The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

1月8日 『さぬき小町うどん』,me-ISM in ADAM,『東方見聞録』

2007-02-01 06:07:26 | 抱茎亭日乗メモ
 ジェイソン君と別れて池袋へ。
『さぬき小町うどん』で急ぎ腹ごしらえ。

 ライヴハウスADAMで『me-ISM』のワンマンライヴを見る。
お友達バンドの『ナインアンダー』のメンバーやお客さんもいるが、圧倒的に男が多かった。

 7日フジテレビの「New Year Rock Festival」を、『me-ISM』目的で見ていたのに、『me-ISM』を見逃してしまった、ドン臭い私。
NHK紅白のDJ OZMAどころではないことになっていたらしい。
詳しくはこちら。この記事、すごくいい!)

『me-ISM』はギタリストが脱退して、5月までライヴ活動休止とのことで、さぞや思いと力がこもったステージになるかと思ったら、意外に「んな感じですぅ~。えへへ」みたいなノリで、いいなあ、優子ちゃん。
演奏は力強く、熱い。

背の高い男性たちの後ろで、2時間たちっぱなしは結構辛かった。
『ナインアンダー』のジャブロ君は私より遥かに若いが「きついよねー」。あはは。

 ナインアンダーメンバーと、Mさんのお姉さんと『東方見聞録』。
『硫黄島からの手紙』について。

Mさんと私は、以前同じ会社の社員だったのだが、
「今、会社にいれば年収1,000万円ぐらいいってますよ」
とMさんが言うので、魂消る。
「そうなの? 同期とか? 私は不良社員だったからいってないだろうけど」
はー、そんな会社だったのか、そういう年齢なのか。ちょっと衝撃。

Mさんのお姉さんは演出家。演劇界の懐事情と業界事情について。興味深い。
女性演出家として、確固たるポジションにいて活躍しているM姉。
同い年ながら、何たる違い。改めて自分の社会的役割のなさを思い知る。

 深夜、恋人から「寝るね」とメール。
「おやすみなさい」と返信。
電話が鳴る。「やっぱり声が聞きたいね」。うわー、ラブラブ!

この恋と比較するのは変だけど、年収1,000万円など別に欲しくない。
私の役割は、愛に生きて、彼を楽しく幸せにすることってことでいいのでは。
求められているならば、精一杯応えるまで。

1月8日 森美術館『ビル・ヴィオラ:はつゆめ』,『TAPEO』

2007-02-01 04:19:11 | 抱茎亭日乗メモ
 早起き。ご飯を3杯も食べてしまった。

 本日終了の、『ビル・ヴィオラ:はつゆめ』を見に森美術館。
ジェイソン君が招待券をくれた。ジェイソン君は六本木ヒルズは初めてだと言う。

入ってすぐの展示、男が炎に包まれる映像と、男に降り注ぐ雨粒が激流になっていく映像は面白かった。
あとはつまらなかった。
スローモーションはイライラする。早回しは可笑しくて好きなんだけど。
全てが気が遠くなるほどのスローモーションで、こんな「夢」、私は見たことがない。

ジェイソン君も始めの2つの映像が好きだった、と言って、作品のポストカードをプレゼントしてくれた。

 展望フロア「東京シティービュー」へ。
前回来た時は雨で、窓の外は真っ白、雲の中にいるようだった。
今日は晴れていて、「池袋はどっちですか?」と聞くジェイソン君にサンシャイン60を指す。

 スペインバル『TAPEO』。
ジェイソン君は「お茶でも」と言ったけれど、私はビール。

今日は成人の日なので、私は20年前の成人式のドレスを着て来た。
帽子もその時と同じ。
私の成人式の写真を見て「え? これ真理さん?!」と驚くジェイソン君。
2回目の成人式をジェイソン君がお祝いしてくれた。

アメリカには成人の日ってあるの? とか20歳の頃は何してた? とか、ジェイソン君の恋話。
「言いたいことがあるなら、会いに行けば?」と言ってみる。
「でも彼女を変えようとしたらダメだよ。上に立つ物言いも」と言う。

ジェイソン君はとてもよくわかっている人だ。
「自分の気持ちを伝えたいだけ、受け入れられないかもしれない、それでもいい、その後彼女がどうしようと構わない、ただ、今は彼女が幸せじゃないように見えるから、自分が知っていること、考えたことを話してみたい」。
優しい! 素晴らしい!

私は幸せだ、楽しい、と言い、助けてなどと言ってもないのに「守ってやらねばならん」と言ったかと思えば「客観的に自分を見直せ」「そんなでは友達なくす」「バカだと思われる」と苦言を呈し、結構です、覚悟の上と言ったら「友達関係返上します」とぶち切れる人とは心掛けが違う。

どうか、ジェイソン君の思いが通じますように。

1月7日 『ロープ』,デート,『Raj Palace』

2007-02-01 03:00:08 | 抱茎亭日乗メモ
 朝、夢を見る。
『ロープ』の1公演チケットを一人で20枚買った! という友人がいて、私も買う! と言ってる夢。
1公演で20席を独り占めして何になるのか? と思うが、これが私の初夢だ。

 その、夢にまで見た、藤原竜也、宮沢りえの初顔合わせに期待大の『ロープ』に、なんと30分も遅刻してしまった私。
大馬鹿。

 3時間ぐらいやるのかな、休憩時間も入れて3時間半ぐらいかな、と思っていたら、休憩時間もなく、あっという間に終わってしまった。
ピッタリ2時間。私は1時間半しか見ていない。ショック!

 NODA・MAPの『オイル』はあまり良くなかったけれど、『ロープ』は面白かった。
なのに遅刻した上に途中寝てしまった私。どうなってんのかね?
藤原竜也に失礼だ。全部ちゃんと見たかった。

宮沢りえの舞台を見るのは初めて。
本人とはわからないぐらい声がガラガラに枯れていた。ハードな舞台だった。

 デート。
休憩時間に終演時刻を連絡して待ち合わせを決めよう、と言っていたが
「なんと、もう終わってしまった」とメール。
すぐに会いに行くことになった。
恋人は多忙で、早く会ったら少し長く一緒にいられるかな、と思ったのだがそうもいかず。

 夜、映画を見ようと再び渋谷。満席。他の劇場へ。満席。諦めてバーゲン巡り。

 『ラージ・パレス』でインド料理。かなり久し振りに来た。
インド人のおじさんはビールの銘柄を間違えたり、ナイフとフォークを用意してなかったり。
でも「味はどうですか?」と笑顔で聞いてきたり、チャイを「サービスです」と持って来たり。
サービスがいいのか悪いのかよくわからないが、なんとなく店員の対応が丁寧で元気になった印象。
国の勢いと一緒なのかな。

 恋人に、ずっと気になっていたことを聞いてみた。
私も言い難かったが、彼も説明に苦労していた。
でも、一人で悶々と考えているより、言ってみて良かった。素敵な人!