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空飛ぶ自由人・2

旅・映画・本 その他、人生を楽しくするもの、沢山

映画『新幹線大爆破』

2025年05月05日 23時00分00秒 | 映画関係

[映画紹介]

4月23日からNetflix で配信された、
1975年の東映映画「新幹線大爆破」の
50年ぶりのリメイク
クレジットタイトルで、
75年版が原作であることを明示している。

新幹線に爆弾が仕掛けられ、
一定の速度以下になると爆弾が破裂するため、
停車することが出来ずに、走り続ける、
という設定だけをいただき、
後はほとんどオリジナルストーリー

75年版が東海道・山陽新幹線で、
東京から博多へ向かう、ひかり109号なのに対し、
新版は、東北新幹線で、
新青森から東京へ向かう、はやぶさ60号
ポイントとなる爆発時速
75年版が80キロだったのに対して100キロ
75年当時のひかりの最高時速210キロに対して、
はやぶさ最高時速320キロの反映だろう。
犯人の動機も解決方法も全く違う
運航不能で停車中の他の列車との接触を避けるために
ポイントを切り換えて、下り車線に入るところと、
別な車両を並走させ、
乗務員室の扉同士で滑車付きロープを結び、
必要工具を渡すところは
75年版を踏襲している。
身代金も、75年版が逃走資金の
500万ドル(当時のレートで15億円)のドル札だったのに対して、
1000億円で、集める方法は政府に任せるという。
「テロリストとは交渉しない」政府は拒否するが、
それがある方法で国民から集めるのは
時代の反映だ。

75年版と大きく違うところは、
75年版が
①新幹線内部の状況、
②司令室での対応、
③犯人たちの動向と過去、
④警察の動き
との4側面から描いたのに対し、
新版では、
①新幹線内部
②司令室
との2面建てとなっている。
終盤近くまで犯人を明かさないため、
そうならざるを得なかったようだ。

時代を反映して、
SNSによる身代金集めや
車内の実況配信などが描かれる。
また、爆発までの時間を延長するために、
東京駅で東北新幹線と東海道新幹線の
線路をつなげ、
鹿児島中央駅まで走らせるというアイデアも出て来る。

話の途中で「109号事件」という言葉がしばしば登場するので、
何のことかと思ったら、
75年版のことだった。
次第に分かって来る犯人像も、
75年版からのつながりで、
そういう意味で、
リメイクというより続編と言った方がいいかもしれない。
ただ、75年版を観ていない人には何のことか分からない。
実に不親切
更に言えば、
乗客の中で、ママ活不倫疑惑がスクープされた女性国会議員、
整備不良のヘリを小学校へ墜落させ、
児童の死者を出してしまった会社の元社長、
起業家YouTuberなどが出て来るが、
ちゃんとした説明もなく、
なんとなくしか分からない。
これも不親切。

何より、分からないのは、
時速100キロ以下で爆発する装置を
犯人がどうやって手に入れたか
それどころか、
4台もどうやって取り付けたか
は不明、というか、
ほとんど不可能。
75年版はそのあたりは明確にしていた。
それにしても、あんな動機
350名の命を奪うかもしれない
犯罪をするのは、説得力に欠けると思うが。
脚本に問題あり
最後の9名の救出作戦も
ほとんど無理筋だが、
まあ、映画だからね。

75年版は、
国鉄から協力を断られたのだが、
新版はJR東日本が特別協力しており、
実際の東北新幹線で撮影専用貸切列車
7往復走らせて撮影したという。
そのせいか、
新幹線の疾走感は75年版より進歩している。

監督は樋口真嗣

後ろの2車両を切り離し、
追尾してきた救助列車との間に橋をかけ、
340名の乗客を移すことに成功し、
60号に取り残された9人を救い出すのが
最後のミッションとなるが、
車両の切り離しが配線等で不可能なことは、
75年版で示されている。
ここは、映画のラストに

