池やん!まいど!おおきに!ごきげんどぅ!

仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

米作り・所感 その1

2013年10月08日 | 私の仕事
本年、初めて米を作ってみた。全くの無知からの無謀発想と行動スタートを切ったのは、
本年5月の連休明け。
それも思い付きでいきなりのスタートであった。

作るなら≪コシヒカリ≫という事は念頭にあったのでそれを具現してみようと、
早速、行動を開始した。
で、
苗を探す事もままならず、思案すること数日、
既に回りの農家では田植えを済ませているところがほとんどで
生育が大丈夫かという不安一杯の米作り一年生の勉強が始まった。

苗の入手!
私の住む地域のJAの育苗は、先年の実績を基にした各農家の予約により販売されていて
今更、余剰の苗を購入するのも面白くなく、
それじゃ~と、毎年、最上級の品質を獲得している≪全国の食味ランク=特A級≫の
丹後コシヒカリの育苗苗を入手しようと決意して、なかなか、苦労していると、
京都府農林水産部のご紹介により、快く、その苗を分けてくれる方を見つけることができた。
即、丹後に向かった。
で、
苗の状況を現地の赴き現認して、田植え日の確定を元に逆算して引き取の日時の打ち合わせを
行った。





その時感じた事は、今まで目にした育苗苗には無い勢いが凄くて、草丈が長く、
何よりも、育苗床を剥がし裏返し開けて見て根の張り、本数の多さが特徴的であった。


代掻き!
以前、この田んぼは、小松菜・ミズナ・ミブナの畑であり、それに応じた土作りを行っていたので、
米作りに必要な養分は充分充当できている事と推測できるので、
一切の肥料の散布は最後まで行わない事とした。
即ち、最初から最後まで一切の肥料を使わないで米を生育させる。
前作も堆肥だけしか使用していない実際と、少量の追肥(完熟鶏糞)だけの使用で
収穫を相当量行ったのだが、充分すぎるほど豊穣な土壌であると勝手に推測して、
自身に言い聞かせる納得で決着していた。




田植え!
色々な方を誘ってみた。上田米穀店が大勢をつれて来てくれた。
うぅ~~~ん、現代の子達の食物に対する愛情の無い扱い方に少し戸惑うも、
古い友人も手伝いに来てくれたりして、先ずは無事に終了。




順調な生育!
田植え後、2ヶ月。祇園祭より速く今年は梅雨明けを向かえて、高温少雨の気候の中、
潤沢な水量を確保できる私の水田では、水に悩まされることも無く、
隣の水田の向井さんのおかあちゃんの頼んでもいないのに、勝手に水管理をしてくれる
本当にありがたい親切に甘えて水稲はすくすくと育ち、良い状態の結実を確認できるようになった。
カメムシの防除も嫌なのでしないことにここで決意!





穂肥(ほごえ)といわれる、結実期に化成肥料の散布を行うのが一般的なのであるが、
行うことはせず、最初の予定通り、基の土だけの力を信じる決断を行った。
といえば格好はいいのであるが、本当は凄くビビッてた。
8月中旬、水田の水を一気に抜く。落水。


穂が色付き始め、頭をたれる!
ここから完熟を促進するために充分に地温を上げ、養分吸収を目的とする管理を行った。
あとは、稲刈りの見極め。
9月中旬以降、16~23日までの間で行うことに決定する。




水害!
周りの水田は全て稲刈りを済ましていて、「いつするの?」という質問も受けていた。
私は、まだまだできるだけ土の上にいて、黄色く熟させたく思っていて、
その言葉には正直、「皆さん、焦りすぎじゃないか?」と思っていた。
で、
あの水害である。200メートル先の熊田川の堤防が切れた。
私の水田は、水没や土砂の流れ込みは無かったものの、水に押されて全ての稲が倒れた。
流される事が無かったのが奇跡。



たぶん、根の張りが強かったたくましい稲であったからであろうと思う。
正直、脱力し、悔しくて不満のぶつける先も無く、現状を見て泣いてしまった。
二度と米など作るものか!の気持ちで一杯であった。
が、
気持ちを≪戦う≫という感覚を持つ事にしたら、とにかく、稲刈りをしよう!という
決意が湧いて来るから不思議なモンである。
で、猫が捨てられていて新しい飼い主を探してやらねばと拾う。
こいつが曲者!
私の食費を圧迫しかねない食欲を持つから困ったものだ。


稲刈り!
難儀!!!!!!!この一言しかない。
この私が難儀するのである。
また、これだけ辛抱して根気良く仕事した経験が今まで無い。
何度、燃やしてしまおうかと思ったか・・・・・。
しかし、
皆が私の行動を注目しているし、実際に行動を良く観察されているのを分かっていた。
(他の農業者の目は諦める者には冷たく、行動する者には暖かく、尊敬と賞賛を伴う。)
だから、多くの稲刈りの手伝いの申し出をお断りした。
最後まで、一人ですると決意。


