経費節減の為に京都への帰りは、新潟市内からできるだけ我慢をして高速道を使用せず、
新潟市内から新潟バイパス~国道116号から国道8号を利用して京都まで帰る計画にした。
疲れを感じ、少し焦りを感じ出したら高速道を利用しようと考えて車を走らせた。
国道116号を柏崎市内で離れて国道8号に戻る。
その柏崎の街の外れから直江津方面へ走り,
坂を登り少し左に道が曲がると右に日本海が開け、右手に日本海を眺める風景が
そこから富山県境まで長い間続く。
運転中、急に眠気の襲われては目が冴える状態が続き、これは危険と感じたので、
反対側であるが名も知らぬ海岸が見渡せる駐車場に車を入れて付近を歩いてみる事にする。
天候は雨。
冷たい雨で有るが濡れるがままに歩いてみた。
歩いているうちに雪が混ざりだしたがかまわずに歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/6e/e0b536ed8f18b471ec21f3cb7a1b3b3e.jpg)
冷たい雨に打たれる事数分、眠気はすっかり失せていて
呆然と目の前に広がる灰色のうねる日本海を眺めてコーラを一口。
国道を走る車の濡れた路面を切る音と崖下から聞こえる怒涛の響きの世界。
偶に、強い海風の中に鉄道の走行音が聞こえてきたりする。
長く細く高音の電気機関車の汽笛が一つ。
どうも崖の真下はトンネルの入り口のようである。
例の《ピョ~~~~》が聞こえては崖下で木霊している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c0/1cc8672b978a67865834dceaec80ea79.jpg)
私は好きな光景《冬の日本海》
青い海よりも低く立ち込める雲と灰色の海色が日本海の情景としてふさわしい様な気がする。
寒さや冷たさが似合う。
晴れた夏の凪いだ日本海を越した沖仁鎮座する横長の島影はたぶん・・・・
佐渡が見えるのではなかろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/bc/1f7dd0adb53df9cf7d15f14f698c5fae.jpg)
少し考えてしまう看板を発見。
この文言で気付く人の常識では、ごみは捨てようはずも無い。
この文言に気付く以前の非常識であるがゆえに持ち帰りなどをせずに
この美しい風景の中に無意識に放棄するようである。
ごみを捨てるのに、良識など持ち合わしている訳が無い。
残念だが・・・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/9c/4ed19530108ceb93fa4dd97b34e65c9f.jpg)
急峻な山が海まで迫り、少し平地で開けたかと思うと小さな街が点在する新潟県南部から富山県境まで。
鉄道と国道と高速道が段々にその崖に縫うようにへばりつく。
本来なら、このままずっと国道8号線を走ってみたいもので、
子不知(こしらず)・親不知等の海岸線を縫うように走るのがうっとうしく感じて、
その景色の良さを残念だが諦める事にして上越・直江津ICから北陸道を利用した。
体が冷えるのでPAで小休止。
小さなセルフサービスの店であったが、ネギみそラーメンのセットを食す。
辛さが絶妙でこれは美味しい。
ネギもたっぷり。餃子も肉厚でむっちりとしていて美味しい。
悲しみ本線日本海 森昌子
鉄道や空路の公共交通機関の発達や
整備、高速道路の整備と利用により日本国土は極端に
その時間的距離感が失われつつある昨今である。
交通機関の利用変化が著しい中で、長く親しまれた寝台特急も先日姿を消した《日本海》である。
このように便利で速くなる時間的距離の短縮は人々にとって果たして有益なものであろうかと
疑問に感じるのは私だけであろうか?
先日は、はるか将来に完成するのリニア新幹線での駅の設置で
地方自治体が首長を先頭に揉めていたりもする。
別に今の新幹線の時間的距離の短縮で充分で有ると思うのであるがいかがなものであろうか?
どこか、論じる方々は速さに麻痺があり、基本がずれているような気がする。
私がまだ小学生の頃から開発と構想が研究が継続されている事も不思議だ。
長期にわたり税金が投入されているなら腹立たしくさえも感じる。
これらの移動時間の短縮により距離的観念が忘れ去られていく様と同時して
益々、郷土色というものが亡失されていく原因のように思えて仕方が無い。
特に道路網の整備と高速道路の建設は都市間での物流時間を大いに短縮している。
その結果、消費物品を集約し易い場所で集約された大量の消費材が大量に高速で移動させる事が
可能になった結果として、デベロッパーの手腕により広大な敷地が開発又は売買されて
商業施設が建設されている事が多いように感じる。
必ずどこの街の郊外でも単調な均一化された建物のあのA●ONの看板を目にする事ができる。
その商業施設で販売されている殆どは、本部で販売計画と仕入計画の立案に基づいた地域色とは
関係ない物が殆どのマスプロダクト商品であり、全国均一の商品でもある。
即ち、言い換えるなれば《チキンラーメン》はどこの同系の店に行っても、
食品売り場のインスタント食品のインスタント麺の棚の同じ位置で全国共通の価格で
容易に購入し手に入るという事。
この事実は消費者にとっての利便性は良いと思うが・・・・・
私は感覚的に少し淋しい。
思い出した標語が有る。
狭い日本・そんなに急いでどこへ行く?
