池やん!まいど!おおきに!ごきげんどぅ!

仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

いか刺し定食(じゃっぱ汁付き) 八戸の駅そば みちのく一人旅 

2012年02月26日 | おいしい事
先程までは仙台に居て、その仙台に昨秋に訪れた時のような感動も少なく、
日にちを開かずして早速、岩手~青森へと足を伸ばす事になった。

下写真の建物は岩手と青森の県境の町である安代である。
少し興味を引く街並みと建物が目に入ったので写真に納めてみた。
大きなお屋敷風でもなく、何かの作業場の跡であろうか?
な~~んも無い事を期待したので有るがここにもローソンがあった。



しかし雪国らしくその風情は関西人の私にとっては新鮮である。
何よりも東北弁が心地良い。
道を尋ねた郵便配達のおにーさんもそうであったし、トイレをお借りしてアイスを買った
先出のローソンのおかーさんパートの話す言葉が嬉しくてたまらなく思っていた。
仙台市内では標準語があふれているのであるが、少しはなれた東北道村田IC近くの
ファミリーマートの店長さんも東北訛りが心地よく聞こえた。
田舎の言葉として定着した印象の有る訛りであるが是非全国区で知られているわけで
一昔前から全国デビューを果たす事のできた関西語に速くなってもらいたくもする。



そんな岩手県安代から目標地点である60Kmほど離れた八戸を目指した。
八戸でも少しハヅレの陸奥市川駅で青い森鉄道の列車を待つ。
17半過ぎまで列車が無い。1時間に一本。
約1時間弱の待ち時間である。



横殴りの風に氷粒のような雪が強く体に吹き付けて来てたまったもんではない。
その表現をするなれば、冷た痛い。
そんな寒い駅の風情を見ているとどこか暖かい気持ちになってくるから
不思議なモンである。
雪に埋もれた無人駅のホームは私の脳裏にかの映画のワンシーンを思い浮かばせる。
なかなかにすばらしい自然のなす技の演出のあのシーンの光景を思い出させるのである。
高倉健さんのあの映画・・・・・・。  



青い森鉄道は、八戸へ向けて二両編成の電車である。
その陸奥市川からの乗客は私を含めて四人。静寂の車内は暖房が良く効き暖かい。
座る事ができない程度の乗客数を運び会話の無い静寂の中で
レールのジョイント音だけが車内に響き、
氷雪の窓の向こうは水滴で曇りうかがう事はできないでいたが吹雪の様相であった。
その殆どの乗客が、八戸駅で乗り換えか駅を出て帰り路を急いでいる。



私も八戸駅に降り立ち、同ホームの連絡待ちで停車していた、キハ40。
ディーゼル気動車の今では聞く事さえ珍しくなった、
カラ・カラ・カラ・・・・・という軽やかなディーゼルの音が懐かしく、
その列車の発車を見届けてたく思ってしばらくホームに佇んでいた。
で、発車!排気煙の白煙に混ざる青い色とその香りも懐かしい。

キハ40 八戸駅発車


列車が発車してホームに静寂が訪れると急に寒さと静寂が私を包み込み、
少しの怖さを含んだ孤独が心中を支配して、人との語らいの温かさが恋しくなり
ホームに佇む事を早々に、改札へと向かうことにした。



改札で、少し窓口の駅員さんと話をする。
どちらの方向の出口が賑わいが有るか?と質問する。
どちらも寂しいが右手の方が幾数件の商店が有るというのでそちらへ向かうことにする。
その改札を出てすぐ右手に《駅そば》発見!迷わず入店した。
東北美人の応対に心が嬉しい。片平なぎさ風の笑顔を投げかけられて
少し照れる自分が可笑しくて仕方が無い。
《いか天そば》
下記の写真のとおりそば汁は濃い色をしているが、辛くは無い。
奥行きが感じられて美味しい。
そばも茹で過ぎず、適度ののど越しを残すものであって私なりの評価は大変よろしい。
肝心のいか天はモンゴウイカかタルイカの切り身を揚げた物で
それなりの風味を残していて美味しい。



サラサラとそばを食し、駅前へ出てみる。
当然であるが吹雪。
駅中の土産物屋で名産のイカ干物を買う。
安い!



