ということで、日本時間で今日の深夜に行われたWWDC’09においてついにiPhone OS 3.0とiPhone 3Gの新モデル”iPhone 3G S”が発表されました。
iPhone 3G Sは現行モデルであるiPhone 3Gと比べるとアプリの起動が2倍高速化されたほか、デジタルコンパスを搭載するようになったり2G iPod touchでもサポートされているNike+をサポートしているようです。容量は16ＧＢモデルと32ＧＢモデルで日本では今月26日から販売開始。現行iPhone 3Gも8GBのみにモデル整備されて併売されます。（事実上廉価版に）
iPhone OS(OS X iPhone) 3.0はすでに伝えられているとおり、Mac OS Xにも搭載されているデスクトップ検索サービス”Spotlight”を搭載したり、iPhoneをモデムとして使用できるインターネットデザリング機能（ただし日本のソフトバンク・モバイルはまだ現時点では非対応）に対応したり、映画の購入をサポートしたりといろいろと強化されています。
配布開始は全世界同時で17日から。価格はいつも通りiPhoneユーザーは無料、1G&2G touchユーザーは1200円となります。
ちなみに次期Mac OS X v10.6 “Snow Leopard”の発売時期もアナウンスされていますが、どうやら9月あたりになる模様。その一ヶ月後にはWindows 7の一般販売開始も控えているのですが、さてどうなる？
カバーフローなどを実装し、さらに高速化したAppleのWebkitベースブラウザ、Safari v4も今日付で正式版がリリースされています。ダウンロードはこちらからどうぞです。（対応プラットフォームはWindows XP SP3&Vista/Mac OS X）