この映画に登場する人物、団体、車両、撮影地、
鉄道に関するルール、所作などは
実在するものに着想を得ていますが、
現実のものとは異なります。

ということで、言い訳していた。
まあ、映画だからね。

不満と言えば、
救出車両に乗客が移るところは、
もっとしっかり見せてほしかったのと、
停車後、9名の安否確認で車内に入るところは
もう少していねいにやれなかったか。

配信開始1週間後に
Netflix から発表された
非英語映画の週間グローバルチャートにおいて、
全世界で2位
制作国の日本を始め、
4つの国と地域にて1位をそれぞれ獲得した。


Netflix で75年版も配信していたので、
50年ぶりに観た。

原作はなく、
脚本は映画オリジナル
監督は佐藤純彌

久しぶりに観たのだが、
当時の日本映画の強味である、
しっかりした作りに感心した。
当時のひかりは下のデザインで、なつかしい。

機材はアナログ感満載。

既に書いたとおり、
爆弾を仕掛けた犯人、
危機回避に全力を尽くす国鉄サイド、
徐々に犯人グループを追い詰めていく警察、
パニックを起こす乗客の姿の4本柱が
実にていねいに描写され、
それぞれのドラマが適切な味加減で描かれ、
当時の日本映画の誠実な製作姿勢がうかがえる。

なにしろ、主犯を演ずるのが高倉健で、
零細工場の経営に失敗した男の哀愁が漂う。
仲間の過激派くずれと
集団就職で都会に来た沖縄出身の青年
との結びつきもなかなかいい。
日本高度経済成長時代への批判が内包されている。

当時は三菱重工爆破事件など、
連続企業爆破事件が発生していた時期で、
警察関係者は神経をとがらせていた。
国鉄(当時)は協力を要請されたが、
ドル箱の新幹線を爆破する映画と聞いて震えあがり、
真似する人が出るからと、協力を拒否
当時、新幹線に爆弾を仕掛けたという電話は
週に1本の割合でかかって来て、
その度に最寄の駅に停車させて検査するような状態だった。
国鉄は協力拒否どころか、上映中止を要請した。
東映は、仕方なく新幹線車内のセットを作って撮影。
窓外の景色はスクリーンプロセスを使った。
東京駅全景のカットや走行する新幹線のカットは盗み撮り。
想像の中での爆破シーンはミニチュアで撮影。

編集作業に手間取り、
完成は封切の2日前。
興行収入10億円を目標としていたが、
東京都心ではまずまずの入りでも、
当時は新幹線がまだなかった北海道や東北地方の客入りは悪く、
大阪などでは途中打ち切りに遭った。
製作費が高かったため、
国内興行では約2億円の赤字を出した。
1975年度キネマ旬報ベストテンでは第7位だったが、
読者選出では、ベストワンに選ばれた。

海外では評判を呼び、
東映に収入をもたらした。
ただ、海外版は短くして再編集され、
犯人側のドラマがカットされたため、
新幹線に次々襲いかかる危機を描く
息をつかせぬ展開となった。
それを観た東映幹部は、
「どうして日本の映画監督は、
 無駄な部分にカネをかけるんだ」
と言ったという。
この短縮版は凱旋公演として日本でも上映されたが、
私は観ていない。

久しぶりに観て、
なかなかの成功作だと思った。

なお、一定の速度以下になると爆発するという
アイデアは、
ヤン・デ・ボン監督の「スピード」(1994)で
流用されている。
東映は原案権を主張して訴訟を起こすべきという声が上がったが、
岡田社長の「やめておけ」という一言で黙認した。

 


映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』

2025年05月01日 23時00分00秒 | 映画関係

[映画紹介]

宮城県の小さな港町で、
ある家庭に男の子が生まれた。
祖父母と両親は、“大”と名付けて誕生を喜ぶ。
田舎のどこにでもあるような、
祖父母、両親との同居生活。
ただ、他の家庭と違っていたのは、
両親の耳がきこえないことだった。

大の赤子時代、幼児時代、
小学生時代をていねいに描く。
成長するにつれて、
自分の家庭が普通でないことに気づく。
次第に、周りから特別視されることに戸惑い、
苛立ち、母の明るささえ疎ましくなる。
父兄参観日には、来てもらいたくないから、
通知を親に見せなかったりする。


やがて、中学生になって反抗期が始まり、
親の“通訳”をする自分に疑問を感じ、
「こんな身障者の家に生まれたくなかった」
とまで口にする。
志望の高校に受からなかったことを
母親のせいにしたりする。
母親はそんな大を大きな愛情で包む。

東京に出ようとして悩む大に対して、
父親は東京に行くことを勧める。
その時、父母がろう学校で知り合って、
結婚を反対されて駆け落ちし、
東京に出た過去を初めて知る。
そして、妊娠した母親が生むことを反対されたことも。
母親が生む決断をしてくれなかったら、
今の自分の生はないのだ。
東京に出た大はアルバイトをしながら、
やがて出版社に就職するが、
父親が倒れたという連絡を受けて・・・

生まれて来る国と親は選べないというが、
普通でない両親のもとに生まれた
一人の青年の子ども時代から青年期までの
両親との親愛を描いて胸うたれた。

いわば、アカデミー賞作品賞を受賞した
「コーダ あいのうた」(2021)の日本版だが、
リアリティは各段に違う。
それだけに身につまされる。

コーダ・・・CODA, Children of Deaf Adults 。
      きこえない・きこえにくい親をもつ聞こえる子       どものことを指す。

作家・五十嵐大氏の自伝的エッセイ
『ろうの両親から生まれたぼくが
 聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して
 考えた30のこと』(幻冬舎)が原作。
脚本は港岳彦
監督は呉美保


吉沢亮が、“きこえる世界”と“きこえない世界”を
行き来しながら生きる主人公を
繊細に演じた。
父母共に実際のろう者俳優を起用したが、
母・明子役の忍足亜希子(おしだりあきこ)が好演。


日本の母の持つ心情を見事に演じ切った。
昨年度のキネマ旬報ベストテンの助演女優賞を受賞。
(日本アカデミー賞ではノミネートさえされなかった。
 というか、作品賞や主演男優賞をはじめ、
 ことごとく無視された)

日本の家族、親、息子の姿を
ろう者の家庭を借りて
観る者の心に響く映画だった。

公開時は見逃したが、
WOWOWで視聴。

 


スター・ウォーズ セレブレーション・その4 フードとグッズ

2025年04月25日 23時00分00秒 | 映画関係

一番端のホール7は、フードホール

セレブレーションで食事の場を設置するのは、
初めてだそうです。

入口に、メニューが掲示されています。


それぞれのメニューの「スター・ウォーズ」がらみのいわれが書かれています。

ここでリストに個数を書いて注文し、


代金を支払って、食券をもらい、


各渡し場に並んで受け取ります。

赤は帝国軍、白は反乱軍という設定。

この後ろに厨房施設を作ったのか?

この茶店風の台で食べます。

私たちが食べたもの。

ジャー・ジャー・メン

エピソード1で登場したジャージャー・ビンクスに由来。

ウーキー焼きそばは、

チューバッカにそっくり。

禁断の愛おにぎりは、


アナキンとパドメの秘められた恋に由来。


この二人が結ばれないと、
ルークもレイア姫も生まれません。

ドロイドもなかは、

R2-D2、C-3PO、BB-8の三体のドロイドを表わすモナカ。

胡麻シェイクのストローは、ライトセーバーをイメージ。

私たち父娘は、
最初の客でした。

昼時には、2時間待ちだったそうです。

2時間も並ぶなら、
会場を出て、駅まで行けば、
いくらでも食事は出来るのに。

3時半頃、遅い昼食を食べに行くと、
売り切れ続出で、


たこ焼きしかありませんでした。

ここだけ行列。

席も埋まっています。

アクバー提督↓

にちなんだたこ焼き

“It's a Trap!”とあるのは、
6個に1つ、タバスコ入りが隠されているから。
たこ焼き版ロシアン・ルーレット。
ウィンナーソーセージのタコは外人に受けそう。

