The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

11月26日 映画『クリムト』

2006-12-03 07:22:27 | 抱茎亭日乗メモ
 お酒を飲んでから見たせいか、つまらなかったからか、映画『クリムト』は寝てしまってなんだかよくわからなかった。
何度も目が覚めて、頑張って見ようと思うが続かない。
芸術家の生涯を描いた映画は好きだし、クリムトの絵も好きなのだが。

ジョン・マルコヴィッチはかなり枯れた感じで「匂いたつエロス」など感じられないし、全裸の女性がいっぱい登場するのだけれど、全くエロティックに見えない。
幻想的な描き方が綺麗過ぎたのかなあ。
予告編でそんな予感もしていたのだが。

衣装は良かった。
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11月24日 『JAPA☆RICO TOUR2006』,『MILLIBAR』

2006-12-03 06:15:44 | 抱茎亭日乗メモ
 7月8日、日比谷野音の東京スカパラダイスオーケストラのライブ終了後、川上君が谷中君デザインの音譜Tシャツを着ていて、私は「素敵!欲しい!」と騒いだ。
レディースができたら連絡するよ、とのことで先日「Tシャツ送るよ」と谷中君。
おお!覚えていてくれたのね。感激!待ってました。

今日になって「渋谷AXでイベントでスカパラ出演するので来ない?Tシャツ渡せるし」
「行く!!」

トロンボーン奏者リコ・ロドリゲスのトリビュートアルバム「JAPA-RICO」にスカパラが参加し……って知らなかった。
SHIBUYA-AXには初めて行った。出演時間が短いと聞いていたので、緊張したが間に合った。

リコとスカパラの『L-O-V-E』はすごく良かった。
「ジャマイカン・ミュージックの生ける神様」とか「レゲエ界のカリスマ」と言われるリコが登場した時、川上君にとても丁寧に挨拶をしてたのが印象的だった。

スカパラ終了後、音譜Tシャツを受け取りに行く。
谷中君の音譜Tシャツは、ひびのこづえのアコーディオンスカートに合わせたいと思っていた。
その場で着てみる。「サイズもピッタリだねえ」と谷中君。わーいわーい。

川上君と沖君に挨拶をして帰る。
会場を出てしまってから「イベントの最後まで見ればよかったか?」と気付く。
ちょっと疲れていたのか、お腹が空いていたのか。失敗。
私の目の前をリコがトロンボーンを軽く吹きながら通り過ぎて、
マエストロを至近距離で見ることが出来て、満足してしまったのだろうか。

 『MILLIBAR』で清野さんに報告したら「俺もリコ見たかったんだよねー」。
清野さんは渋谷で別のライブに行っていたらしい。

暫く飲んでいたら、リコのライブを最後まで見て来たお客さんが隣に。
話を聞く。スカパラが一番盛り上がっていたとのことだが、最後も良かったみたい。
やっぱり失敗。

しかし谷中君には感謝。どうもありがとうございました!
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11月23日 ナインアンダー,ウランバナ,『炭火串焼 東方見聞録』

2006-12-03 02:01:09 | 抱茎亭日乗メモ
 お友達のバンド『ナインアンダー』のライブを見に渋谷『乙』。
ナインアンダーは6月17日以来で久し振り。
新しいギターが入ってどんな感じになったのか、楽しみだった。

ジャブロ君が掌に目を描いて、パントマイムのような動きをするのが可笑しかった。

私はベースの松本美弥子さんの声がもっと聞こえる方がいいと思うのだが、男の声で行くみたい。

今日はkamo兄さんがすごく楽しそうでニコニコしていたのが印象的だった。

 『ウランバナ』はナインアンダーとタイバンをすることも何回かあったのだが、私は初めて。
キーボードを抱えて弾くのはカッコイイ。
床に置いて立膝で弾くのもエロくて良いと思った。
メイドスタイルのカメラマン、みのりさんがぐーっとカメラの位置を下げていく。笑った。

 会場で松本美弥子さんの小説『バンドマンの彼女の憂鬱』を買って、サインを頂く。

 『東方見聞録』にて打ち上げ。
ギュウギュウで、ジャブロ君の座る場所もないほど。

私が行けなかった11月4日のナインアンダーのライブを企画した、カメラマンのジョセフさんにイベント開催のいろいろを聞く。
ライブの企画と自身の個展も兼ねていたのだから、準備から当日まで大変だったのでは。
会場も面白い場所だったみたいで、見られず残念。

こういう場にいると、皆いろいろ活動していて、私は何にもしていない怠け者だと感じる。
私は楽しいけれど、私は人を楽しませることを、何もしていない。
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11月22日 映画『キング 罪の王』,東京倶楽部『黒い雨 死海の義和団』

2006-12-03 00:38:30 | 抱茎亭日乗メモ
 渋谷で映画『キング 罪の王』を見る。
ガエル・ガルシア・ベルナルがあまりに美しい。
いや、気持ちはわかるが殺さなくても……と思った次の瞬間に殺してしまう、王というよりオコチャマ王子だ。
悲鳴をあげる暇もなく粛々と殺されていくのをただ観察している私は何?と感じさせられる。

一家全員が偽善者で、「自分が殺されるかも」とは露ほども疑わない善き人たち。
「アメリカの正義」ってこんな人たちが強く抱いて支えているんだろうなあ。

 映画『ポチの告白』主演の菅田俊さん演出、林天外作『黒い雨 死海の義和団』を見に行く。

池上本門寺特設テントと聞いて、ネットで調べたし、都営浅草線西馬込駅でも地図をチェックして歩いたのに、迷った。
途中でも「この道でいいんですよね?」と人に聞いたのに。
寺の近くのお店で時間つぶそうかと考えていた。とんでもなかった。
私の頭の中では、新宿の花園神社のようなところをイメージしていた。
だが、池上本門寺はでっかいお寺なのだった。

私がたどり着いたのは真っ暗な山の公園みたいなところで、テントも寺の建物も見当たらない。
周囲をぐるっと歩いてみたのだが、墓地が続いて、道も暗いし、どうしよう!
住宅街に人影を見つけて、「池上本門寺テントはどこでしょうか?」と聞いてみた。
おじさん、知っててくれてよかった!感謝。
それにしてもわかりにくい場所だった。

テントは寒いと聞いていたので、長いブーツを履いていったら、靴を脱ぐのであった。
防寒のため客席には布団が敷いてあって、とても不思議な光景。
人はいっぱい入っていた。

話は面白かった。いろんな仕掛けやテントの使い方も楽しかった。
舞台には大きな池があって、死体を投げ込んだり、池の底から人が現れたりする。
この季節、びしょびしょになって演技を続けるのは大変だろうなあ。
お腹壊しそう。ブルブル。「黒い雨」だから水も真っ黒!だし。

テントならではとも言えるが、こなれていないというか、段取りがドタバタしている感じ。
ハラハラしながら見ていた。

でも芝居の世界に入れなかったのは、この話のベースになっているヒッチコックの『サイコ』を、私が見ていないせいもあるかも。

~*~*~*~*~*~*~

菅田さんのインタヴュー↓

国際派実力俳優・菅田俊率いる東京倶楽部が野外テント公演に初挑戦!
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