萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

吹雪の大学選手権決勝戦

2024-01-14 23:21:00 | スポーツへの想い
昨日の大学ラグビー大学選手権大会決勝戦、テレビでご覧になった方も多かったのでは?

私の住む川崎市は前日からの天気予報通り、稲光が瞬き、雷鳴が轟くと、画面の中の国立も同様に荒れ模様に。
長い中断の後に再開となった後は明治が鋭いパスで帝京に肉迫していた。

抜ける!と思えるパスワークには速さだけでなく、時に真後ろに目が付いてるかの様な繰り出し方をするパスで、相手の守り手の出足が崩される。

報道では帝京の攻めが結局強かったという様なものが多いが、私には幾つかの戦法を統一する明治の攻撃が印象に残った。

明治はフルバックの池戸将太郎選手(正ポジションはSO?)のキックが鋭く、荒天の中で複雑に回転して滑るボールに、帝京側がハンドリングミスを犯すのを誘うなどの巧手も見られた。
※この後萎縮せずにボールを拾いに行っていたのが帝京の評価ポイントです。

帝京はフッカーに主将で今年度の代表選手の江良選手がいるため、スクラムで圧倒しようとするあまり、アーリーエンゲージやアーリープッシュを連発する。
明治は早い球だしを心掛けて、スクラムが崩れることを極限まで防いでいた。
そこも印象的だった。
最後の方ではコラプシングを取られ、帝京フォワード陣に雄叫びを上げられていたが、崩壊させない策が長い時間効いていたと評したい。

センターに主将を配する明治。
スクラムの中にいるFLやHOの主将がいるチームが多いが、センターにNo.8の様な体格の廣瀬選手を主将として置く。

センターもFLの様に体を張る場面が多い。
私の大好きだった早稲田の布巻選手もセンターからFLへのコンバートだった。

なんにせよ、悪天候の中では様々な強さのキックは効果覿面である。
ハンドリングミスは仕方がない。取りに行くことに消極的になることだけを避けるべきである。

そういえばテレビで観てると、SHがパントを上げそうだということが分かる場面が多くあった。
ハーフ陣にはもう少し手を拡げて欲しい。
パスワークの要はSH、SOでバリエーションはあったが、持って走ってこない事がモロ分かるのもどうだろう。
意外な動きが少ないハーフは、南アのデ・クラーク選手の影響か?パントを上げている印象が強いからなぁ。


さぁ学生ラグビーは来シーズンに向けてだが、リーグワン(まだまだシーズン中なので)の放送も多い。

ラグビー界もバスケ同様に盛り上がってきたのは、嬉しい限りである。


※おぉそういえばの帝京がオブストラクションを取られて、トライを取り消された場面。それではモールは全て(前方で押込み引っ張ってボールは最後尾だから)オブストラクションじゃないかと思った。千切れているという判断?てっきりトライ時の球の動きがノックオンに見えたのかと思った。TMOで検証している場面と乖離してて戸惑った。(笑)

コメント (2)