The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

2月2日 「産む機械」発言抗議

2007-02-28 03:17:46 | 抱茎亭日乗メモ
 高校の友人からメール。

> 柳沢厚生労働相が「女性は子どもを産む機械」と発言した件、個人的にかなりムカつ
> いていて(このようにむかついたことは久しぶり)、テレビをみていたら、小宮山さ
> んが国会での辞任要求運動に鬼面相で参加してたから、応援のメール(ラディカルで
> なくてソフトなやつ)でも打とうと思っているんだけど、だれか連名で出しません
> か?

とのお誘い。小宮山さんは、民主党の衆議院議員。
高校の同学年だがクラスが別で、高校時代も卒業してからも、話したことはないと思う。

「参加します。
女性をなめてかかるとバラバラにされるぞ!
by カオリン

ってことで」

などとふざけた返信をしたら、もう一人の賛同者Nさんは非常に真面目に怒りを表現していて、恐縮。
というかNさんは私たちの生徒会長だからな。

友人の書いてくれた応援メール。

(略)
> この発言、女性蔑視、人権無視で問答無用ですね。厚生労働大臣には、常識と広い視
> 野を持った方になってほしいと願うばかりです。特に、少子化の課題は労働力問題と
> 絡んで、ワークバランスやダイバーシティ、職場復帰というさまざま角度からフレキ
> シブルに取り組むことが求められているわけですから。。。
>
> 一方で、 女性しか子供を産める機能を持ち合わせていないという点で、女性が産ま
> なくなってしまったら、人類が続いていかないというのは、よく分かるし、責任も感
> じているのが正直なところです。
> ある種、そういう機能をもった性である限り、ちゃんとその機能を人類のために働か
> せなくてはと自分でも思うときはあるのですが、やはり決して人には言われたくない
> ですね。
(略)

完璧、だとは思う。

「しかし、言ってるそばから『やべ』と思っている節はあるし、謝り倒しているからなあ。選挙のためでしょうけれど。
いずれにしても厚生労働省大臣としては不適格ですね。

感情的には、私は石原のババア発言の方が遥かに腹が立ちました。
石原は謝ってないしね。
同様の思想的発言として報道してほしいわ!」

というのが私の感想。
石原ババア発言の方がより悪質なのに責めなかった議員やらマスコミが、幾らヒートアップしても「今回は責めやすい相手とタイミングだからでしょう。責めるのも選挙のためでしょう」と冷めていく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月1日 デート,映画『エレクション』,『檸檬屋新宿』

2007-02-28 02:02:04 | 抱茎亭日乗メモ
 デート。1月27日の「信じられない事態」に言及。
「どうしてそんなことに?」と恋人。
「へ? 気付いてなかったの? 夜になって『ヤベ』と思ったから次の日も誘ってくれたのかと思った」
「いや、全く」

そうかあ。可笑しくて笑ったけど、ちょっと悲しくもある。
でも悪気はないのだから責めない。今日もラブラブ。

 映画『エレクション』。
お酒が入っていたので殆ど寝てしまい、なんだかよくわからない。
本当に香港ヤクザは選挙でボスを決めるのか?
そして、こんなキャンキャン五月蝿い犬のような人がボス候補でいいのか?
単なるチンピラレベルにしか見えない。
ギャアギャア吼えるから目が覚めるんだけど、なんだかなあ、だからまた寝てしまう。

代々伝わる? 竜頭棍を奪い合うっていうのも歌舞伎の世界みたいで、古ぼけた話。
最後は香港ノワールっぽく衝撃的ではあるが。

トップを巡る激しい抗争は展開されるんだろうけど、実際はこんな感じではないのでは。
香港映画界や裏社会に詳しい某映画監督とか、青幇(中国の秘密結社の一つ)の某老大に伺ってみたい。

 店主の住枝さんの誕生日で『檸檬屋新宿』。還暦のお祝い。お店はまあまあの繁盛。
プレゼントいっぱい。ケーキも幾つもあって、気持ち悪くなるぐらい頂いた。

住枝さんは全く動かず。「還暦って言うな!」と30回ぐらい言っていた。
しかし、「俺を祝え!」と皆にスピーチを強要する住枝さん。

皆がケータイカメラを向けても「どうってことない」みたいな態度だったのに、写真家の鬼海弘雄氏がカメラを構えると、急に立ち上がりポーズを付ける住枝さん。
可笑しい。

お客さんがどっと帰って、残り数名になったところで、住枝さんがシートに横になった。
いつものことで、飲み過ぎたのか、騒ぎ過ぎて疲れたのか、と思ったら苦しそうに「薬くれ」。
従業員Mさんが薬を探すが、指定以外の薬は山のようにあるのに、住枝さんの求める薬は見当たらず。

心配だが、終電なので私は店を出て、走る。
新宿駅に着いたら、なんとなく雰囲気がいつもと違う。時計を見たら1時間早かった。
あらら。

しかし、住枝さんは大丈夫だろうか。
終電だからって放って帰って来ちゃって、私ったらなんて薄情。
もしかして、あのまま起きず救急車とか?!
還暦の日に、洒落にならん! と胸騒ぎ。

翌日になって従業員Mさんに「大丈夫でした?」と問い合わせ。

> ヒヤヒヤしましたが、しばらくしたら復活し、元気になってましたよ(笑)。
(略)
> いやはや絶対長生きしますね、スミエダさんは(笑)

とのことで、ホッ。Mさん、お疲れ様でした!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする