空飛ぶ自由人・2

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さよなら浦安万華郷

2024年05月30日 23時00分00秒 | わが町浦安

浦安万華郷(万華ではない)が、
6月2日で閉館になるといいます。
浦安にある温泉施設。
昔はよく行ったものです。
先日、お別れに行ってきました。

館内に「15年間のご愛顧」とあり、


えっ、15年?
もっと長くあった気がするなあ、
と思ったら、
「浦安万華郷」になってから、
15年なのでした。

こんなところにも、吉本は進出しています。

沿革を見ると、
2004年、株式会社福田組など3社が中心となって、
有限会社浦安温泉物語を設立し、温泉施設を計画。
2005年、運営会社として株式会社湯巡り万華郷を設立。
2006年2月25日、「湯巡り万華郷」を開業。
つまり、施設開業以来だと18年
2007年、出資者であった福田組が湯巡り万華郷の株式を取得して子会社化。
2009年、福田組が、湯巡り万華郷の株式を
株式会社キョウデンエリアネット(大江戸温泉物語グループの資産保有会社)に譲渡。
大江戸温泉物語株式会社主導の運営となり、
「大江戸温泉物語 浦安万華郷」に施設名を変更。
それから15年というわけ。
そして、借地契約の満了により、
今年6月2日閉館予定。
この後、土地を更地に戻して返還。
こうして、浦安から一つの温泉施設が消滅します。
雇用も失われます。
あと、「ユーラシア」という温泉施設が浦安にはあります。

施設は大きく分けて、
内湯と露天風呂、混浴水着ゾーンの温泉施設と、
休憩所、飲食店、ゲームコーナー、マンガコーナーなどの館内施設
それに、宿泊施設の3つで成り立っています。
温泉は深く掘り下げての本物の温泉。
泉質は、ナトリウム、塩化物強塩泉。

内湯と露天風呂は当然男女別ですが、
水着ゾーンは男女混浴
それが受けたようです。

浦安駅と新浦安駅からは、送迎バスが出ています。

正面から見たところ。

提灯が客を迎えます。

これは18年間、変わりませんでした。

受付。料金は館内飲食代等加算して、後払い。

いろいろな料金設定も。

ここでタオルや館内着を受け取ります。

風呂は当然撮影禁止なので、
拝借した写真から。

館内全体図。

水着ゾーンは、
知らない水着美人を撮らない限り、撮影可能

こんな岩山に、

青の洞窟

その奥は竹林の湯

この岩山の上から滝が落ちますが、やっていませんでした。

元に戻ります。

いろいろな湯が。

この流れは足湯。

金魚の湯。

更に足湯を進むと、

こういう建物が。

源泉館。入浴中の人がいたので、中の写真は撮れませんでした。

その脇の湯。

かやぶきの湯。

森のようなところも。

この建物の中には、

岩盤浴だの

飲食コーナー、

ドクターフィッシュなどがあります。

こちらからの景色。

公式写真から。

夜の風景。

時期によって、イルミネーションや、

プロジェクションマッピングや

泡風呂などのイベントも開催。

風呂から出たところには、定番のビンの牛乳が。

近く、ビン牛乳はなくなるようです。

館内。

おみやげコーナー。

ゲームコーナー。

飲食コーナー。

ここは、氷やクレープ。

いつも、これを食べます。

階段上には和食レストランが。

これを食べました。

いやしコーナー。


ゴロゴロ出来る施設。


休憩所。

マンガコーナー。

占いコーナーも。

宿泊施設。

前に一度泊まったことがあります。

この上も宿泊施設。宿泊者しか入れません。

こちらから足湯コーナーに行けます。

出口にはポストイットで感謝の言葉が貼られていました。

さよなら、浦安万華郷。

 


浦安市民まつり

2024年04月27日 23時00分00秒 | わが町浦安

今日は、浦安市民まつり

市民会館前の公園で開催。

今年が26回目です。

メインは食べ物の販売。

どこも行列です。

テーブルも用意されていますが、

はみ出た人は、こんなところで。

 

植木まつりも同時開催。

堆肥もくれます。

ここは、脱穀経験のコーナー。

重機に乗る経験コーナー。

写真スポット。

いろいろな物販。

ステージではいろいろな出し物が。

ゆるきゃら総選挙1位のあさりくんの表彰式。

市長からトロフィーが渡されます。

浦安観光PRの演歌歌手。

路上パフォーマンス。

カスタネットマン。

ぬいぐるみのパフォーマンス。暑そう。

ゴミの後片付けも大変。

会場近くの消防本部も設立50周年で、

こんなイベントも。

川沿いの道では、フリーマーケットも。

カヌー体験も。

E ボート体験。

市民まつりは明日も開催されます。

 