駅前を右にとって行くと地域物産を紹介する物産館がありその中で暖を取る事にした。
山車の展示。
春の彩が春をどこかで待ち遠しく感じる人の心情を表しているようでもあった。
1時間ほど、缶コーヒーを飲みながら全くの放心状態で居た。
ただうつろいに瞼を開けているだけの放心の状態で居た。
切ない感情に心中が支配されそうなので、とにかく吹雪であろうが
その賑やかと言われた方向をぐるりと徘徊してみる事にした。



で、
発見したのが中華そばの暖簾の下記の写真の通りのお店
迷わず入店。 




少ない品書きの店であったが、
引き寄せるメニューが有りすかさず注文する。
イカ刺身定食 900円。

山芋と青菜のオシタシ・イカ切り身のぬた・たっぷりの量の白くないイカのお造り・
白菜の松前漬・じゃっぱ汁・御飯
じゃっぱ汁は食すのは始めてである。
タラの切り身が入って塩味がなじんで野菜もたいそう美味しくいただける汁物であった。
当然、イカもぷりぷり。
本来は生のタラを入れるのであるが、半夜干しのタラを入れて作ると味がまろやかで
旨味が増すのでこの店ではそうしていると店主のこだわりを聞くことができた。



疲れた体と心中を癒すのは、やはり郷土ならではの食事である事に気付く事のできた
吹雪の八戸であった。
東北はすばらしい!

「雪国」 吉幾三

姫路駅 駅そば

2011年12月23日 | おいしい事
広島の東の外れの山陽線の駅から京都へ帰るべく午前の電車に乗った。
福山までの普通電車に乗る。
福山で乗り換えた岡山行きの電車は相当に古い電車で、
写真にも写してみたが今時、窓を開けることができるし
車体の壁側の肘掛は往年の活躍時の最新鋭高速近郊電車であったろうと懐かしさを感じる。
クリップ式の窓のつまみにしてもそうであるし、
灰皿と窓から張り出している小さなテーブルとその下にぶら下がっているべき
コの字型の栓抜きがもし有れば・・・・・・・・
尚一層郷愁を誘うものになったであろう。



岡山で乗り換える。相生行きの普通電車。
相生で乗り換える米原行きの新快速電車。
で、
姫路駅でかねてからもう一度食べてみたいと思っていた駅そばを食す為に
途中でホームに降りる。



もう一度と述べたのには訳がある。
私は父親に連れられて母親の実家のある八鹿まで急行列車に乗った事が有り
そのときに父親が私一人を車内に残しホームを走りこの《駅そば》を
列車内まで買ってきてくれた思い出がある。
発車ベルが鳴るのに父親が席まで帰ってこなくて私は泣き出しそうであったからだ。
小学校1,2年生だったと記憶している。



どこの駅のそば屋でも言えるが、とにかく手際が良い。
しかし私は、最速の手際のよさを感じたのは、
昔大阪地下鉄四つ橋線西梅田駅の改札を出て少し階段を上った所にあった
カレーショップの座るか否かに出てくるカレーライスの速さは信じがたい速さであった。
10秒以内だ。


大盛りの天ぷらそば。
パシャパシャデジカメっていると、隣で食べていた美人が器を持って移動した。
お話できればと少し期待もしていたのであるが・・・・・。
絶対にあの方は和久井映見似ではなく和久井映見だ。



病み付きになる程では無いと思うが、素朴で好ましく感じる。
何よりも出汁が水ぽいと感じるほどの薄味が私は美味しく感じた。
駅そば自体が利便を追求するものなので、
即ち、《美味い、安い、速い》その3要素は的確にクリアをしているという
表現が適切である。
ここにそば粉の割合だとか、手打ちだとか、自家製だとか熟成だとかの文字は
いらないのだ。