稲木干し!
ここまで手作業でコツコツやってきたのだから、
それじゃ~と、昔ながらに稲木に干して稲を乾燥させてみようと考えた。



で、昨日、水分量を測定した。
結果良好!正直嬉しい。




残された課題!
今夜は脱穀・籾摺りをどうするのか?どうしたのか結果は、又、後日このブログで報告します。

【これが、男の生きる道】



○所見
米作りの採算性
全く利益など無い事を認識しなければいけない。
米作りを始める前から計算ができるのであるが、下記の如く通常の販売では利益が出る訳が無い。
まして、他人様の機械や労力、管理を委ねるとなるとそれらの賃金や費用を負担する事を
経費換算する知識を農業者は計算できないのであろうか?
ここは農業者心理の摩訶不思議な事である。

一般的な耕作面積当たりの収穫量と収穫金額
収入
面積      1反
玄米の収穫量  450kg
収穫金額    90000円(農協渡し)→A

経費
苗代      11000円
田植え依頼   25000円
稲刈り     30000円
脱穀籾摺り   15000円
米穀検査代・草刈・肥料・農薬の経費の概算合計  20000円
経費概算合計  101000円 →B

戸別補償    15000円(受給できればいいが?不透明)

収支(A-Bに戸別補償を加算した)  4000円の利益

上記に減反政策により、29%の米作面積が減っている。
即ち収穫量は30%ほど落ちる。
収穫金額は単純に30%減算してみたら・・・・?

しかし経費はそうは変わらない。
で、でっ・・・・、でも作る。

ますます、良く分からない。
作物はわが子と同じという農民の心も理解できるが、
しかし、農業が生計という専業農業者なら経営という観点から考えればこんなばかげた
農作物は無い。
日本の主食生産は、このような経営実情である事が現実である。

私が常に、「既に農業は破綻している!」という訳の一つには、
農業者自身の行動や無思案が原因のように思えてならない。

私は、心中本音、就農者のほとんどを占める惰性的農業者は早く淘汰される事を望んでいる。
まぁ、時間の問題であろう。

草を刈る

2012年05月27日 | 私の仕事
広い面積の草を刈る事にした。

道路に面した法面の上に私が作業している畑があり、
その法面の雑草をうっとうしく思っていたので作業時間が空いたので
刈り払う事にした。

刈払機は共立のSC260。
2stのトルクが太いのでかれこれ10年以上は使用している。
故障が無いのが嬉しい。
混合オイルと未使用時の保管方法に少しの注意を実行するだけで
本当に長持ちしている。



府道に沿った草を刈ろうとする法面の長さは約70~80m。
高さが約2m位だと思う。
上部の刈り取ろうとする草には当然、刈払機のリーチが足りないので
下部を刈り取っていき上部を刈り取る足場を確保する為に境目をつけて
刈り取っていった。
で、
下部分を刈り取ったのが下記画像。



続いて上部を刈り取っていき完了間近の出来栄えが下記画像。
最上部の立ち上がっているイネ科の雑草は、その下に金網のネットが
獣が潜って畑に侵入しないように張ってあるので、
今回使用している円形ソーでは刈り取る事ができないので、
次回草刈時にはナイロンコードで叩き切る事にする。



竹くま手で、刈り取った草を集めて作業は終了。
開始から約2時間半。

燃料はけっこう使って、1ℓ程か?
混合比はカストロール・2Tを35対1の混合比。
なぜ、高価なカストロールか?
通常のDAYで販売している混合オイルやガススタンドで販売している物よりも
混ざり易いように感じるし、何よりも昔から2stオイルはカストロール!
という、こだわりが有る。
排気ガスの紫煙が薄く、何よりアクセルの付きが良く、
決定的なのは排気ガスの香りが良い。

刈払機を使用した事が有る方ならご存知であろうが、刃は反時計回りに回転している。
普通は、刃も右から左に送る時に切れる設計で有るが、
私の場合は八枚刃をチューニングして左から右へ戻す時にも切れる刃に改造して
使用している。
それと安い刃を使用しているので頻繁に研いでいる。
刃の鋭さは刈り取りの性能を極端に左右する事なので作業時間短縮と燃費向上には
重要な要素だ。

私の方法は誤った使用方法で、場合によっては危険を伴う方法なので
あまりお勧めはできないが・・・・・。

でも、仕事が速い。

府道365号線沿いの畑で刈払機や耕運機を使用していて、
サーキットのあの匂いがする畑を整備しているのが私である。

先日、ホンダの小さな耕運機を手に入れることができた、
もちろん中古で不動のものを整備して使用できるようにしたのであるが、
早速、オイルを交換。
これはカストロールではなくMOTUL!硬いのでスターターが重たい。
4馬力のこのエンジンのボアアップを考えていたりもする。
憎たらしくも生意気なOHVエンジンである。
もう少し回転の付きが良くてピックアップが改善されてトルクが欲しい。
キャブレターもイマイチの単純構造な物であるが、
やっぱり!
京浜製のキャブレターであったのでさすがホンダ!
少し嬉しく思ったりもしている。


日活映画「草を刈る娘」 吉永小百合 浜田光夫


草を刈る事を題材にした人間性ドラマ映画のように思っていたが、
田舎を舞台にした純愛映画である。
この映画で出てくる山は浅間山か?