タトゥイーンわらび餅は、

ルークが育った惑星タトゥイーンの砂漠をイメージ。

楊枝についた二つの○は、
タトゥイーンの二つの太陽を表現。

飲み物はゆずソーダ

ここで、娘が買ったグッズを紹介。

この冊子↓、

右開きのページは日本語で、
裏返して左開きのページは英語という、
工夫がなされています。

ものすごく充実した内容で、
記念になります。

これは、トランプ

J とQ とKは、ライトセーバーを持っています。

このハッピは、
反乱軍と

帝国軍の仕様。

その他。

お守り。

ホール9のグッズ売り場は大変な行列だったそうです。

 


スター・ウォーズ セレブレーション その2

2025年04月22日 23時00分00秒 | 映画関係

スター・ウォーズ セレブレーションが終わってしまい、
何だか淋しくなってしまいました。
あの喧噪がなつかしい。

で、撮った写真をもとに、
当日をレポート。

↓が、「バッジ」と呼ばれる、入場券。

これを首から下げて、入場。
ネットで予約した人は、会場でバッジと引き換えるのですが、
当日では混雑するので、
3日前から引き換え。
私はちょうど海浜幕張で映画を観る予定があったので、
4月15日、引き換えに行きました。

会場はホール9。

こんなガランとした会場。

メールで受けたQRコードを提示すると、引き換えてくれます。

用意したパスポートは不要。本人確認はしない。へんなの。

デザインは、↓以外にも沢山ありますが、自分では選べません。

それにしても、よくチケットが取れたものです。

この行列は、

Tシャツを買う人の列。

自分で印刷するようです。

その後、ホール1から7の本会場に行き、
そこから駅まで徒歩何分かかるかを計測。

そして、4月18日金曜日の当日。

わくわく、わくわく。

開場前の会場。

人のいない会場。

ガランとしたパネル会場。

会場の配置は↓。

メインホールで開催された
「マンダロリアン& グローグー」のイベントを

Galaxyステージの生中継で観ます。

スペシャルゲストのライアン・ゴズリンズが登場して、興奮は最高潮。

ステージを出ると既に混雑。

グッズを買った人はこの状態。

どうやら、グッズを買うために来たらしい。

3時間並んで、途中打ち切りなど、運営上の問題もあったようです。

キッズコーナー。

エピソード6を体感。

これは特製のウーロン茶。高い。

とにかく満員電車状態

いろいろな展示物。

写真撮影会は有料。プロのカメラマンが撮って、プリントしたものをくれます。

サインも、もちろん有料。

聞いた話では、3時間並んで、途中で打ち切られたことも。
やはり、運営上の問題は多かったようです。

これはねぶた祭風の展示物。

座るところがないので、こういうことに。

パネル『文化を越えて物語を語る:「スター・ウォ-ズ」と日本』に参加。

日本人の方も全員英語で。字幕が少し遅れて入ります。

黒澤明監督の「七人の侍」や

「隠し砦の三悪人」との関連も述べられました。

会場はコスプレの方が闊歩。

この方たちは、「写真撮らせて下さい」と言われるのが無上の喜び。

これは展示物です。

今日は、ここまで。続きはまた今度。

 


ドラマ『アドレセンス』

2025年04月10日 23時00分00秒 | 映画関係

[ドラマ紹介]

イギリスのとある町に住む
13歳の少年ジェイミーが、
同じ中学校に通う少女ケイティを殺害した容疑で逮捕される。
ジェイミーは犯行を否定する。
学校では生徒たちの間に動揺が広がり、
ジェイミーの家族・ミラー家は世間の批判にさらされる。

逮捕当日、3日後、7カ月後、13カ月後と、
4つのエピソードによって語られるが、
各エピソードごとに
ワンカットで撮影されているのがユニーク。

つまり、通算3時間48分が4カットだけで構成されている。

第1話は、
早朝、ジェイミーの自宅に警察隊が突入し、
ジェイミーを逮捕して、署に連行、
尋問を始める。
自宅から警察への車内、
警察での尋問と、
ワンカットの映像が緊迫感をもって語られる。