麺が黄白色であるところも珍しい。
しかし、どこかそばの味がするところも不思議だ。

牛を喰らう!強烈な食味!感涙を流す。

2011年08月04日 | おいしい事
行きつけのCafeで、オーナーさんのご夫妻が木曜日の定休日の本日、
奥様のご実家の石川県山中温泉へ来年結婚するご子息と一緒に
帰省されると聞いた。
で、その段取りにご実家に打合せの電話をしているのを聞いた。
その内容は「ステーキの出前頼んどいて!」
そうステーキの出前である。
ここで驚いてはいけない。
仕出し屋さんや洋食店や弁当屋さんやファミリーレストランからの出前ではなく、
地域で和牛専門の精肉店が好みの部位と焼き具合を聞き、
指定の時間に焼き上げて出前をしてくれるというのである。
山中温泉の山本さんというそのお店に私は大変興味を持った。

赤身でサシの入らないガシガシに硬いアメリカンテキサスステーキを食べたいと
その時思ったのであるがなんと本日その念願がかなったので報告する。

今日は涼しい山奥に住んでいても暑い一日であった。
亀岡市内で商談や仕事を消化し、
例によっていつも行く、京都府農業総合研究所前のガストで締めくくりの
チョコケーキでドリンクバーをして我が家へと帰ることにした。

そうそう、今夕食はガスレンジも手に入った事だし自炊をしよう!と
料理の暑い事を覚悟して地域の食料品スーパーで買い物をした。

で、手に入れたのが下記の見切り品。611g・718円
これを買う人は少ないと思う。



オーストラリアビーフの腿の部位の赤身だけ。肉厚約3センチ。
靴底に近いほど硬いに決まっている。

しかし食べ方と調理前の加工の仕方で柔らかく食すことができるので
私は躊躇することなく購入を決意した。

で、調理前の状態。んんんん~~~~こりゃでかすぎる。
半分を食べようと切る。



で半分を焼く。



で完成。

食卓にイカ湯がいたん酢味噌でねぎ和え、レタスとトマトと胡瓜、
キャベツたっぷりをステーキに添えた。
御飯は超少なめ。それと少し塩を入れた麦茶。
ステーキソースは市販のイカリソースのステーキタレに和からし粉と
少量の水飴を混ぜて炊いて作ってみた。これは何にでも使える・・・・・。



硬くて食べ応えバッチグー!!!!!!(感涙)

噛んでも噛んでものみ込めない強烈な硬さがこれまた嬉しい。
和牛のような脂肪の甘味が感じられない。
まさに牛を喰らうという感じがたまらなくワイルドで大好きです。
下ごしらえの時の胡椒の味とにんにくと生姜と一緒に焼く玉ねぎの苦さがマッチして
牛のうまさが下から下からにじみ出てきてこりゃたまらんうまさです。



居候の猫その名はBに少し切り与えたが、跨いで通る。
貴重なおすそ分けなのに次回は無いと思えよ!(怒)
居候の猫その名はBは居候から非常食用家畜に変更の時期も近い。
先日、目の上を蜂にでも刺されたのであろうか?意気消沈して半ベソの表情。

では温泉へ行き汗流してきます。

明日は丹後の弥栄で人と会う。

露天風呂に浸かりながら楽しい興味の共通する人であることを花王石鹸に願う事にしよう。

滋賀のお年寄りパワー

2011年04月17日 | おいしい事
浜大津こだわり朝市へ午前中行ってみた。
色々なこのような地産の紹介とこだわり手づくり食品の販売マルシェを
良く見てきたのであるがこの浜大津のそれは「こんなんでっせー」1と
売り方にパワーがあるように感じた。
特にここに紹介する琵琶湖の中に浮かぶ最大の島《沖ノ島》のお母さんたちの
ぴちぴちの琵琶湖淡水魚の加工品は多くの人の人気を集めていた。
全く気取ることなく、何よりハイカラでなく、ほんとに地場産という空気むんむんで、
お母さん方のお姿も普段の作業着で現地の日常そのままをこの浜大津駅前に
持ってきているようで好感が持てた。
コック帽や板前さんの服装ではなく長靴と割烹着!
決してテーブルに整然と並べるのではなく地面に店開きというところもすごい。