畑にいつも登場は・・・・・・。
シマヘビのニョロ太、とんびのトビ助、カラスの黒頭巾は毎朝のメンバー。
奴らの相手はもう飽きている。
で、
私も畑仕事の励みになるような女子が現れて欲しいのである。
浜田光夫よりは私の方がまだイケテルと思うので有るが・・・。
今のところその登場は期待薄だ。

しかし、昔も今も美しい。

浅間山の事ではない。

吉永小百合さん。


馬が24頭分の仕事

2012年05月05日 | 私の仕事
朝から、トラクターを使用して、畑を耕してみた。
実にスムーズにできるものである。
私のポリシーとして超低速で時間をかけて深く耕している。

で、作業時間1時間半程。
通常の作業者と普通の要領ならこの半分以下の時間でできるはずだ。







私が使用しているトラクターは24馬力
馬が24頭分の力か?
でも、もっと力が全輪出力では出ていると思う。
水冷ディーゼルエンジンで4WDで、副変速4段、主変速4段、
作業用PTO4段の変速機能を持つ。
でも、クラッチ操作のいるマニュアルミッション。
作業状況によって随時変速が必要となる。

旧式で使い勝手はあまり良くない。

でかい家を建てたとか、でかい仕事を成し遂げたとか・・・・・。
超オヤジなのに若い嫁さんとの間に子供ができたとか・・・・・。
とにかく、がんばる人、がんばった人を「あの人、馬力有るな~~。」と
驚愕半分、憧れ半分で言う人が居る。
で、
馬力は馬の力。
1馬力=0.75kW
馬並みではない。
馬の力だ。(ちから・チカラ)

そこで馬力について少し調べてみた。

馬力(ばりき)は仕事率、工率の単位で、
元々は馬一頭の持つ力を1馬力と定めたものであったらしい。
世界的な表示方法としては、ヤード・ポンド法に基づく英馬力、
メートル法に基づく仏馬力など、各国、各種の馬力の定義があるようだ。
国際単位系 (SI) における仕事率、工率の単位はW(ワット)であり、
馬力は併用単位にもなってない。

1馬力は荷を引く馬が継続的に荷を引っ張る際の仕事率を基準にしていて、
単純に「馬の最高出力=1馬力」を表すわけではない。
それでは、
英馬力という単位について記す事にする。
ジェームズ・ワットが蒸気機関の能力を示すのに、
標準的な荷役馬1頭のする仕事を基準とした。
これが英馬力の起源で、
《1秒間につき550重量ポンド(lbf)の重量を
                 1フィート(ft)動かす時の仕事率》

(550 lbf·ft/s)となる。

計算の根拠は馬の牽引力の平均が180重量ポンド、
1時間、馬に牽引させた距離が10852フィート、
従って1時間当たりの仕事率は、
180×10852=1953360フィート・重量ポンド/時である。
1分当たりは、
1953360÷60=32556≒33000フィート・重量ポンド/分、
1秒当たりは、
約550フィート・重量ポンド/秒となる。
これが1英馬力。
ワットで表すと、1英馬力は約745.700Wである。

英馬力は、英語の《horse power》の頭文字をから
HPという記号で表される。
hpと小文字で書くこともある。
また、出力を測定するダイナモメータが制動力(ブレーキ力)を利用して
測定されたことから、 《break horse power》の頭文字をとった
bhpが使われることがあり、数値はHP=bhpとなる。

世の中ではPSやkwが使われることが多く、
HPやbhpは主にアメリカとイギリスの自動車メーカーで使われている。

仏馬力は、メートル法(重力単位系)に基づき、英馬力の値に近くなるように
定義したもので、メートル法がフランス発祥であることから仏馬力と呼ばれている。
その定義は、
《1秒間につき75重量キログラム (kgf) の重量を
                   1メートル動かすときの仕事率》

(75 kgf·m/s)となる。
Wで表すと、1仏馬力は 735.49875Wである。

経緯は、英馬力から仏馬力を決めたことにある。
ft·lbf ≒ 0.0138255であり、
550フィート・重量ポンド/秒が1英馬力である。
それをメートル法に換算すると、
550lbf·ft/s ≒ 76.040225 kgf·m/sとなる。
この数字をもとに、75 kgf·m/s がフランス馬力とされた。

このため英馬力と仏馬力は等しくなく(英馬力>仏馬力)、
1 仏馬力 = 約 0.986 英馬力である。

記号は、ドイツ語のPferdestärke(馬の力)の頭文字の、
PS または ps が日本やヨーロッパで使わている。


日本での馬力は旧計量法では、1馬力は英馬力とも仏馬力とも違う750Wとしていた。
これを日本馬力と呼ぶことがある。

1999年施行の新計量法では日本馬力をやめて仏馬力を採用している。
(条文上はWの0.7355倍としている)
ただし、本文ではなく附則において、内燃機関・外燃機関の工率の計量に限定して
「当分の間、工率の法定計量単位とみなす」として使用を認めている。
新計量法がSIを全面的に導入するために制定されたものであり、
本来であればSI組立単位であるWを使うべきで、
しかし、馬力が広く使われており、これを廃止すると混乱を招くために移行措置として
使用を認めているものらしい。
そういえば、最近の新車のカタログではエンジン出力表示にはキロワット (kW) とともに
馬力(仏馬力)が併記されているのをお気付きだと思う。


赤いトラクター 小林旭


トラクターでの耕運作業を終了してから、先日の草刈りの続きの作業で
午後からは別の畑へと移動した。
農業用水路の周りの雑草の刈払いを行った。
機械を使用するとはいえ、結構上腕筋がプルプルする。
腰より高い位置の雑草を刈るから刈払機を掲げ持って行うからだ。

