まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

ブリティッシュ・ロック

2007-06-11 08:24:12 | 音楽は心の泉
6月9日(土)。

昼間は子供をプールに連れて行き、夕方はネパール人ーイギリス人夫婦とその息子がいきなり押し掛けて来たので、近くの公園に遊ばせに行ったりで、濃い一日だった。

子供を寝かせ、久しぶりにテレビを見ていると、BBCでブリティッシュ・ロックの歴史を追った番組が放送された。

その番組は、バーミンガムの鉄工所が映し出され、若い男が板で指先を落とすシーンから始まった。

トニー・アイオミ:ブラック・サバスのギタリストだ。
ブラック・サバスのデビューから大ブレイク、そして同じバーミンガムから出たさらにヘビーなロック、ジューダス・プリースト。

彼らが売れて行き、酒、麻薬に溺れたり、ファンの自殺により、家族からサブリミナル効果のある危険な音楽を販売したと起訴されるなどの浮き沈みも放送された。

続いては、セックス・ピストルズ、ディープ・パープル、アイアン・メイデン。
アメリカに移り、モトリー・クルー。オジー・オズボーンの復活、ランディー・ローズの事故死。ようやく自分のリアル・タイムになったと思ったら、映像だけで、ジェイクEリーの名前は出てこなかった。最後にメタリカが出て終わり。

マルーン5、ミューズなど、最近のバンドもかっこいいけど、やはり自分が若かりし頃にハマった音楽には熱くなる。こんな番組を見れて、僕よりも熱心なファンの方々には申し訳ないくらいだ。大晦日の紅白に当たる番組では、ポール・サイモンやエルトン・ジョンが毎年歌うし、エリック・クラプトンもギターを弾く。この前は、ポール・マッカートニーがマンドリンを弾きながら海辺で歌っていた。日本のNHKに当たる番組でこういうのが放送されるなんて、やっぱり恵まれてる。

番組が終わって、次の番組には集中しないでお喋りを始めると、妻が、
「すっごく嬉しかったんでしょう、釘付けだったよ。」
と言った。いやー、こっちにいて良かったよ。改めて自分が、今ブリティッシュ・ロックが生まれた国に住んでいるんだなと気が付いた。

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6 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-06-11 20:49:52
ブリティッシュ・ロックとバーミンガムと指を落とすでサバスと思ったらやっぱりサバスだった!

学生の時、ドニントンでのMONSTERS OF ROCKに1人で行く計画を立てていた事を思い出しました。
また、うえまとトモと飲んだ時に酔った勢いでアメリカは糞だと言ったら、「じゃあ、何でフェンダー使ってるの?」と突っ込まれて「リッケンバッカーに変えてやる!」といった事もありました.....。

ランディ・ローズに触れているのにジェイクは無視ってところや最後にメタリカってのが'83年頃までっぽく思えます。
デフ・レパードのリック・アレンの交通事故による左腕切断→復活ってもの印象深いね。

その後、スティーヴ・クラークがアルコールと薬物(精神安定剤と鎮痛薬)の過剰摂取で死亡した時は悲劇のバンドだと思いました。
後釜で加入した元ディオ、元ホワイトスネイクのヴィヴィアン・キャンベルが15年経った今もデフ・レパードにいるなんてディオ時代のイメージからはとても意外です。

リック・アレン復活後のPVですが懐かしいです。
このPVなんか、まさに映像がブリティッシュです!
改めて見てみるとスティーヴ・クラークはカッコいいね。
http://www.youtube.com/watch?v=5o1G0GSiNQM
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Unknown (まっちゅう)
2007-06-11 20:50:56
  ↑
名前忘れてた。
まっちゅうで~す!
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うお! (ちゃんこ)
2007-06-12 03:11:20
ブリティッシュロック!
たまらない響きだ!まっちゅうさん言うとおり、83年までの内容のようですね。ボクが洋楽にのめりこんでいったのが84年から。まだハードロックに夢中になってたわけではなく、シンディーローパー、ブルース・スプリングスティーン、マイケル、プリンス、そしてヴァン・ヘイレンがアルバム1984から大ヒットナンバー"jump"を発表した頃。
その後急速にヘヴィー・メタルにのめりこむも、既にランディは亡くなっていたし、NWOBHMも既に終息に向かっていて、神マイケルシェンカーも活動にかげりが見え始めた頃だった。結局リアルタイムで体験したのはメタリカ、アンスラックスといったスラッシュ~ある意味オルタナティブに繋がる音が主だった。
84年ってなにかロックが大きく形を変える転換期だった気がしてなりません。もうちょっとのところでリアルタイムで味わえなかった悔しさをず~っと抱えているうちに、今や2007年。
1984年ってもう23年も前のことなんですね。
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いやいやいやいや (まっきー)
2007-06-12 05:06:14
まっちゅうさん、ちゃんこさん、
お二人とも熱くなったでしょう。
まっちゅうさん、僕の中では、ヴィヴィアン・キャンベルはディオのまま止まってました。PVカッコよかったね。
ちゃんこさん、この音楽シリーズ、まだ続いていて、ポップや違う方面のロックも特集するようですよ。多分今にBBCからDVDが発売されるんじゃないかな。見つけたらお知らせしちゃいます。
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Unknown (まっちゅう)
2007-06-12 07:23:45
NWOBHMというムーブメントに続けって事でモトリークルーやラットなどを代表とするLAメタルブームが到来したけど、その頃にドイツではアクセプト、オランダではヴァンデンバーグ、やや遅れてスウェーデンではヨーロッパが活動してます。

ただ、それぞれの国や地域でムーブメントにならなかったのはバンドという弾数が少なかったからでしょう。

その点でLAメタル以前にニューヨークからNWOBHM後期のイギリスへ渡ったトゥイステッド・シスターは異質だね。

ちゃんこさんも触れていましたが、メタリカとアンスラックスに加えてメガデスとスレイヤーの4バンドをスラッシュ四天王なんて言ってますが、細分化された今となっては異論もあるだろうけど元祖はベノムでしょ!

当時はカセットが主流だったけど、良い音質を求めてノイズリダクションなんてかけちゃったからほとんど何も聴こえなかったです~。
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ベノム (まっきー)
2007-06-12 20:08:52
まっちゅうさん、
当時の世界の動きが復習できましたね。
ウエナーゴーナテイケット!懐かしいですねぇ。
実家にベノムの絵入りレコードがあると思いマス。帰ったら、デジタルに落として送れるかもデス。
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