又一方では餡餅である。
搗き立ての草もちをあんこを炊いた鍋に入れて餡子を絡ませて販売である。
演出効果抜群!注目をひき出来立てを感じるにはすばらしい。



せっせ・せっせと黙々とどちらのお母さんたちも作業の手を止める事も無く
お客様の注文をこなしている。
また、行列を作ると言うところも演出の一つであろうが、
うまい具合に販売する数と販売の数への対応のタイミングがずれていて、
手渡されるのを待つ人のその行列が人寄せの効果を生み、
又、その後ろに人垣ができるという作戦が知らぬ間に出来上がっている。
そのタイミングがずれている事がかえって変な作業の手際の良い作業の手返しの
リズムをも生んでいる事が感じる

このようなイベントではオネーチャンよりやはり、おばあさんに近いお母さんの方が
やはり手際が良く、聞こえる会話の内容にも笑顔がこぼれるしパワーがある。

私自身、大津で感じる事であるが、この方々と同様に大津の街中ではお年寄りの
ご商売人さんが元気やな~と感じる事が多かった
膳所付近で軽自動車で煮豆を売るお父さんがいたがこのお父さんも
90歳近いお父さんで注文に答え販売するスピードが遅いので行列が生まれていた。
このお父さんは10年ほど前でその年齢のようだったので今はどうされているのか?

超大盛りで有名な、膳所本町駅前の《美富士食堂さん》も結構なご年配であったが?
その近所の《ますぎのうなぎ屋さん》のお母さんは?
今も元気で店頭にお立ちであろうか?

京の街中では見られない元気なお年寄りの商売人さんに驚愕するのが
滋賀県のお年寄りの特徴かもしれない。



で、なぜか急に思い出したお年寄りがいる。永くご無沙汰している.
福井県若狭大島宮留の大道大福丸のお父さんは元気であろうか?
私はこのお父さんに若狭湾での沖釣りを教えていただいた。
全く船酔いに慣れる事ができなくて最初の2年は釣りにならなかったが、
船酔いを何とか克服する方法を習得した後は楽しくて仕方がなかった。
なぜなら、高級といわれる魚がなんなりと釣れる。
アマダイは当たり前。30センチほどの丸鰺はいつでも。
ヤリイカ(マイカ)は食べ切れんほどで、
スルメイカについては魚市場で卸売りできるなと言っていいほど釣らしてもらった。
若狭湾内を西は博打岬・冠島の東の京都福井県境から敦賀半島先端まで
縦横無尽に走ってくれた癒された良い思い出がある。
若狭湾と日本海との境目といえる沖合い、
経ヶ岬灯台の明かりと越前岬灯台の明かりが見える地点まで出て
船首からパラシュートアンカーというものを海中に広げイカの魚群の上に船を停め、
その潮に流れに載せて流し釣りをも体験させてくれた。
この時は、若狭湾のイカがいなくなるのと違うかというぐらいの釣果と良形がそろった。

ご無沙汰して10年である。

その当時の道具を出してみて久々に整理してみた。
われながら整備が行き届いているのでバッチリいつでも行ける。

今は何をするにもしんどい事が多いので、仕事に接しない勇気を持って休日を取り
遊び過ごすのもよいかもしれない。

5月に入れば中旬に丸一日船上にて、
鯛・いさぎ・鰺・ソイ・アコウ・ヒラメでも狙ってみようか。
今年は必ずイカは釣りに行きたいものだ。

毎日イライラしている。

2011年04月03日 | おいしい事
一日中イライラしている。朝から晩までイライラしている。

おかげで、頭皮がただれたようにめくれてきて治療をしているが
全く良くならず治らない。
この頃では頭髪が抜けてきて最悪の状況になりつつある。
耳の周りから側頭部の生え際の皮膚の炎症は深刻で、
見た目にも不潔で良くない状態になってきた。

医師はストレス性と言うのであるが・・・・・・・。
自分が言った事や仕事上の物忘れが激しい。
周りからの仕事のフォローにより気づいたり、
仕事が進まないことを指摘される事が多くなってきた。

最悪は約束相手からの《怒りの連絡》や《督促》にひたすら謝る事も目立つ。

その失態が、焦りと悩みと反省を生み出しストレスとなる。
失敗や悩み事を考えるなという友人の進言も効果はなく、
医師は精神安定剤の服用を勧めてくれているのであるが・・・・・。

