町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

アメリカ人の定款認証

2018年12月27日 14時42分04秒 | 会社設立
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。





定款認証において「実質的支配者の申告」をする取り扱いになったのは周知のことと思います。

これは、法人の実質的支配者を把握することなどにより、法人の透明性を高め、暴力団員等による法人の不正使用(マネーロンダリング、テロ資金供与等)を抑止することが国内外から求められていることを踏まえての措置ということで実施されています。

まぁ、会社設立をする人が悪い人じゃないか申告して公証人がチェックする的な感じです。



個人的な意見を言いますと、定款認証の手間がただただ増えただけでほぼ意味のない制度だと思ってます。
あくまで個人的な意見です。笑

この申告は”自己申告”なので「自分は暴力団です。」とわざわざ言う人はいませんし。





まぁそれでです、今回はこの定款認証を「米国在住・米国籍の生粋のアメリカ人の一人会社の会社設立」で行いました。


今回、定款認証のために用意した書類は次のとおりです。

① 免許証の写し(表・裏)
② パスポートの写し
③ サイン証明書
④ ①~③の訳文
⑤ 定款認証用委任状(定款合綴)
⑥ 実質的支配者の申告書



以上です。

これで定款認証無事に通過しました。

なお、⑤の委任状には定款を袋とじしますが、委任状に押す印鑑(サイン)は「割印」ではなく「割サイン」です。



それにしても今までの定款認証と比べると格段に面倒くさくなりました。












東京司法書士会創立100周年記念とのことで司法書士会から記念バッジが送られてきました。

このバッジは僕ら司法書士の会費で作られています。
このバッジを付ける司法書士はおそらくいないでしょうから、このバッジ作成代を別のことに費やしてほしかったと思うのは僕だけでしょうか?笑










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