第2話は、事件3日後の学校に
尋問した警部たちが訪ね、
生徒たちから情報を取ろうとする。
カメラは学校内を縦横無尽に移動し、
ワンカットで生徒たちとの会話を描く。
生徒の中には、警部の息子もいる。


警報の誤作動で、
生徒がテニスコートに移動する混乱の中、
カメラはドローンによって
空中に飛翔し、
殺人の現場まで飛ぶ。
そこにジェイミーの父親が花束を持って現れる。

第3話は、ジェイミーが拘束されている少年拘置所を
訪れた心理療法士とジェイミーの対決を描く。
一室の中での心理療法士とジェイミーの対話を
カメラが二人の周囲を巡りながら
ワンカットで撮影する。

第4話は、ミラー家の自家用車に
「NOUSE」(小児性犯罪者)と書かれたのを消すため、
父母と姉の3人でホームセンターに行き、
ペンキを買うが、
その途中、ジェイミーから容疑を認めるという電話が入り、
家族は悲嘆にくれる。
家からホームセンターへの車での移動、また家へと
ワンカットで描写する。

各エピソードは50分から60分かかり、
どんな綿密なリハーサルをしたのだろうと想像する。
特に学校の場面は人数も多く、
すれちがうたびに
対象となる人物が変わるが、
相当準備しないと、出来るものではない。
通常、ワンカット撮影では、
壁が一瞬視野を狭めるなどして、
カットをしたものを
そうでないように見せるテクニックが存在するが、
「アドレセンス」の撮影監督によれば、
本作品ではそのようなことは一切行われておらず、
正真正銘のワンカット撮影がされているという。

撮影監督は語る。
「計画に多くの時間を割きました。
使用するエリアの地図を作り、
その中でカメラがどう動くかを検討し、
私とキャストで、
まるでダンスのようにリハーサルをしました。
その前からフィル(監督)と私は
ロケ地を探していて、
それが決まったら、ルートをプロットし、
パズルのピースをすべて納得がいくまで動かしたんです」

話が展開するにつれて、
事件の背景が明らかになり、
ジェイミーがケイティによって
侮辱されていた事実が現れて来る。
二人はSNSを通じて接点があり、
ケイティは、ジェイミーを
「インセル」だと絵文字で表現していた。
インセルは非自発的な独身者を表し、
「非モテ」「弱者」を自覚する男性たちを意味し、
女性嫌悪や性差別的暴力と深く繋がっている。
ジェイミーは、自分のことを「醜い」と思っており、
それを指摘されたことが事件の背景にある。
未熟な少年ゆえの犯行。
「アドレセンス」とは、思春期のこと。

無実を信じていた父母が
ジェイミーからの電話で
事実を知った後の父母の悲嘆が悲しい。
「私たちは、育て方を間違えたのではないか」との煩悶。
父親役のスティーヴン・グレアム
素晴らしい演技を見せる。

監督はフィリップ・バランティーニ
既にワンカット撮影では実績がある。
「ボイリング・ポイント/沸騰」(2021)がそれ。
あるレストランのクリスマスの夜の
厨房での混乱を90分にわたり、
1カットで描写した。
スティーヴン・グレアムは
この映画で主役のシェフを演じている。
ジェイミーを演じたのは、
約500人の中からオーディションで選ばれた
新星オーウェン・クーパー


第2話での長い対話を見事に乗り切った。
すでに今後複数の作品が決まっており、
「嵐が丘」で、若きヒースクリフを演じる予定だという。

配信から11日で視聴回数6630万回を記録し、
Netflix のリミテッド・シリーズで歴代1位を獲得した。
世界71カ国でストリーミング1位となり、
グローバルランキングで3週連続1位を獲得し、
93の国と地域でトップ10を獲得した。