池やん!まいど!おおきに!ごきげんどぅ!

仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

午後から美山へ行く

2009年09月27日 | 好きな日常
昨日、26日(土)の事である。美山へ行くことにした。

まったく仕事を休んでいなかったので、
《休んじゃえ!》と勇気を振り絞って、店を閉めた。
で、久々に南丹市の美山を目指す事にした。



昔は、国道163号(周山街道)で、小野郷を越え、笠トンネルを抜けると
北桑田郡京北町だったのであるが、京北町は京都市右京区に先ごろ編入されたし、
その北部に広がる美山町は周辺各町村合併によりその名前は
南丹市の中に属し残すことになっている。

高雄から先は北山特有の風景が続く、まっすぐ延びる北山杉の植林である。

休日であるのに、北上するバイクの数が少ないなぁ~などと、
考えていると一台のバイクが追いついてきた。
先に道を譲るとDUCATI!
私の車(キャラバン)で追いつきそうなぐらい、コーナーリングスピードが遅い!
ライディングホームはハングしているのであるが、
肝心のバイクが傾いていない。切り返しの挙動も不安定である。
本人はかっこ良いの自己陶酔か?
もう少し、転んでも良いバイクで技量を磨いた方が楽しいのにと思いつつ
だらだらと深見峠を越えて、美山の赤橋に到着!



ライダーがたむろしている。
おっさんばかり!驚きである!
何をしているわけでもなく、ただ静かにバイクを前にして語り合っている。
少し、見て見ぬ様にしていたが、高級なパーツをつけたバイクばかりである。
ヤマハのビックバイクが1台スタートしていく、
カタカタカタカタ・・・・・・・・、キャブピストンが踊る音を発しているので、
FCR装着か?本人張り切って、京都方面にスタート!!!!!!
ふおぁーーーーーn、ごごごごごごごごごごggggggg-----。
あちゃ~~~~、メインが濃い。
多分、分からんと乗ってんねんや。
私が楽しくここら辺を走り回っているときは、250ccの2サイクル車で、
やっとレーサーレプリカらしい車種が出始めたころで、
大人数で軽く走りに来ていた。
(軽くといっても相当な危険な速度だったし、私の体重も超軽量であった。)
走りよりも、スタイルや他人の持たないパーツの所有欲の満足が中心の
バイクの楽しみ方に替わった模様である。



で、
しばらく買い物を楽しむ。
この地域で取れたり製造された商品を販売している直売所に自分の作ったものを
持ってきた人の良いおじいさんが話しかけてきたので、お話を聞く事にした。
地域の事であるがその話の中で興味を引いたのが鰊(にしん)の話。
米糀で大根やかぶらと一緒に鰊を漬ける保存食の話であった。
このおじいさんの先祖は、
明治の初めに、若狭からこの里に移り住んで来たらしい。
この地域で林業に従事していた。
食文化は、この地域は先祖が若狭をはじめとする日本海側との交流が盛んだったので、
日本海側の食が各家庭で受け継がれているらしい。

私自身、鰊を使用したそれは、福井県の三国Aコープの漬物売り場で見た事があるし、
平和堂の福井県下のお店で見つけたことがある。



そこそこに、赤橋先の交差点を右に佐々里方面へ向かう、これまた懐かしい!
大雪のときに当時所有していたアクティトラック(ホンダ軽トラ)で
雪遊びに来て以来だから、かれこれ15年ぶりだ。
少し行くとそこかしこに、山村ならではの施設、風景が目につきだす。
ずいぶんここら辺の田舎の風情が変わったが第一印象。
観光地に変貌している。
大型バスとも数台連なりすれ違うし、道の右側には大きな観光駐車ベースもある。



正直、なんか人は多いが気分はさびしく複雑な気分になる。
動物園のらくだ、月の輪くまを見る気分だ。
んんんn・・・・・少し複雑やな~~~が感想。



手作りハムを土産に、佐々里峠から広河原を抜け花背峠を越え、
鞍馬経由で帰着した。


↑佐々里峠ピークのお地蔵さんの祠である。
 私のホームページでも述べているのであるが若狭に続く京からの最短の
 旧街道の峠の一つである。ここの祠の上にはその旧街道の踏み跡があり、
 この広場にはその説明文と簡易な案内板があった。
 芦生の深い森へ続く古人の日々の作業道でもあり重要な物資輸送の道であった。
 今は、京大演習林へと続く。

美山の赤橋の特産品直売店の前にたたずむ、
黒色のダイネーゼライディングスーツのライダーがいて、
そのピッカピッカのDUCATIの取り扱い販売店プレートに懐かしさを感じた。
かの、赤ゼッケン【27】の往年の名ライダーのお店のお客さんであろう?
大将!教えてあげてください!かっこいい走り方!

模型飛行機

2009年09月13日 | 好きな日常
小学生高学年のころ、Uコンというエンジン模型飛行機を作ったことがある。
誰の指導も受けないので、どうやって飛ばせばいいのかは分からないでいて、
一度もまともに飛ばすことは出来なかったのであるが、
でも、機体はいくつか作った思い出がある。
バルサ材で作られた機体は、その当時は、作り飛ばそうという意欲が先で
今になって、飛ぶ理論(航空力学)にかなっていて飛んでるんだと
認識出来ていることが、どこか、懐かしく悲しく残念である。

エンヤ09エンジンをお年玉を貯めて、梅田阪急百貨店で買った。
始動用バッテリーは寺岡君ところで、
6ボルトバッテリーの端子を加工してもらって、
グロープラグ加熱用の電源として使っていた。
《当時彼の家はどんな仕事をしているのか分からなかったが、
 自動車用電装部品の修理と販売をしていたのではなかろうか?
 今もバッテリ液の匂いが思い出される。
 作業場の二階は床張りでとても広くばね式でゆれる木馬が有った。
 信太郎と言う名前やったな~。》

肝心の模型機体であるが、本田の西大阪模型で購入。
京町堀のひばり屋、本田の西大阪模型、九条のマックスホビー(プラモ専門店)
が夢膨らませる場所であった。
お金もないのによく覗いたものである。

で、私の所有本の中でも古い本であるが、懐かしいので公開することにした。



ゴム動力の模型飛行機と、グライダーの模型飛行機の総合解説本である。

この本に出会ったときもよく覚えている。
日生病院(現在所ではなくて、旧場所立売堀(立売堀)にあった。)の向かいに
あった福島書店?であったと思う。
当時病院を中心にして日生市場も在った。




当時は、本書の後半に著述されている力学は分からなかったが、
読み返している現在、へ~っと思うことが多い。



多くの知識に触れている機会がありながら、
理解できなかった当時、廻りに夢の具現指導者たる方に出会えていたなら、
人生は変わっていたに違いない。悔しいもんである。
三菱か川崎、石川島、新明和か富士重辺りで技量を発揮していたかも?



良く思い出してみると、中学校のとき初めての進路相談のときに、
建築士になりたくて、府立西野田工業高校と言うと、担任が制止した。
普通科への進路とそこからの大学進学を勧めた理由は、
まったくそのときの思案は実現されえたこともなく、具現などされてはいない。
高校選びの指図だけでしかなかった進路指導である。

先日、大阪の岡崎橋で商談があり、小、中学校をすごした町並みの変貌に
少し戸惑いながらも、どこか吹く風が秋とはいえ埃臭く、
立売堀の機械工具の町並みは相変わらずだったし、
阪神高速信濃橋出口から、近道した瀬戸物町の町並みは変わらず、
明治小学校の校舎からは昔は感じることはない。
サムハラ神社はビルの谷間に隠れてはいるが確認できた。
パトカー基地と呼んでいたが、大阪府警の警ら隊の建物もそのままである。
幼馴染の定食屋のマーちゃん、まゆみちゃんの店が廃業していたのがさびしい。

この本が今私の本棚にあり、
手に取り懐かしさに熱く涙する一人の深夜であった。





野菜マニアたる所以   4/4 +1+1 最後!

