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ああ参議院議員選挙

2022年07月11日 23時00分00秒 | 政治関係

昨日の参議院議員選挙

焦点は、
与党の自民党と公明党が過半数を取れるか、
改憲勢力が3分の2を確保できるか
という点で、
事前の新聞の予想が
「自民の大勝」を出していたので、
これはメディアの陰謀ではないか、
自民支持層が「なら、投票に行かなくてもいいや」
と思わせる作戦ではないか、
と疑ってしまったが、
結局、新聞の予想どおりになった。
もしかしたら、安倍さんの事件が
棄権予備軍を投票所に向かわせたのかもしれない。

個人的関心としては、
立憲民主党がどれだけ負けるか、
野党第1党を維持できるか、
社民党が無くなるか、
新興勢力の参政党が議席を獲得するか、だった。

結果は
自民党が8増の63、
公明党が1減の13で、
改選数69を7上回る76で快勝。
改憲勢力も維新・国民民主を合わせて93で、
新勢力は177と、3分の2を取ることになった。

立憲民衆党は6減の17。
もっとボロ負けするのかと思ったが、意外。
ただ、1人区では、4勝28敗と惨敗。
比例では維新の後塵を排し、
比例野党第1党を確保できなかった。
社民党は比例で福島瑞穂党首が当選した上、
得票率2%を確保して、政党要件を満たしてしまった。
こんな政党に投票する人がまだいるんだね。
参政党は比例で1議席を確保。
得票率2%で、政党として認められにことになった。

自民党・公明党の与党が強いことは確かだが、
積極的支持の人は少ないはず。
かといって、野党の体たらくを見れば、
野党、特に立憲民主党には投票したくない、
そういう勢力が、
新興の参政党に向かったものと思われる。
3年後の参議院議員選挙、
それ以前に総選挙があれば、
参政党は伸びるだろう。

残念なのは、辻元清美が復活してしまったことで、
衆議院で落選したから、
今度は参議院で、とは、
恥知らずだと思うが、
元々恥知らずなのだから、当然か。

もう一つ残念なのは、
山本太郎福山哲郎が当選してしまったことで、
もう少し維新には頑張ってほしかった。

岸田政権はぴりっとしないが、
当分は国政選挙のない「黄金の3年間」を迎える。
「遣唐使」ならぬ「検討士」の岸田首相が、
検討の結果、韓国に変な妥協することがないように
監視しなければならない。

それと、安倍さん銃撃の犯人の動機が明らかになるにつれ、
宗教団体への恨みのとばっちりだったと分かってきた。
その結果、安倍さんの死が貶められることがないように願いたい。

振り返ってみれば、
安倍さんは
「日本を取り戻す」という方針で
ぶれることがなかった。
それが、
日本が強くなることを望まない人たちにとっては、許すことができず、
安倍さんを悪しざまに言ったのだ。
朝日新聞の動向を見れば、それがよく分かる。
もはや理論理屈ではない、
DNAレベルでの反日の暗い情念の人々が日本には存在する。
安倍さんの方針が正しかったことは、
歴史が証明するだろう。

 



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