社員食堂で、並んで皿を取っている時にジェイソン君から電話。
「君の知り合いのアーティストってなんて名前だっけ?」
「へ?」
アーティストの友達は何人もいるけど。
「今、なんとか(ニューヨーク?だっけな?)という雑誌を見てるんだけど、君のポートレートを作った知り合いかと思って。タカシムラカミ?」
「あー、違う! 友達は木村タカヒロさん! 全然違います」
とトレイをテーブルに置きながら叫ぶ。
「そうですか。今何してますか?」
「これからご飯を食べます」
「何を食べますか?」
などと社食でするのは気恥ずかしい会話。早々に切る。
後で「村上隆は嫌いです。ルイ・ヴィトンや六本木ヒルズの作品も全くいいと思いません」とメール。
食べ終わったところで、別のテーブルに
先日私が激怒させた社員さん発見。
「先日は大変失礼しました」と謝ると「何のこと? この人誰?」というような顔をする社員さん。
漸く思い出すと
「ちょっとぉー!」
「すみませんでした」
結局「まあ、僕も話の前半を聞いてなかったのかも。もうほとぼりは冷めたんで」と言って下さる。
ふう。
映画『クィーン』を見る。これは、ブレアは頑張った、って映画か?
それにしても、どこまで真実に迫れたのか、非常に挑戦的で素晴らしい映画だと思う。
10年経ったと言ってもダイアナの死は今もショックで生々しい記憶がある。涙が出る。
その頃女王はこんなだったのかと驚きを持って見た。ほう、車運転するんだ、とか。
見終わって、隣の若い女性が「つまんなかったー」と言っていた。
どんなの期待してたんだ?
私は、これぞイギリス、な映画でアカデミー主演女優賞も納得。
エリザベス女王の感想が知りたい。