萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

どっち!ねぇどっち!!なのさー!(書店の文庫の書棚のお話)

2012-02-28 06:50:50 | 日々の疑問
この前、ブックオフに行った後に書店に行ったところ、ある疑問に思い当たった。

それは、小説(文庫)の探し方の大別が両者で大きく違うことに気がついたからだ。


ブックオフの場合、ハードカバーかソフトカバー、文庫および新書およびノベルズサイズ?くらいに大別されていて、その中を作家のあいおうえお順で網羅されている。
それが通常価格ものか105円で売っているのかの2段階がある。だから文庫を探している時は、通常の配列の場所で作家名から探し、なければ105円のコーナーでも探し、、、ということを行動すれば、ありなしは判断できる。

それに引き換え、書店に行ってみると、まず文庫ではどこの出版社の文庫か?ってところから始まる。目的の本を探しだして思う、やはり、それは有り得ない!

辛うじて平積みされているものが最近売れているか、注目されている作品であろうことを知れるのは便利だと思える程度だ。

Amazonでほしいものリストに入れているものですら、作家名や作品名では記憶があるものの、自分の頭には出版社はどこだったかまでは到底押さえていない。

それが書店の中の価値観や作業の大別なのか?と思ったとき、これは流通の中で、かなり歪な存在なのだろうなと感じた。


同じ装丁で綺麗に並んでいる様がよければどうぞ!
自分達の出版社が誇る作家陣の陣容を自慢したければそうすればいいと思う。


でも、買う方は探しにくい!

そのカテゴリー毎に読みたいものって生じるかと言ったら、ない!断言しておく!それほどない!

講談社にはあの作家がいつも居て、講談社だと他に誰だっけ?、、司馬遼太郎は文春文庫に新潮?講談社?あぁあの出版社にもあった!、、とか要らない!


その課題(一つの出版社を特定してそこからほぼいつもその出版社から出版している作家という地位)をクリアした作家の作品が正直面白いのかと言ったら、そんなことはないに決っている。いやあるかも知れないけど読む方は出版社に期待しているとは普通思えない。

こっちでも書いてもらえませんか?正直あの人気のシリーズで。とは多分ならないだろう?
こっちでも書いてもらえませんか?もちろん、あのシリーズをこっちでとは申しません。別の分野や時代背景やキャラ設定で書いてみたいものってありませんか?

とは来るだろうとは思うのだ。

あぁそうかそうか、小説雑誌→出版社である程度の括りがあるから、出版社別に。。。。という発想か?だからこの前も書いたが、その雑誌、私は読んでいない。
世の中の文庫本を買う人全てが私と同じとは思わないけど、出版社でまず大別する環境って稀有だと思う。(私感)

ジュンク堂もそうだったかなぁ。。。。思い出せないけど、文庫のコーナーどうだったかな。。。。他のコーナーはいい線いっているので、もし文庫がそういう風だったら改めてもらえると嬉しいと思う。


検索機がある?その他の作品も含めて同じ作家さんは一堂に会する必要があると思っているので、検索機で探せるとかいうのが主題の回答ではないのです。。。。あしからず。。。



書棚、もっとワクワクできるものはないものだろうか?
どうも本の中でも自分の好きな本だけ並べて売っているような気配がするのが、VILLAGE VANGUARDの書籍のコーナーだ。すごい個性的な文章のポップで本を紹介していて、買ってみたい!と思わせてくれるのだ。アウトドアのコーナーで見かける本もどれも魅力的だ。
初めてお台場のVILLAGE VANGUARDのあのコーナーに行って、面白い本の売り方だなと感心したのを思い出す。あれだと買うほうも、新刊でなくとも、ポップの迫力だけで活き活きとした作品として捉えなおすことができる。
ただ、ブックカバーをつけて売ることはしないので、そこをなんとかしてもらえると嬉しいかもしれない。


VILLAGE VANGUARD ONLINE

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