休息を取る。
今の状況ではできない。

気分を換える。
先日、古株牧場さんを京都市内のスィーツのお店を案内し楽しい会話と
新しいお店発見で仕事を離れて癒されはしたのであるが、
その後の飲食店で私の名前を知ると馴れ馴れしい変な親父の酔っぱらいに
悪口言われて絡まれて、自己防衛の為の反撃の口論で、
又、ストレスを溜めてしまった。

こんな毎日を悶々として過ごす私にとっては、
美味しいものを食べるという事が唯一の楽しみになっている。
いつも行く店で、ほぼ一ヶ月前から毎日、
「煮卵が入ってスープは澄んでいてあっさり味でチャーシューは
薄味薄切りで口中でとろけるように感じてそのチャーシューの脂の甘味と
スープが絶妙な甘味を感じる。白ねぎのたっぷり入ったラーメンが食べたい!」
と、言い続け昨日その作品ができて食することができた。



本来のこの店の醤油ラーメンの味については時代遅れの流行り味で
調味料が煩く濃い味であり私は美味しくないのであるが、
このスペシャルは予想通り《美味しい》。
この私の注文に「じゃまくさい客やな~~~~!(怒)」と言いながらも
的確に調理を行い、味を表現してくれる調理人はなかなかいないが
彼ともう一人だけは、私は絶対の信頼をしていて料理についての会話を多くする。
その彼は私に「名古屋の居酒屋チェーンが木屋町に店を出した。」と情報をくれたし、
もう一人の彼は「丁寧に作られた透明なスープは調味料を必要としない!」と断言した。

あまりにも今のラーメン流行店は全般に食べた後がしんどい、
私がラーメン店を経営するとするなら、この軽い感じだがしっかりと味の主張のある
彼らが主張する正当な良い味覚を追求したスープで勝負をしたいものである。




唯一、美味しいものに巡り会った時こそが私にとって至福の時であり、
ストレス解消できる唯一の方法でもある。

で、太る。

以前、この事を戒める人がいてその忠告を聞き我慢をする事がストレスで、
我慢しなくて良い状況になったらなったらで、
ブレーキの効かない食欲が心配で不安である。
常に食べ物が回りにあって、口が動いていて、
《私は牛さんか?!》
健康面を考えると悩み考えてしまうことになるのである。
このように考える事が又ストレス。

何も考えなくて良い安心できる状況はひょっとすると
死ぬまで無い事なのであろう。

この性格と生活を抑制してくれる相方がいなければ、私の余命はそう永くは無い。
それではと相方を探す事をしようとするが、又これも精神的に負担だ。


納豆だ!

2011年03月04日 | おいしい事
昨年初頭から、専業で作ってきた商品を販売するだけでなく本当の食品とは何か?を
訴求し、私の基本理念に合致する食品を取り扱わせて商売をさせていただこうという
意思を持ってから特にこの頃、お取引をしていただける業種がいろいろな方面に
たいそう増えてきた。
その中で、
私の活動する近隣では無くてはならない牛若納豆をブランドとする 
株式会社 森口加工食品さんを訪ねさせていただいた。
福三田社長とお話をさせていただき、私と物造りの姿勢として観点が共通することが
多くこの会社とお取引をさせていただこう!
この考え方ならたぶん私の考えている事に共感いただけるであろうと思いその事を
申し上げると、「そうなんです!」とまたまた共感していただき
本当に訪問してよかったと思う。

私の考える納豆は、一般的な白い四角い発泡スチロール容器や一食分が
紙カップに入ったものではなく藁に包まれたものである。
藁に包まれた納豆が売り場から駆逐された原因もお聞きする事ができて
少し悲しくなったのであるが、その昔ながらの納豆の復活を画策しようと
いうものである。
当然私の持つブランドで私の持つ流通先での販売を考えている。

製造には手間隙がかかるが、じっくり熟成し、すばらしい風味と安心安全な
製品を目指して開発していこうと考えている。

この株式会社 森口加工食品さんでは少数のお客様からの要望があるので、
昔ながらの定版商品を合えて改良することなく昔ながらの包装の形を継承し
経木・蝋紙・そして外装の紙包みに包まれた中で発酵させたものを
今でも販売されている。

下の写真はその製品の外装



で、その外装を取り去ると適度な通気性を持つ防水性に優れた蝋紙での
中包装が現れる。



で次に、その蝋紙の中包装を取り去ると経木が現れその中に
納豆が包まれている。



で、その経木を開けたら中粒の国産大豆の納豆殿!!!!!!!