この刈払機は長く使っていて故障知らず。
こだわりも有る。それは混合用オイル!!!!
カストロールの2サイクル混合オイルだ。

レーススタート時のサーキットのあの匂いが畑に漂う。
至福の香り。

ごみ収集車の天ぷら臭ではない。

農作業を久々にして、以前よりたいそう馬力が落ちた。
日々、どうしても太りがちな体質ゆえに食事に気をつけて
鍛えているつもりなんだけれどなぁ。

農作業は、スポーツジムでの筋トレの必要が無いほど全身の筋肉に
心地良い張(ハリ)を覚える事ができる。
で、そのジムに行こうとする考えは滅失した。

こりゃ~~~、一挙両得だね。

事の最初が事の結果という不思議

2012年04月27日 | 私の仕事
仕事の段取りをどうしようか思案している朝一番に考えがまとまらないので
先ずはブログをアップする。
今日は連休前の月末でもあり、車も多く街中の渋滞に巻き込まれると効率が悪い。
できれば京都の街中での仕事は避けたいものである。

で、
これから記すのは最近の行動の事柄。

堆肥を大量に購入した。
先ずは発酵鶏糞、即効性が有る。



下画像は私が、以前から信頼をおいている完熟発酵堆肥だ。
じっくりと持続性が有る。



これを、先ずは耕した圃場に撒き、鋤き込んでいく。

1反当りの生育に欠かせない要素の成分比率は独自の《感》である。
元肥を大切に考えることで土の活性を高めてみたい。
要するに、寝心地の良いふかふかの布団で寝て熟睡して
疲れと病気の無い体ですくすくと育って欲しい。

少し精神と身体が微妙におかしくなりかけていた私がこの場所に住み着いて
結局、たどり着いたのが
今までの人脈を生かした販売先からの発注の基づく農産事業のスタートを切ったのが
つい最近であり、と、同時に行き着いた農産事業の起業スタートという
ゴールを切ることができた。

体が今しかたぶん動かないであろうし、あまりノロノロはできないが
先ずはどこまでできるかは分からないが行動してみよう!!!

先日、水利の共同作業で腰以上まで水に使って作業したことが
近隣の農家のお年寄りの中で少し英雄視されている様でもあり
人的関係も今のところスムーズで皆さん私の足らない部分を
色々とご指導も頂いている。
本当にありがたい。

今日、資材を運んでいると先日の共同作業のお礼を言いに来てくれた
婆さんとの会話が傑作で記してみよう。

婆さん    「先日はご苦労ハンどした。」
       
       「パンス(ツ)まで濡れてはったんとちゃいますか~~~
              ゴッツ濡れはってどうもおへんどしたか?」

私   ボケが通じるかと思い。股間を押さえて・・・・・
       「どうも無いか分からんのですわぁ~。」

婆さん    「はははははははぁ~~~使こぉうてはりまへんのどすか?」

私はボケたものの・・・・・・・・・・・・・・・・。無言。

後ろの爺さんも大爆笑である。

爺さん 「マダマダ若いのに勿体ノーおすな~~~~。」
                   の一言に致命傷を食らわされた。

ほっといて欲しい!のが私の本心である。
ボケを真剣に返されるとボケようが無い。


そんな私の行動範囲に有る地域の風景を映像表現されている映画が有る。
《古都》(公開は1963年だそうだ。)である。

古都   Trailer    岩下志麻


山口百恵さん主演のものよりも岩下志麻さんの方がしっくりと京都に馴染む気がする。
原作は、川端康成であるが京都人の本質的な気(裏と表・顔と腹)を感じる事はできない。
しかし、
映像からは四季の描写と運命的な人の行き方の岐路については充分に堪能する事ができよう。
この映画で表現されている街、山里の風景が今も現存している事も少し驚きに値する。
特に、西陣の風景や中川の風景は・・・・・・。
予告編にも有る雪の真っ直ぐ道も私はどこであるか分かる。

唯一違うことは、北山杉の山村は貧しくない。
苗子のような運命を持つ女子は居ない。

私の叔母からこの時の撮影の様子を聞いたことが有る。


経営戦略・経営戦術の分析について

2011年08月10日 | 私の仕事
先日、販売士3級試験に合格した。
で、
10月の販売士2級試験の受験に向けて学習を開始した。
自身の今までの流通業界に居ることによって得た知識を確認するうえで、
この販売士資格の取得は大変有意義な資格であると自認している。

明日からは販売士2級試験と同時並行して経営学・経済学も勉強して、
来年8月上旬の中小企業診断士1次国家試験と、
その後の2次試験に向けて独学で取得してやろうと、
取得へ向けての受験勉強を開始する。

少しアンチョコに考えているのではあるが・・・・・・

国家資格となると資格取得率は最終的な合格率は15%を割る。
こいつは甘くは無い。

自称○○コンサルタントという何なのか分からん人たちが多い中で、
唯一、国が認定して専門的に中小企業の起業や経営に関しての経営指導、提案、
アドバイスを業とする事を胸を張って言えるコンサルタントの国家資格である。
でも、
私はコンサルタント業には付かない考えでいる。
あくまでも今までの知識の確認とこれからの知識の習得を
目標としての勉学をしていくつもりだ。