2009年09月07日 | 野菜の事
結局、公開できる事柄だけで相当量のものになっている。
その他色々興味を引いた資料を整理して、
このブログに記載しておこう!
私の手元では、かいつまんでも相当量のデータと種苗開発に
関わった方々との質疑応答がかなりのノウハウ蓄積に成り、
今後考えている、事業のあり方についての資料になっている。
自称、野菜マニアとしての自覚を得るにふさわしいと自賛している、
今日この頃である。


此の頃、何処の量販店の青果売り場でも見受けられるようになった
カラーピーマン《パプリカという名前で物流されているのが多いか?》で
あるが、栽培の基本である生育を促すための整枝の方法をこの資料では
詳しく説明されている。
以前、野菜栽培を実践として学んでいるときに、借りた園部の農場で
栽培したことがあるが、確か、苗は三種ほどで、
結実後徐々に果肉の色が変化したことを記憶しているが違ったであろうか?
緑→橙→赤→紫→黒
白→黄色→茶
もう一種は記憶にとどめていない。


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京野菜の代表といえる伏見甘とうがらしや、万願寺とうがらしのことにも
参考になると思う。
甘とうがらしは、夏野菜の代表格で、その草勢と最盛期の収穫期は一気大量に
収穫でき収量は目を見張るほどになる。
また、果を好むアブラムシ等の防虫作業も良い結実終えるためには重要であると
私は認識し結論を持っている。


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もうそろそろ、京野菜の枝豆《紫頭巾》が収穫出荷の便りが聞けるのではないで
あろうか?
わたしは、盛夏の盛りに食べる枝豆は、止まるを知らず目の前にあるものは
美味しく全て頂けるほど好きである。
唯一、品種でいうなれば、マルタネの《タンクロウ》が美味しいと思う。
先日、知人から《だだちゃまめ》を食す機会を得てこれも捨てがたいものと
納得できる味であった。


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最後にオクラの花で締めくくることにしよう。



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野菜マニアたる所以    4/4 + 1?

2009年09月07日 | 野菜の事
前頁に続き、研修内容を整理することにしたのであるが、
あまりにも資料が多くて1ページでは・・・・・・。
で、
もう1部を追加して整理することにしました。
営農全般に関しての内容が濃く勉強です。


トマトを栽培する上での、品種の選定は重要であるということを
系統に分けて分かりやすく説明している。
家庭菜園用に作りやすい品種を選定しているところに好感が持てる。
品種選定の要は、菜園の環境と季節時期を間違えないことは
大前提であるが、何より生育の管理が自身の技術レベルを自覚しないと
満足の結果は得られないと感じる。


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この資料掲示は、栽培農家向けの経営上の品種選定であると考えてよいと思う。
品種のもつ性能が示されており、その性能を引き出せうるだけの営農技量が
必要である。夏季用品種を中心に述べているが、
後述するが、トマトの栽培に関してその栽培環境の変化に逆らわない
細やかな観察と、先手先手の病疫防虫作業が必要である。
もちろん天変に関しては最も気を使うところであるのだが・・・・・。
ここの説明では指標として捕らえるべきで、
天変に打ち勝つ対候性作物は、私の知る限り皆無である。


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トマトはアンデスの高地乾燥地帯が原産であることを知る人は多いと思う。
その祖先をたどり考えるとき、日本の高温多湿の夏の気候は果たして
好適地なのであろうかという疑問が沸いてくる。
よって、植物の生理として、遺伝子は生きているなれば日本の夏の機構は
必然的に勢いを阻害し、好まれざる結果を生んでしまうこと
は当たり前といえば当たり前であろう。