新潟市内から新潟バイパス~国道116号から国道8号を利用して京都まで帰る計画にした。
疲れを感じ、少し焦りを感じ出したら高速道を利用しようと考えて車を走らせた。
国道116号を柏崎市内で離れて国道8号に戻る。
その柏崎の街の外れから直江津方面へ走り,
坂を登り少し左に道が曲がると右に日本海が開け、右手に日本海を眺める風景が
そこから富山県境まで長い間続く。
運転中、急に眠気の襲われては目が冴える状態が続き、これは危険と感じたので、
反対側であるが名も知らぬ海岸が見渡せる駐車場に車を入れて付近を歩いてみる事にする。
天候は雨。
冷たい雨で有るが濡れるがままに歩いてみた。
歩いているうちに雪が混ざりだしたがかまわずに歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/6e/e0b536ed8f18b471ec21f3cb7a1b3b3e.jpg)
冷たい雨に打たれる事数分、眠気はすっかり失せていて
呆然と目の前に広がる灰色のうねる日本海を眺めてコーラを一口。
国道を走る車の濡れた路面を切る音と崖下から聞こえる怒涛の響きの世界。
偶に、強い海風の中に鉄道の走行音が聞こえてきたりする。
長く細く高音の電気機関車の汽笛が一つ。
どうも崖の真下はトンネルの入り口のようである。
例の《ピョ~~~~》が聞こえては崖下で木霊している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c0/1cc8672b978a67865834dceaec80ea79.jpg)
私は好きな光景《冬の日本海》
青い海よりも低く立ち込める雲と灰色の海色が日本海の情景としてふさわしい様な気がする。
寒さや冷たさが似合う。
晴れた夏の凪いだ日本海を越した沖仁鎮座する横長の島影はたぶん・・・・
佐渡が見えるのではなかろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/bc/1f7dd0adb53df9cf7d15f14f698c5fae.jpg)
少し考えてしまう看板を発見。
この文言で気付く人の常識では、ごみは捨てようはずも無い。
この文言に気付く以前の非常識であるがゆえに持ち帰りなどをせずに
この美しい風景の中に無意識に放棄するようである。
ごみを捨てるのに、良識など持ち合わしている訳が無い。
残念だが・・・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/9c/4ed19530108ceb93fa4dd97b34e65c9f.jpg)
急峻な山が海まで迫り、少し平地で開けたかと思うと小さな街が点在する新潟県南部から富山県境まで。
鉄道と国道と高速道が段々にその崖に縫うようにへばりつく。
本来なら、このままずっと国道8号線を走ってみたいもので、
子不知(こしらず)・親不知等の海岸線を縫うように走るのがうっとうしく感じて、
その景色の良さを残念だが諦める事にして上越・直江津ICから北陸道を利用した。
体が冷えるのでPAで小休止。
小さなセルフサービスの店であったが、ネギみそラーメンのセットを食す。
辛さが絶妙でこれは美味しい。
ネギもたっぷり。餃子も肉厚でむっちりとしていて美味しい。
悲しみ本線日本海 森昌子
鉄道や空路の公共交通機関の発達や
整備、高速道路の整備と利用により日本国土は極端に
その時間的距離感が失われつつある昨今である。
交通機関の利用変化が著しい中で、長く親しまれた寝台特急も先日姿を消した《日本海》である。
このように便利で速くなる時間的距離の短縮は人々にとって果たして有益なものであろうかと
疑問に感じるのは私だけであろうか?
先日は、はるか将来に完成するのリニア新幹線での駅の設置で
地方自治体が首長を先頭に揉めていたりもする。
別に今の新幹線の時間的距離の短縮で充分で有ると思うのであるがいかがなものであろうか?
どこか、論じる方々は速さに麻痺があり、基本がずれているような気がする。
私がまだ小学生の頃から開発と構想が研究が継続されている事も不思議だ。
長期にわたり税金が投入されているなら腹立たしくさえも感じる。
これらの移動時間の短縮により距離的観念が忘れ去られていく様と同時して
益々、郷土色というものが亡失されていく原因のように思えて仕方が無い。
特に道路網の整備と高速道路の建設は都市間での物流時間を大いに短縮している。
その結果、消費物品を集約し易い場所で集約された大量の消費材が大量に高速で移動させる事が
可能になった結果として、デベロッパーの手腕により広大な敷地が開発又は売買されて
商業施設が建設されている事が多いように感じる。
必ずどこの街の郊外でも単調な均一化された建物のあのA●ONの看板を目にする事ができる。
その商業施設で販売されている殆どは、本部で販売計画と仕入計画の立案に基づいた地域色とは
関係ない物が殆どのマスプロダクト商品であり、全国均一の商品でもある。
即ち、言い換えるなれば《チキンラーメン》はどこの同系の店に行っても、
食品売り場のインスタント食品のインスタント麺の棚の同じ位置で全国共通の価格で
容易に購入し手に入るという事。
この事実は消費者にとっての利便性は良いと思うが・・・・・
私は感覚的に少し淋しい。
思い出した標語が有る。
狭い日本・そんなに急いでどこへ行く?