉄なんか乗ってやるもんか!と
意地になって歩く事約1時間弱。
遠回りをしていたようであるが全く気にならなく歩いて到着。
長浜の交差点。
少し向こうに魚市場の入り口が見えるのでもう少しである。



で、
目的の《元祖 長浜屋》に到着する。



自動販売機で食券購入し店内に入る。殺風景な店内。
何一つ愛想も無ければ飾り気も無い。
お客は地元の方が多く見受けられて、観光で訪れているのは私一人だけだ。
テーブルは大衆食堂のそれ。湯飲みは職員(社員)食堂の樹脂製のあれ。
その横に大きなやかん、千切りの紅しょうが、胡麻の容器がでんと置かれている。
低い作業カウンターに並べられているのはラーメン皿、
その向こうは麺とスープの釜が並べられているのであろうか湯気が昇っている。
入ってくるお客の殆どが「かた!」と一言。
たぶん麺の加減を言っているのであろう。



待つこと数分。
で、でてきたのが下記の写真のとおり、紅生姜は私が少し入れたものである。
早速、食す。
あっさりしたスープ。少し頼りなく感じるが・・・・・・。
麺は固め。

でも食すうちにじわじわとその美味さが理解できてくる。
生姜を追加して盛る。胡麻も振る。

隣に座る常連さんであろうか、
紅生姜は山盛り、胡麻も大量振りかけまくりである。
その中から麺をつまんで食している。

器の中が少なくなってきて感動がこみ上げる
美味い!これは美味い!
全く味が素直で嫌味が無くてしつこくない。



これは良いものに合えたと納得して、次回は「かた!」と注文してみたい。
京都で食べる評判のラーメンはどこかこってりとした濃厚なものが多くて、
私はあまり食すことは無いのであるが、この長浜ラーメンは素直に美味しいと感じた。
素朴だ。

体が温もりおなかも充実したので、又、博多駅へ向かう事にする。
で、
今回の福岡入りのメインの目的の街、小倉へ向かう。



博多は無難すぎて私の心には響かない。
マダマダ発見が足らないのかもしれないがどこかオスマシした所が有り、
まるで、良いスーツを着ているが靴に気を使わない紳士然としている。
そのように感じてしまう街である。


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