かのあゆブログ

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ThinkPad 365XにOSをいれました

2012-04-13 08:54:54 | デジタル・インターネット

数年前に今は亡きソフマップ 中古ノートパソコン館(現在はあきばU-SHOPの別館)の外にあるジャンクコーナーで¥100~500くらいで拾った(ポイントカード引き換えで買ったのは覚えているので実質無料で引き取った)IBM ThinkPad 365XにとりあえずWindows 95(OSR2)を導入しました。CD-ROMドライブがないモデル故OSの導入ができず(さすがにこれのためにFD版Windows 95をいまさら購入する気にもなれず)、買ってから数年間放置していたのですが最近x61sを購入したのをきっかけに古いThinkPadも復活させたくなったのでとりあえず

  1. 365Xに付属しているHDD(標準搭載の1.08GBでした)を取り外し、CD-ROMドライブが付属しているThinkPad 390Xに(当然そちらのHDDも取り外したうえで)取り付ける
  2. Windows 98のブートディスクで起動し、MS-DOSシステムファイル(sysコマンドで最低限のシステムファイルを転送できます。これに加えて一応Himem.sysをコピーしてconfig.sysに記述)とWindows 95セットアップファイル、365X用ドライバをコピーする
  3. もう一度HDDを取り外して365Xに装着
  4. MS-DOS 7.1(Windows 98版)を起動して普通にWindows 95をセットアップ
  5. セットアップ完了後各種ドライバをセットアップ

という手順を踏みました。ACアダプタは父に貸しているx40のほうで使用中のためこのタイプのものはなかったのですが昨日若松通商で旧IBMタイプのものを¥300で確保してきました。

ちなみにスペックですが

CPU:Intel Pentium 120Mhz

Mem:8MB→24MBに増設済み(購入時点で増設されてる状態でした)

HDD:1.08GB(これは購入時と同様)

VIDEO:Trident Cyber 9320 1MB

10.4インチDSTN液晶 最大解像度800x600(256色)

FDDドライブ内蔵

というスペックでした。DSTN液晶はTFT液晶の製造コストが高かった当時は廉価版モデルのPCに搭載されることが多かったのですが残像が激しくて長時間使うにはいろいろ厳しいものがあります。(365XにもTFT搭載モデルはありましたが…)

またこのモデルでは最大発色数が256色に限られているのも残念といえば残念なところではあります。OSは一応Windows 98 SEまで(NT系はNT 3.51~NT 4.0まで)は動きますがこのスペックですので当時インストールされていた通りのWindows 95(ただしOSR2、もともとはOSR1が導入済み)を導入することにしました。

DSC_0060

 

DSC_0062

購入した時点で液晶のヒンジ部が割れていました。正直状態はかなり悪いです。まぁジャンクですし…

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DSC_0065

最近はジャンクPCもCelM~PenMクラスのものが多くなり、Pentium II以前のPCはめったに見かけなくなりました。(それでも前述のあきばU-Shopのジャンクコーナーにたまに1000円未満で転がってたりしますが)

HDDが1GBと少ないうえにCD-ROMドライブが内蔵されていないのでOSだけインストールして当時を懐かしむだけのマシンになりそうですが…(汗