↓下記URLクリックで拡大表示
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その好ましくない生育環境におかれたトマトはさまざまな生産者の思考により
本来の姿ではないトマトを消費者の評価によって手が加えられて管理され
生産されている、と、言えるかもしれない。
一度原種に近いものを食してみたく思うが、多分美味しくないであろうし、
そのような商品価値の低いトマトを生産する農家も無いのではないであろうか・


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台木の選定を重要視するこの説明版に私は強くひきつけられた。
ほとんどの生育条件に対する不利益に対応できうる台木を開発していると
いうことである。
先にも述べたが、本来の生育環境ではない場所に人為的に対応する品種を
作りうる技術はもはや科学的空想の分野へ進展を始めているのかもしれない。
水と光と気温と必須養分さえあれば、
場所を選ばず生育させることが出来る品種も可能であろうか?


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野菜マニアたる所以   4/4

2009年09月07日 | 野菜の事
先回よりだいぶ時間が開いたのであるが、申し訳なく思います。
体調を少し崩し、仕事もそこそこ忙しく、と、言い訳言うより、
本音は邪魔くさくなっていて、忘れていたというのが適当です。
農場研修会で掲示されている説明文章パネルで興味深いものを
公開することにしました。
興味のある方は、クリックして拡大してみてください。
より、専門分野的技法や品種選別の方法が確認できるかと思います。


種の少ないスイカ品種の交配について述べているもので、自然の道理に
従ったことで安全性をアピールしている。
種が無いスイカにこそ、私は違和感を覚えるのであるが・・・・・。
種を口から吹き飛ばしながら食べるスイカこそ、
夏旬の食べ物と感じるのは私だけでないはずだ。
しかし、種がわずらわしく消費が減っているというなら
それは間違っていると思う。
スイカを切り売りすればいいのでは?冷蔵庫中でも邪魔になるまい。
何よりも、一気に大家族で丸々一個を消費できる家が少なくなってきている。


↓下記URLクリックで説明文拡大されます。
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胡瓜の病気であるカッパン病に対抗できる性質を持った胡瓜品種である。


↓下記URLクリックで特性説明が拡大されます。
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この品種も複合対病性の性質を持つ胡瓜品種である。
考えるに、毎年ではあるがこれらの病気に対しては各社とも研究が熱心である。
経営農家にとって収穫最盛期に病気により収穫が減ることは死活問題であり、
またその伝染は地域の同様生産者にも病被害を伝播させてしまう危険性がある。
やはり、温暖化と異常気象のなせる業か?
本年の収穫状況もあまり芳しいものではなかったようだ。


↓下記URLクリックで特性説明が拡大表示されます。
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胡瓜栽培の要点を的確に表示している説明文章で、
他多品種の胡瓜を栽培する上でも参考にしても良いと考える文面である。
特に、雌花の摘出は草勢を維持するために重要で、
尚且つ、その直後に執り行う追肥の作業は草勢を長く保つための
テクニックであるといえよう。追肥は液肥を潅水に混入することにより
手間が省けることも見逃せない。


↓下記URLクリックで栽培要点が拡大表示されます。
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千両ナスの頭部ヘタにたまに指に刺さり難渋する《棘(とげ)》を取り去った
品種を説明する文章である。
輸送中に箱の中で隣り合わせの果や前後左右の果に傷をつけるのを防ぐ役目も
持つようである。
輸送耐久性が良いということは、収穫後の鮮度の保持も良いということ
で、消費者にとっては歓迎するところである。


↓下記URLクリックで説明文が拡大表示されます。
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メロンの生育に関して手入れ技術を解説した資料である。
分枝の方法と展開の方法が良く解説されていて、
初めて栽培を試みた方には心強い資料であると思う。
せっかく着いた果をあっさりと切り捨てることはもったいないと考えがちだか、
後の生育と結実果の品質を高める手法としては基本である。


↓下記URLクリックでメロンの分枝整理の方法が拡大されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/3a/1a497fbdbabfb7634917478d2bd90dcc.jpg

書ききれないので、追補し次ページにて話を続けます。
次ページは、トマトを中心に述べています。