まさにその威風堂々とした豆の一粒一粒が主張をしている。
臭みが無く、大豆の香りがすばらしい。

すごく良い豆の香りだ。臭くない。
今日のお昼は行きつけの定食屋の片隅で少し隠れて肩下げかばんから取り出して
目立たぬように仲のよいホール係りに和辛子と練りこみ用の器を用意させて
定食の御飯を大盛りで注文し試食タイム。

至福の時。言葉が出ない!

量販で見受けられる特売価格競争のショーケース下段山積み納豆ではなく
大量生産でない、なんというかこの納豆には味やその風体にドンと構えた
存在感がある。

最近、食の製造業において職人企業が少なくなってきているのは事実の事であり、
本当に残念である。

紅華さん無断持込ごめんなさい。ホールの由美子さん黙認の件、御協力ありがとう。


爽やかな風に当たる。

2009年07月02日 | おいしい事


鞍馬へ木ノ芽煮の製造の打ち合わせで訪問した。
で、
打ち合わせ終了して、時刻もころあいの午後3時。
お茶タイムとすることにした。

広河原行きのバスが鞍馬駅前をあえぎながらにバスが発車する
しかし、この花背峠越えのバスは、酷使されているのが良く分かる。
トレッドの角が削れたプラットホームの出たスタッドレスタイヤのままだし、
フェンダーのアーチの下のほうは、錆で簡単に指で押してしまえば
ズボッと貫通しそうである。
クラッチもジャダーが出ているのか、発進時クククククッと苦しそうだ。



多聞堂さんをふさぐようにして停車していたバスが発車すると同時に、
入店した。
店内の鞍馬駅側の席にすわり、暖かいコーヒーと、牛若餅を注文する。
店内には私一人、女将さんと美人のホール係さんの三人である。
で、ほっと一息。
コーヒーの苦さと、牛若餅のあっさりとした甘さが絶妙のうまさである。

世間話の内容もどこでも聞く今の京都の話。
新型インフルエンザのあの公表時より、客足が全然との事。
清水や、嵐山でさえ観光客が激減しているのだから、
鞍馬(京都市内観光の北の北限?大原もあるか?)ではなおさらである。
その会話の中で、少し商売にヒントを頂いた。
具現するには少し時間がかかるかもしれないが、
私にとってはすごく興味のあることなので、
近く企画を進めてみてもいいのかもしれないと思う。

鞍馬の人たちは、こんな山中にわざわざ人が来るか?という、
固定観念があるようだが反対に、こんな山中の郷だからこそ、
わざわざ訪ねていく価値があるのであるという逆の観念もあるはずだ。
出町柳から都市部へ向かうのではなく、出町柳から山間部へ向かう。
この都市回避に価値を見出せる人たちこそ通人といえるのかもしれない。
札束を振り回さない静なる社交世界がそこにあるように感じる。

鞍馬の火祭りは、見た人みんながすばらしいと言って止まない。

祇園祭の若年層総動員、京都観光初心者のお祭りや、
葵祭りや時代祭りのの王朝絵巻もどきやコスプレ行列ではなく、
地域のかたがたが中心となり、限られた狭いたったあれだけの地域で、
全世界から人を集める。
なんせ、
火祭り当日は見物だけではなく鞍馬に近づくことが大変である。
叡山電車の出町柳駅などで、以前、人があふれていたのを見たことがある。




「お一つからお包みします~。」の声でお客様が、店軒先で牛若餅5個購入。

しかしながら爽やかな風であった、昨夕は雷もなりドンと雨が降ったが、
店内を吹き抜ける風はスーッと爽やかである。
市中よりも大分気温が低いのを実感できる。

新物の山椒のにおいはまだであろうか?
隣ではふき山椒の袋詰めをしていたのがとっても気にかかる。
今度つまませてもらうこととしよう。



バイクに乗った後の体を温める絶品!

