萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

8月26日 男はつらいよ 「寅次郎紙風船」

2006-08-26 06:32:04 | 寅さん
浪花の恋の寅次郎、皆さん御覧になりましたか?
寅さんの中でも自慢のマドンナであったはずのふみさんに、寅さんがいきなり振られてしまうあの場面。しかもとらやの茶の間でひろしに「兄さんにはそういうところが足りないんです」なんて言われちゃって、寅さんも稲光が飛び込む暗い2階の部屋で、さくらに「こっちの気持ちも考えてくれってんだ」とマドンナに対する恨み節が炸裂。その雰囲気を最後の対馬に住むマドンナ夫婦の元を訪ねるといった演出で、丸くしてはいたけれど。。。私はこのとらやでの寅さんの失恋場面が余りにも悲しくて見返さない作品になってしまったんだと思い出しました。
その切なさは、マドンナがマドンナとしての完成度が高ければ高い程、落差が激しくなってしまうのでしょう。非常に美しく悲しかった回です。これこそが悲劇の決定版とも言えます。放送されたものを今度は直後に見返しました。

harunakamuraさんが、浪花の恋の寅次郎への想いを綴られていますので、ここにご紹介させていただきます。


そうそう、前回話題を振ったとらやへの帰郷は必ず”右から”(江戸川・帝釈天方面)だけで、”左から”(柴又駅方面)の回の記憶がないと言ったら、大阪から帰って来る寅さんは源公に気付かれて左から登場しましたね。もっとあるのかも知れません。いきなり左から帰ってくるから、ビックリしちゃいました。


ところで大変申し訳ないんですけど、今回(第28作)の記憶もほとんどありません。

この回では音無美紀子さんがマドンナですが、女版寅さんというか寅さんの相棒で出てくる岸本加世子さんの印象が残っています。
岸本加世子さんといえば、北野武作品。私には「刑事ヨロシク」のイメージが強いですが。
一方、テキヤ仲間の女房役で寅さんのマドンナとなる音無美紀子さんの役回りは、とても"強い"女性でも・・・という感じのイメージです。
もともとの音無さんに対するイメージがあったからかも知れませんが煙草を吸うシーンにドキッとしたことを覚えています。

展開的には、寅さんが就職をしようと面接まで受けるはずです。
とらやを継ぐとかマドンナと一緒に店を持つとかを口にして堅気の仕事を考えることはあっても、江戸川で大あくびをしているシーンに繋がれ真剣味がイマイチ伝わってこなかったりする寅さんの中では、かなり仕事を真剣にしようと決意したり、仕事と一生懸命向き合おうとする姿が印象に残っている回だと思いますよ。

放送は 8月26日、本日午後9時から BS11で。



★☆先日お亡くなりになられた関敬六さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます☆★



当時の出来事と思い出:昭和56年 1981年

レーガン 大統領就任
スペースシャトル初飛行
深川通り魔殺人事件発生
ダイアナ妃・チャールズ皇太子結婚
校内暴力が本格化

近藤真彦「スニーカーぶる~す」「ギンギラギンにさりげなく」、竜鉄也「奥飛騨慕情」、松任谷由美「守ってあげたい」、松山千春「長い夜」、イモ欽トリオ「ハイスクールララバイ」、T.C.R.横浜銀蝿R.S.「ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編)」、松田聖子「夏の扉」、西田俊行「もしもピアノが弾けたなら」

「セーラー服と機関銃」公開

大河ドラマは「おんな太閤記」でした。
「オレたちひょうきん族」が放送開始。

オイラは小学校を卒業し、中学1年に。当時、ラジカセを買ってもらってテレビで流れる歌謡曲やFMからの音源を録りまくっていた時期であります。まだ貸しレコード屋さんは登場していないと思います。

そうそうこの年の2月、ドリフでは仲本工事さんと志村けんさんが競馬のノミ行為でその日の収録先であった小田原市民会館で捕まり、床屋のラジオでそれを聞きつけたまだ小学生の私はやじうまとして駆け付け、床屋でもらったガムを噛みながら日本テレビのインタビューを受けて全国放送に。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 擦過傷をラップで治すの実践! | トップ | かお!顔!KAO! »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
寅さんは夕焼け小焼け (詩音魔)
2006-08-29 23:59:36
こんばんは

寅さん映画は、何といっても「夕焼け小焼け」です。大地喜和子の芸者、宇野親子の役回りのよさ、岡田嘉子まで出ていて結うことなしで、今も何度も見ています。勿論この映画も見ましたが、何といっても「夕焼け小焼け」
返信する
>詞音魔さんへ (mac)
2006-08-31 05:34:53
私は、夕焼け小焼け、恋歌、寅次郎と殿様、あじあいの恋を「寅さんvs偉い人型」と名づけています。次回はあじさいの恋ですね。夕焼け小焼けの静観先生に対して加納作次郎先生が登場です。

特にこの2作の寅さんvs芸術家のパターンで寅さんが相手の先生にチクリと刺すセリフが好きです。

返信する

コメントを投稿