真相はもっとひどかった
先日のくま鉄1日乗車券キャンセルの件なのですが、この件に関して0verflowのメイザースぬまきち社長が関連ツイートをしており、その内容からとんでもない事実が発覚しました。
まとめると
- Loseサイド、くま鉄サイドともに原作が現状18禁ゲームであることを踏まえ
当然アダルト要素は撤廃(当たり前ですよね!)
キャラクター名は一切表記しない
原作18禁ゲームのロゴ、会社名のクレジットも一切入れない
念を押して販売イベント自体も縮小
そのうえで運輸局、JRに販売許可を正式にもらっており、販売自体に特に問題はなかった - それなのに人吉のある1人の議員が「切符を買うとアダルトアプリがダウンロードできる」と人吉市役所にデマを流し込み、さらに同様の妄言を人吉市議会で発言して中止の圧力をかけ、結果販売中止に
- ちなみにタイアップしていたアプリはソニーの子会社であるソニー企業株式会社がiOS、Android向けにリリースしていたアプリ「舞台めぐり」。切符に書かれたキャラクターとAR技術を使って写真が撮れるというアプリだが、アダルト要素は無論ない、ラブライブ!やガールズ&パンツァーなどといった有名な全年齢向けアニメともタイアップしているれっきとした全年齢向けアプリ。
- というかiOSのアプリストアであるApp Store、AndroidのアプリストアであるGoogle Playは18禁要素のあるゲームの配信を禁じている(アップルは特にジョブズ氏生存時代からここらへんに厳しく、一時期は微エロ程度のアプリすら問答無用でリジェクトされていた)
- 地元ではゲームがどうとか自由表現がどうということはどうでもいいらしく、新市長への洗礼として旧市長派と某党員が手を組んで新市長の攻撃のためだけに攻撃するネタを作りたかった。人吉社長は自動的にくま川鉄道の会長に就任するというシステムらしく、くま鉄の不祥事を探していたタイミングでこの話が出てきたため、ねつ造してつぶした
・・・保身のために善意の行為が最悪な形で利用され、捨てられたという最悪なケースなのですが、そもそもこの議員、公式アプリストアがアダルトアプリの配信を一切禁じていること(Androidは非公式アプリストアとい抜け道はありますが、そもそも告知にはApple App Storeのリンクも貼ってある)やタイアップしていたアプリがソニーの子会社がリリースしてるものであることも知らないうえでねつ造した可能性があり、何らかの形でソニー企業株式会社にこの事実を知られればその議員が損害賠償を請求される可能性もあるんですが、無知すぎるにもほどがあるなぁと・・・
なんにせよ今回の件に関してはかなり後味の悪い印象を残してしまいました。本当にこれであきらめず次回何らかの形でまた熊本県や人吉、くま鉄サイドに貢献できる企画が立ち上がれば…ということを願っています。
まいてつ製作スタッフが熊本や人吉、そこに走る鉄道のことを本当に愛していることは作品や各種イベントなどを見ればいやでも伝わってくるので…この気持ちをこんな形で無に返されたのは本当に許されてはならないことだと思います。