2008年02月18日 | おいしい事
二月中旬からの寒い天候続きで、さすがにここのところ、
バイクからは少し遠ざかってしまっている。
我が職場前から見る、北山の峰には、
冠雪がありバイクでは行く気にはなれない。



(いつも見慣れている一番近い峰を見てみると、吹雪いているのであろうか?
 白い霞のカーテンで仕切られている。雪のカーテンであろう。
 さすがに、その中へ果敢に入ろうという気にはなれないなー)

というよりも、

遭難の可能性もある。
最悪のパターンを推測すると、
いきなりの吹雪で方向性を失い、道を見失い、スリップしてがけから落ちる。
怪我をしてがけを這い上がることができない。
そのうち体力を消耗して凍死する。雪に埋まり春まで分からない。
春、雪解けにより死体は露見するが、腹をすかした熊に食われてしまう。

ああ、恐ろしいことだ。

で、そんな天気の日には、バイクで遊ぶのを休止して、
温かい食べ物が欲しくなるのである。



私が久々にはまっている美味しい物が上の画像のちゃんぽんめんである。

市バス西賀茂車庫のセブンイレブンを西へ30M。
レストラン西加茂(西賀茂ではなく西加茂であることに注意されたい。)の
熱々で野菜たっぷり、あっさりスープのそれである。
コストパフォーマンスも良く、価格も手ごろで《¥550!》病み付きに
なっている。誰に紹介しても喜んでくれるので、
自ブログで紹介することにする。
職人調理人の大将と、気さくなおばちゃん、おばちゃんの妹さん、
そして息子さん(充分に他店で修行されてきた職人調理人)で営業されている。

その熱々ツルツルの画像は下記URLをクリック!拡大画像を表示します。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/44/20c745dcb2e28a6d123a3c3f54c4aa92.jpg

(たっぷりに盛られた野菜をのけると、その下に麺が現れる。
 ふわっと湯気上がり、おいしい香りが胃を刺激する。至福のひと時。
 熱々をふうふうしてハコハコしながら・・・・・・たまらん!!)

レストラン西加茂という名のとおり、ほかにも洋食メニューも多く、
先日であるが、隣に座った古くからの常連さんであろうか?
メニューにないオムライスの大盛りを食されていた。
自店で食材の仕込みをしていて、
大量生産品である業務用食材を使用して
盛り付けと加熱調理だけで済ませるような店ではないことは確かである。
だから、こだわりを感じ私は虜になっている。

ご近所でも評価高く、評判のお店である。

西賀茂車庫バス停の直近でもあり、交通の便もすこぶる良いので、
山歩きのアプローチにバス利用の際ぜひ利用していただきたいと思い、
ここに、栄養価満点、熱量豊富なそれぞれ魂のこもったメニューを
強くお勧めする。
絶対に外れメニューはありません!!!!!!

ー考えの甘い二代目ー
私の良く行く店に、考えの甘い二代目兄弟が働いている。
その店は、昼前から、深夜まで営業しているのであるが、
その経営者が息子二人に甘く話にならない。
当然他店での修行経験もなく、客扱いも最悪で気にいった顧客としか
話ができないし、苦言を呈した顧客に対しては無視をする最悪な息子二人である。

当然この店には、他店で修行を積んでこの店で調理人として働いている人、
長くこの店で働いて60歳代でありながら朝一番に店の扉を開ける人が
いるのであるが、ぜんぜん気遣うことなく、
自分勝手に働いているようにしか客である私には見えない。
忙しくても、自分の勤務時間が終われば早々に帰る。
最悪の気づかない人間である

私の息子は、このような人間にはしたくないし、
このように息子に甘い親にはなりたくない。

最近、その修行足らずの息子と新店を立ち上げたみたいだが・・・・・

経営者の息子は、その親の代を継ごうとと考えるならば、
従業員さんより早く来て店を開店し、従業員さんより仕事ができて、
従業員さんより客と仲良くできて、
従業員さんより仕事苦しくなければ皆ついては行かないでしょう。
だから、この既存店と新店の繁盛は無理でしょう。
現に、息子の作る料理の評価はすこぶる悪い!!!
この店でがんばっている従業員さんの迷惑です。早く気が付け!経営者!
マー無理でしょう。