The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

4月26日 株主総会欠席

2007-05-20 08:09:44 | 抱茎亭日乗メモ
 10時から株式会社東京ドームの株主総会に出席するつもりだったが、寝たのが7:30で、無理。
ブログを朝まで書いていた。

東京ドームはまたしても無配に転落。
「再建3カ年計画」って、一体何年前から「3年で」と言ってんだ?
と女総会屋をやろうと思っていたのに、残念。

まあ、ワタクシも会社経営は全くダメダメなので、文句は言えないか。

4月25日 違う!,映画『クィーン』

2007-05-20 07:14:46 | 抱茎亭日乗メモ
 社員食堂で、並んで皿を取っている時にジェイソン君から電話。
「君の知り合いのアーティストってなんて名前だっけ?」
「へ?」
アーティストの友達は何人もいるけど。
「今、なんとか(ニューヨーク?だっけな?)という雑誌を見てるんだけど、君のポートレートを作った知り合いかと思って。タカシムラカミ?」
「あー、違う! 友達は木村タカヒロさん! 全然違います」
とトレイをテーブルに置きながら叫ぶ。
「そうですか。今何してますか?」
「これからご飯を食べます」
「何を食べますか?」
などと社食でするのは気恥ずかしい会話。早々に切る。

後で「村上隆は嫌いです。ルイ・ヴィトンや六本木ヒルズの作品も全くいいと思いません」とメール。

 食べ終わったところで、別のテーブルに先日私が激怒させた社員さん発見。

「先日は大変失礼しました」と謝ると「何のこと? この人誰?」というような顔をする社員さん。
漸く思い出すと
「ちょっとぉー!」
「すみませんでした」
結局「まあ、僕も話の前半を聞いてなかったのかも。もうほとぼりは冷めたんで」と言って下さる。
ふう。

 映画『クィーン』を見る。これは、ブレアは頑張った、って映画か?
それにしても、どこまで真実に迫れたのか、非常に挑戦的で素晴らしい映画だと思う。

10年経ったと言ってもダイアナの死は今もショックで生々しい記憶がある。涙が出る。
その頃女王はこんなだったのかと驚きを持って見た。ほう、車運転するんだ、とか。

見終わって、隣の若い女性が「つまんなかったー」と言っていた。
どんなの期待してたんだ?
私は、これぞイギリス、な映画でアカデミー主演女優賞も納得。
エリザベス女王の感想が知りたい。

4月24日 一部になりたい

2007-05-20 05:03:47 | 抱茎亭日乗メモ
 永江朗著『インタビュー術!』は、自身の仕事も含め、いろいろなインタビューが取り上げられていて面白いが、中でも好きなのが、ボーボワールの言葉。
永江さんも「芸術的なインタビュー、感動するような言葉が並べられたインタビュー」として印象的だった、と述べている。

以下引用。

インタビューの最後に、インタビュアーがボーボワールに質問する。「明日、あなたは?」するとボーボワールは「昼は養女に会います。夜はサルトルに本を読んであげます」と答えるのである。言葉はこのとおりだったかどうか確かではない。晩年のサルトルは視力を失い、ボーボワールが彼の目となっていたのだ。たった一言に二人の人生が凝縮されていた。

引用終り。

 深く心に響いた。私も恋人の一部になりたいと思う。今の私はいいとこ取りだ。
でも、楽しい時だけじゃなくて大変な時にも一番近くにいたい。私は何でもするから!

と彼に言ってみた。「ありがとう」と彼。

私の憧れは「糟糠の妻」恋人編逆バージョン。……なんのこっちゃ。

4月23日 区議選V,お腹を凹ませる!

2007-05-20 03:10:27 | 抱茎亭日乗メモ
 豊島区議選は、投票した田中康夫チャン推薦の五十嵐みのる氏が当選。ヴィ!
五十嵐氏は行革110番の活動をしている元豊島区職員。
税金の不正、無駄遣いチェック、よろしく頼むよ。

 太った気がする。お腹がポッコリ。
昨日もベトナム料理を食べた後、一人で飲み食い。
健康フィットネス雑誌編集部で働いているんだから、これではいかん。
ジャンクフード断ちを決意。