本日夕方から《還暦ダンス》改め、《突撃ダンス》主宰の経営情報学者の
O氏といつものサイゼリヤミーティングを長時間行った。
その中で興味深い話を聞いたので学習していく中で
関連する項目や関連性を見つけたならば機会があれば記述もしてみよう。

特性要因図(魚骨図)
KJ法
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)
SWOT分析
KM(知識データーベース)
そして、
検定分析
また、
QCの道具のうち
ヒストグラム
ABC分析
マトリックス分析

少し難しい話題になるので、経営学的見地や経済学的見地で
記述する事を基本として、
それを踏まえたうえで実生活のさまざまな判断する場面で
応用できるように記述していけたら良いかもしれない。

私自身の習熟の進捗にもよるが完璧に理解したうえでの
学習のまとめとしての記述を、
あるいは受験のマニュアルとしても残しておきたいと考えている。

ブログ内容は堅苦しくなるかもしれないが堪忍して欲しい。
池やんのお願いです。

坊屋三郎をご存知か?
マトリックスならぬ彼はクイントリックス!



価格高いな。

新しい行動、だから、さよなら。

2011年06月18日 | 私の仕事
新しい行動を実行しようとしている。

小学校時代、大阪に住む私は近所のうつぼ公園でよく遊んだ。
なにわ筋を挟んで西側は、当時サッカー場(現在はテニスコート、交番が有る)で
そこで毎週日曜日、豆腐屋の亨ちゃんとサッカークラブに属していた。
小学校5年生で辞めるまで通っていた。
今ほどユニホームも晴れやかでなく、白の体操シャツに白の体操半パン。
かろうじて色物といえば赤のハイストッキングであったろうか。
メキシコオリンピックの後でヤンマーディーゼルのクラブで
釜本選手とネルソン吉村選手がゲストで指導に来て、
その指導の内容がテレビで紹介された思い出があり、
両親と揃って必死になってそのテレビ番組の中で
私の華麗なるボール捌き(高度技術ではなくドリブルだけ)を
見つけては大喜びもしていた。
夏休みに合宿があり、白浜へもこのサッカークラブで行ったし、
兵庫県では神鍋(かんなべ)高原での合宿も楽しい思い出である。
その時、キャンプファイヤーを初めて経験し、感動もした。
何より見上げる空がスモッグ(公害)でいつも曇りの空ばかりの
大阪の街中では見られない星が降るがごとくの星空に深く感動した
思い出が胸に残っている。

初めての脳震盪なるものも経験したのもこのサッカークラブである。

いつもご教授いただく人生の先輩の京都府関連団体の某氏から
FACEBOOKなるものを教えていただきそのシステムを試してみた。
するとどうだろうか・・・・・・・・・・。
嬉しい事に大阪市立うつぼ幼稚園、明治小学校、花乃井中学と同学級で
遊び学んだ友人から連絡が来た。

どこでどのように間違ったのかもしれないが
今の私はその当時の純朴さは消え去ってしまっている。
時間の流れと世間の流れはそのような純朴に喜べた事を
子供じみているとか、馬鹿らしいとか、かっこ悪いとか、
いい歳してとかの文言で消えさせてしまう
ただ一枚の人生の黒板から隅のほうに板書しといてくれれば
分からない事であればノートをしていたであろうに、
読み取る事すらもできないようになっている。

あの当時の純朴さを求めてみたい!
あの当時の人格をよみがえらせて見たい!
癖で初対面の人の裏側を推測する自分が嫌で嫌で仕方が無い。

最近の体調不良も落ち着いてきた。
治るのには日々の節制と休息が必要でこれから時間がかかる。

先日見舞われた交通事故の治療に関しては
継続的にあと2ヶ月ほどは必要である。
仕事も整理が付いた。

慕情  サザンオールスターズ


さしづめ、慕ってくれた方々、愛する人に対する気持ちはこんな感じ。

では、新しい事を開始するとしよう。

相棒と仕事に取り組むという事

2011年01月06日 | 私の仕事

1月5日から相棒が働きに来た。

忙しくて承ったもののオーバーフローしている仕事を
一つ一つ拾い集めて解決してもらう為に相棒に手伝いに来てもらうようにした。
T・M君である。
生真面目でいつも真剣で緻密な観察と行動にどこかしら少し私はイライラしてしまう。
が、しかしながら、
私の持ち合わせていない部分なのでバランスが取れていて良いのかもしれないし
二人で仕事を行うという事はこんなものかと納得しているのも事実である。
今まではなんでも一人で自由勝手に考え行動を起こしていて
他人に仕事を分配はした経験が無いし、
雇用を行った事もないので相棒と仕事をするということはどういうものなのかを
勉強もさせてもらいたいと強く考えている。

今まで、
私の製造する又は私が見つけてきた商品の販売提案を
各企業さんにプレゼンしてはその担当者さんの興味を引き付けておいて、
いざ具現しようとなるといまいちその販売プランに脆弱さを感じてしまい
自信が持てなくなりそのままの企画で終わってしまっていて
それらの企画段階の具現を急かされ続けている保留の仕事が山ほどある。
これを全て、
不幸にも私の相棒となったT・M君に全てを託すのであるから、
我ながら勝手極まりない経営手腕であると思っている。

つい最近《ガイアの夜明け》で少し話題になったあのラジオショッピングの
パーソナリティの森 靖子姉御の運営する会社へのお取引の件もそうだし、
お付き合いを始めた複数の大手商社さんが
「早く製造量を増やせ~~~~~!!!!」と怒り心頭であることも
承知していたのであるが、
いまいち一人では「まあいいや~~。ア~~~邪魔臭い。」と、
腰が上らずにいたのであるがなぜかしら、
自分が仕事のリーダーとなって仕事を割り振りして取り組むようになると
気分だけではなく行動も前向きになるものであるから
《やる気》の喚起とはさまざまなきっかけが有るもので
不思議なものである。

T・M君は私との仕事の取り組みが新鮮で楽しいという。
全て会う方々が個性的で本物であるからであろうと思う。
地位や名誉を誇示する方で無いからであろうと思うし
誰とでも話を聞く開かれた意思と決定権を持つ方々だからであると思う。


しかし、よくぞまあ、私と一緒に仕事をしようなどと考えたものだ。

彼を紹介してくれた、《メッキ屋の親父》さんも超個性の持ち主であるが・・・・

俗に言う《類友》。これが結論で話しのオチ。

ひょっとすると、私以上に彼は不真面目で変わり者かもしれない。
彼を表すのに最適なものを見つけた。向かって右。


Sesame Street: Banana Talk

こんな~んつくろ~~~~~っと!!!!(小枝読み)

2010年05月31日 | 私の仕事
発想のスタートは全て私の場合思い付きによるところが多い。

こんな形で商品化ができるやん!
この容量で充分やん!
あそこのお店においても~たら売れるんとちがうか~?

商品を作る前にちょっとした《くすっと笑える冗談みたいな会話》から
商品が出来上がることが多く、又サンプルが出来上がってくるまでの時間が
すこぶる早いと自慢できる。

で、今回はお米の販売方法。
疑問からの商品開発のスタートをはじめた。
使いきれる容量がパッケージされた商品がない。
一人暮らしで最小2キロ詰めは残すの場所とる事が多い。
袋がダサい!
自然で優しさがある包材を開発できないか?

以上を思考する事しばしだがひらめきも早い。

作ったのが下記の商品。

食味ランク特Aの 丹後コシヒカリ!!2合入 スペシャル~~~~!



30キロ入る米紙袋をそのまま2合いりに作り変えた。
素朴で優しくリサイクルも簡単。
地球にやさしいパッケージを考えてみました。

ペット容器やプラスティックをリサイクルするのに多大な二酸化炭素を排出し、
利益に群がるセコイ欲張り者の存在が指摘されている今日この頃、
本質の地球の優しさを維持する為にこの素材が一番やろな~と思ったが、
森林破壊をしているぞ~と言われたらど~しょ~?と、
今、気が付いている。




宇治をうろつく《あくまで、仕事の一環です。》

2010年04月12日 | 私の仕事
JR京都駅から奈良線に乗り宇治を訪れることにした先週の半ばの事、
とても陽気な春の天気の良い日であった。

JR奈良線なんぞは、高校時代にこの路線のディーゼル気動車に乗った事があるが、
都市圏内の最短切符をかつて長距離を乗ろうという冒険をしたときに利用した事が
有るだけである。あの時は、確か大阪から新大阪までの切符を持って、
ほぼ一日がかりで駅を出ることなく一筆書きに鉄道路線を使いただ乗り継ぐだけの
鉄道旅行だった。
日中の都会の超ローカル線は乗客はまばらガラガラ。
懐かしい床下からのグオーンと言う旧式の音を出して走る電車もすばらしく郷愁を誘う。
ピューン、キューィンではない、昭和の音である事がすばらしいし、
今では体感できない横揺れもそうだが上下揺れもなかなか近頃では経験できぬものである。
途中駅での上り対向列車との交換停車も都会に近い路線では経験できるものではない。
宇治まで30分弱電車に乗り、かなり遠くに来た感じがするが、
実際すごく近い場所である。



で、
宇治橋商店街の、あるお店で相談の待ち合わせをしたのであるが、
少し遅れるとの事、付近を散策する時間が有ったのでウロウロと
1時間ほど歩いてみた。



宇治茶産地である。どっしりとしたお茶屋さんの構え見ることができる。



ひときわ人を呼び、にぎわうカフェを見つけた。
おしゃれである。
タダ!無料の文字が躍る!
しかし、来店された方はレジで清算を待っているようで
なにやら商品を購入されているようである。



 ↓昭和初期に立てられた鉄筋構造のお店である。



なかなかお目にかかることのなくなった、天ぷら屋さん。
どこの商店街、市場のテナントさんにはあったものであるが・・・・・
スーパー等での冷蔵ケースのゴンドラに並ぶ袋入りのフライ物やさつま揚げ、
しょうが天よりやはり店前で揚げる物を買いたいと思うのは私だけであろうか?
お惣菜コーナーの揚げ物も、無人でトングでつかむ販売方法より
揚げたてを紙袋に入れて欲しいもんである。
持ち帰ると余分な油が紙袋に吸着していて程よく美味しさを深める。
お母さんが店番をしていた。