 社員食堂にて、別の雑誌編集部で働く友人とご飯。情報交換。
お腹ポッコリには腹筋運動、だけど腹筋のやりすぎは良くない、という話になり「どうして?」と聞かれて答えられず。
健康フィットネス雑誌編集部で働いているのに、これではいかん。
私が担当したページをチェックして回答。

「腹筋やり過ぎは性器脱になるらしい。腹圧の上昇により骨盤底に圧力がかかる。それを支える骨盤底筋が衰えて子宮や腸がはみ出すのが性器脱という病気です。ケーゲル体操がいいらしい。」

 今日は珍しく22時過ぎまで働いた。
今までやったことのないページと、あと1時間以上はかかかりそうな仕事を残して帰る。

4月22日 デート,宝塚歌劇花組『黒蜥蜴』『TUXEDO JAZZ』,『サイゴン』

2007-05-20 02:06:13 | 抱茎亭日乗メモ
 デート。お腹壊して遅刻。他初めてのこといろいろ。失敗も楽しい。

 ジェイソン君の希望で「宝塚」を見る。私は「宝塚」は随分久し振り。
『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴~江戸川乱歩作「黒蜥蜴」より』は、江戸川乱歩のおどろおどろしい話をなんだか甘い宝塚っぽい話に書き替えてしまい、つまらなかった。

『黒蜥蜴』は、私の中では三島由紀夫の出ている映画が一番、美輪明宏の舞台が次、宝塚はランク外、という感じ。

ジェイソン君には、事前に江戸川乱歩や『黒蜥蜴』の英文解説サイトのURLなども送ったのに、見ていなかったそうで、当然話はわからなかった模様。
「でも面白かったです」と言いながら、何だかテンションの低いジェイソン君。
宝塚観劇を熱望していたのに、どうして?

休憩時間に話して、公演は2部構成になっていると知ったジェイソン君は「真理さん面白かったですか? 私はあまり面白くなかった」「劇場の中は暑い」。
帰りたいって事かよ?!
8,000円(S席。SS席10,000円は抽選漏れ)もするのに勿体ない!

2部の『TUXEDU JAZZ』は筋もないスタンダードジャズのレビューだから、わかるもわからないもない、ただ音楽とダンスを楽しめばいいんだから、と必死に説得。

わからなかったという「黒蜥蜴」も、私の拙い英語で一生懸命説明。
今まで何回も話したのに「宝塚を何回見たことがありますか?」と聞くのは、こんなつまらないものを何回も見たのか、という意味だったのか?

『TUXEDU JAZZ』も期待外れ。曲が良くなかった。
でも、「ザ・タカラヅカ」なゴージャス衣装と大階段が出てくれば、もう満足。
ジェイソン君も喜んでいた。
ああ良かった。日本のタカラヅカが彼をがっかりさせたまま終わらないで。

しかし「また見たい」とは言わなかったジェイソン君。残念。
私が、もっとわかりやすい、派手な演目を選ぶべきだった。

 以前は宝塚劇場のすぐ近くにあったベトナム料理『サイゴン』では、宝塚の役者を見かけたこともあった。
友人の役者T君のご両親がやっている店だと話したら、せひ行きたい、とジェイソン君。

T君も芝居の稽古に行く前に寄ってくれる。
おすすめの蒸し春巻他、大変美味しかった。
ベトナム料理は初めてのジェイソン君も「美味しいです」。

T君は元歌舞伎役者なので「やっぱり歌舞伎を見るべきでしょう!」という話になる。
英語のイヤホンガイドもあるし。

T君が稽古に行って、ジェイソン君の職場の人間関係話。
ジェイソン君、見かけはとても若いが結構偉いのだった。

トイレに行って、席に戻って暫く話し、さて、そろそろ帰りましょうと席を立つ。
店を出るジェイソン君に「あれ、お金は?」と言ったらジェイソン君が「真理さん、ご馳走様でした」。
冗談かと思って「え? 幾らなの?」と言ったら「ご馳走様」。

従業員が伝票を持って追いかけてくる。慌ててレジに戻り、二人で支払い。
ああビックリした。
ジェイソン君は私がトイレに行った時に支払を済ませたと思ったのかな。

しかし、二人で4,000円弱。「安いね」「安くて美味しいです」と言ってたのだが、後日、もしかしてT君が注文を受けてくれたフォー(麺)と一品はご馳走してくれたのか? とも思う。
安過ぎるよなあ? ベトナム値段なのか? また行って、検証しなくちゃ。