質流れ品を扱うお店であろうか?
本日最強のお店である。
私は歩くのを忘れてこの店前を離れる事が出来ずにいた。
逆光でこちらからは店内の状況は見えないが、店内からは、
きっちりとこちらの動向を見抜かれていたに違いはないと思う。



思わず涙物の品々が並ぶその陳列ケースに私は夢中になってしまった。
そこになぜかいろんな意味で本物を感じる。

 ↓ 下記URLクリックで陳列商品を拡大表示します。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/4a/ea4d6afc918ac3f80b64e6549e32bf0f.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/a5/a13d42822544be15c38e0e98dd802424.jpg

もう一度探検が必要である。趣深し!この界隈。

ホームページの再構築する。

2010年04月02日 | 私の仕事
ホームページの再構築を行っているのであるが、
あまりにも記載する内容が濃すぎて整理にてこずっている。

あの事柄を書かなければ、この事柄が説明がつかないし、
この事柄を説明しようと思えばあの事柄を説明しなければいけないと
いう具合である。

手間のかかる説明内容の連鎖状態。

説明に関する迷宮スパイラルに入り込んでしまっているというところだ。
項目のリンクの複雑さにも問題があるのであるが、
商品の説明ページ数を減らすわけにはいかないし、他の趣味的様相のページに関しても
検索のワードが多岐にわたるほうが少しは、SEOの対策になっているようにも思える。

先日、私との会話が多数の人から「面倒くさい!」と言われた。
曰く
私との会話だけでなく発想と性格も含めてであるらしい。

私の意図とする事が、理解できるまで少し時間がかかると言うのだ。
ストレートに話を切り出せば良いのに、結論に至る過程から話す癖があるようで
単純な結果ながらも、話が長くなっているから《面倒くさい!》らしい。

私の会話が面倒くさいと言う方々には、
死刑判決は、判決理由から先に述べられる事を教えてやらねばならない。
判決主文は後回しと聴く。

それだけ、私自身、一言一句を考えて話していると言う事を理解して欲しいものである。

あえて反論する。

が、

でもすごい、こじつけだな。
自分でもこの頃、相手は《めんどくさいやろな~》と感じる会話があることは
確かである。
今度は、会話を義太夫の節で語ってみようか?

で、
http://ikenishi.com
問題のホームページ。

ほんとうに疲れた~。

2010年03月08日 | 私の仕事
やりかけの仕事が急にばかばかしくなって、
途中で未完のまま放り出してそのままになっていることが多くなった。
仕事だけでなく何もかもである。

成果の見えない折衝と打ち合わせに歩き回り、
かといって、若くはない体力には限界があるのかも・・・・・、
と、
体力のなさを憂い思う事が多くなってきた。

電車やバスに乗り空き席を探すことが多くなってきたし、
すぐに行動できたものが少しワンテンポ遅れての始動となることが増えてきた。

たぶんまた何かの病気にかかっているかもしれない。

先日、日曜日の朝、久々に《題名のない音楽会》を見た。
ショパンのピアノ曲《雨だれ》に慰められて一人涙する、日曜日であった。



人ごみに疲れるし、私のような田舎者は人の流れに乗る事すら
大都会では苦労の連続である。

今日はもう仕事をやめる。
と、
考えているのであるが、
やはりその仕事を休止する事が気になってその手を休めることが出来ない。
手を休めることが不安で不安で仕方ない。
手を休めると罪悪感が脳内支配する。
言葉を発して動いていないと不安で不安で仕方がない。
収入につながらなくても動かないと不安で仕方がない。
絶えず不安定な心境で日々をすごしている。

休む勇気が欲しい!

《もっと強くならんとあかんな~。》と、思うのであるが
絶えず不安な気持ちは取り払えずにもう15年目の無休人生である。

有馬のお取引先を訪問

2010年02月28日 | 私の仕事
先日、26日に兵庫県有馬のお取引様を商談に訪問させていただきました。
昨年からお取引が始まっているのですが、今回、2回目の訪問である。
平日にもかかわらずお客様が日帰りの入湯をされているようである。
この企業の運営するホテル様からの商品開発と拡販流通のご依頼で、
どこまで販売量を増やせるかが私の使命であるとともに、
この企業様の商品にふさわしい売先をお取次ぎさせていただかなくてはならないと
考えている。



昨年からこのホテル様に同居する問屋さんを通じて商流が始まっているが、
このホテル様と同調するその問屋さんは気さくな方で、大手食品メーカーの技術畑を
歩いてきた方でその企業(カレーやプリンで有名なあそこ)を退職され、
この地域を中心にこの企業様専属の問屋業を起業された方である。
製造方である私の思考をよく考えてくれる方で仕事のしやすい意思協調できる方で
すごく助かっている。

先回訪問したときは周囲の山々の紅葉がすばらしく良い景観であった。
今回あいにくの雨霞であったが濡れた山肌に作られた町並みはそれなりに
風情のあるものである。

道路網が整備され、私は芦屋からの芦有道路によるルートが早いと思っていたのであるが、
西宮からの西宮北トンネルが安くて便利であることを発見した。
もちろん、京都からなれば中国道西宮北ICまでの高速道路利用が便利なのであるが
我が営業車高速道を走れる状況でなく、一般道利用にての六甲超えで訪問である。
宝塚からのアプローチも可能であるが、下見を兼ねて前記トンネルを利用してみた。

しかし、早急にタイヤを変えなければいけない。

我が営業車は雨の山道ではどこにステアしていくかわからない状態である。
だから、高速道路を利用しなかったわけでもあるのだが。
このことが事前に確認できていることと、認識がないドライバーとの違いは、
突然の雨などにまみれた場合に後者はスリップ事故を起こす可能性が高い。
今、我がキャラバンは
スリックタイヤで雨を走るような状態!今このような状況である。
昔、峠走り仲間で言っていたレーシングスリックタイヤではなく、
レインスリップタイヤ!である。

あ~また出費。車齢10年目!あと3年は乗らなければ。
でも、走行30万キロを超えた。たぶん重大故障の出現は時間の問題!
時限爆弾の様相を呈している。出来るだけ人気のあるところで爆発して欲しいものである。

以前、15年前ハイエースは若狭の山奥で深夜に絶命し、雪解けの泥雪山道を
10キロ歩いた。JR湖西線の電車に乗りかえってきたが、周りの人が嫌な顔をして
避ける。そのことが頭をよぎる。嫌だ~っ!




車椅子が何気にフロント周辺に留置している優しい安心感が素晴らしいと思う。







お中元商品発送の中休みに商品発想を試作する。

2009年07月14日 | 私の仕事
胡瓜の赤しそ梅酢ジュレ添え!



今週末まで発送商品の漬け上がりの時間が空いたので、
以前やってみようと考えていた新商品の試作を今日はしてみた。
先日、このブログでも紹介した赤しその漬け上がりも上々なので、
赤しそのジュレを添えた胡瓜の浅漬はいかがなものであろうかと
試作を行ってみた。
昨日、京都府福知山産の胡瓜を軽く塩押しして昆布で漬け替えしてあるので
その昆布のあっさり下味と、少し甘めに仕上げたしその香りと色の良い
赤しそ梅酢のジュレがマッチングすると考えての試作である。

発想のきっかけには、お向かいの市場の漬物屋の女将さんの一言、
《赤しそのゼリーを作ってはるお客さんいてはんねんえ~。》
当ブログを良く見てくれていて色々とご意見頂戴する。
大将は朗らかで優しい方である。
色々とお話をさせていただいて勉強になることが多い。

《ゼラチンを溶かすときにダマ(玉)にならんよーに!》溶かす順番があると、
オコゼの唐揚げを酒肴に冷酒を飲みながら教えてくれた方もある。

ゼラチンを使うことに少し抵抗が有ったのであるが、
植物性で同等の性能を発揮できる食材が探し方がいけないのか、
私の知っている範囲では見つけることはできなかった。
とりあえずは・・・・・の感覚でゼラチンの使用となった。

ジュレソースとお漬物ともマッチングについては、
私自身初めての試作である。

この商品だけではなく、京都産の果菜を使用して色々なジュレを添えた、
さっぱりとした風味の夏向けの新感覚のお漬物を提供していきたいものである。





赤しそで~す!

2009年07月08日 | 私の仕事


赤しそを買ってきた。約13キロほどである。



水洗いしながら全部葉をちぎると約5キロ。



葉に塩を満遍なくまぶす。



塩をまぶしてからしばらく放置するとしんなりとしてくる。



で、小分けに取り分けてもみ続けると真っ黒い汁が出てくる。



二回目の小分けしての塩もみを終了。



かなりの汁を絞り、ぱさぱさになるまで固く絞る。



すかさず、梅酢を注入。



見事である。即発色。



先ほどの搾りきったしその汁に梅酢ではなく、クエン酸を少量添加する。



これも発色する。が、色合いがイマイチ。


ホームページとブログの新装

2009年05月20日 | 私の仕事
久々に投稿を開始することとなった。

何をするわけでもないのであるが、自分の経営する店のホームページと
そこで販売する商品の案内とをこのブログでも紹介して、
より一層、顧客の購入心理をつかもうという明らかに売りまっせ!
下心が見え見えブログとホームページに変身させようという企みである。



そりゃ~色々な方からご意見頂戴して、
今のままではいけないと思いつつも構想すること約一年。

新案がまとまり、少し動き出したので、
これからこのブログの内容変化と新装成るわが店の
ホームページ構築にかけての経過をこのブログで
公開していきたいと思います。

昨年、西賀茂から新しい作業場と直売店舗を西陣に移転した事により、
多忙になり、趣味であったバイクは手放すに至ったし、
健康のためにとスポーツジムに通い、熱心に食事の節制と少しきつめの
運動によって、少しは効果が出たのであろうかと思う体には成れたのであるが、
結局、疲労が蓄積してやつれていただけでなんら健康増進にはなっていなくて
そのジムに通う他の気楽な、ある意味ジムに行かなければ一日が終わらん病に
覚醒された人たちの姿を我に移し見るに耐え忍びなく、
だらだらとした単調なレッスンとかび臭い施設の老朽化に嫌気が差し、

えええええ~~~~~~ぃ
何もかもすべてをリセットするのは今だ!!!!



で、何もかも白紙にして考えること半年。
やはり仕事に生きてみようと決心して、
今日の充実したよき日をすごしている。

私は仕事が好きで仕方ない事を実感した。