『八月の御所グラウンド』

2024年02月07日 23時00分00秒 | わが町浦安

[書籍紹介]

駅伝と草野球の二つのスポーツを通して
京都を背景にした若者の姿を描く2作を収録。

短編『十二月の都大路上下(カケ)ル』

女子全国高校駅伝で、
病気の先輩に代わるピンチランナーとして走るサカトゥー(坂東)。
しかし、彼女は絶望的に方向音痴だった。
京都南大路を走る時、
応援観客の向こう側を走る一団を目撃する。
それは・・・

中篇『八月の御所グラウンド』

朽木はつい最近、彼女にふられてしまい、
大学四回生の夏休み、
一緒に行くはずだった
彼女の実家のある高知での
四万十川下りが果たせず、
灼熱の夏の京都に取り残されてしまう。

そんな時、留年生の多聞から、
「たまひで杯」と呼ばれる草野球に参加させられる。
聞けば、「たまひで」という祇園の芸妓に
惚れ込んだ老人たち6人
(なにしろ、たまひでを含め、みんな老人。
 交流は40年も続いている)が
それぞれ率いる草野球のチームの対抗戦。
多聞のチームは師事する大学教授のチームで、
卒論を手伝う交換条件に、
「たまひで杯」での優勝をもちかけられたのだという。
朽木は多聞に借金があるため、断れず、
早朝、京都御所の中にあるグラウンドで野球をすることになる。

ところがいろいろな理由で選手の欠場があり、
9 人揃わずに不戦敗の危機に。
ところが不思議と臨時のメンバーが入り、
試合が成立してしまう。
何度目かの危機の時、
自転車に乗ってやって来た
「えーちゃん」という若い男と、
山下、遠藤という見知らぬメンバーに助けられる。
順調に勝ち進むが、ある時、ピッチャーの爪が割れてしまい、
代わりに投手となった「えーちゃん」が・・・

作者の万城目学(まきめ・まなぶ)は、
ちょっと風変りな作風で、
「鴨川ホルモー」(2006)、「鹿男あをによし」(2007)
「プリンセス・トヨトミ」(2009)、「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」(2010)
「偉大なる、しゅららぼん」(2011)、「とっぴんぱらりの風太郎」(2013)
など、題名を見るだけで
ユーモア小説家だと分かる。
そのほとんどが軽い。
本作も、妙な名前の草野球大会でのゲームで、
メンバー不足がいつの間にか解消しているなど、
軽く、かつユーモラス。
これが直木賞? と思っていると、
ある時点で、とてつもなく大きなテーマが
内包されていたことが判明する。
しかも、切ない内容で、
分かれば分かるほど泣ける。
「えーちゃん」の正体を最初に知るのが
中国人留学生「烈女」のシャオさん、というのも意味ありげ。

そのシャオさん、
野球のない中国で育ったため、
次のような質問をする。

「細い棒でボールを打つ。
それから走る。
四角い盤の上で、止まる。
なぜ、打った人は、もっと走らないのですか?
なぜ、打った人は、
次の打つ人が登場したとき、
投げる人が一球投げるたびに、
四角い盤から少し動いて、
また戻るのですか?
次の打つ人が大きく打ったとき、
四角い盤の上に立つ人たちが、
みんな走ります。
そのまま走り続けるときがあります。
でも、元の盤まで戻ってくることもある。
それはなぜですか?」

五山の送り火というお盆の行事を最後に
翌日の試合を描かず、
余韻を持って終わる。
そのセンスの良さ。
万城目学作品に共通する
卓抜な設定が、
お盆の京都の神秘的な雰囲気で見事にはまる。
知っている人ならすぐに分かる
映画「フィールド・オブ・ドリームス」(1989)を彷彿させる。

「みんな野球がやりたかったんだ」
「みんな・・・、生きたかっただろうなあ」
「なあ、朽木、俺たち、ちゃんと生きてるか?」                  
その言葉が胸に染みる。


ドラマ『BROTHERS SUN』

2024年01月21日 23時00分00秒 | わが町浦安

[映画紹介]

題名は、中国語では「孫家兄弟」。
つまり、孫という家の兄弟愛の物語。

台湾の台北で殺し屋をしているチャールズ・サンは、
犯罪組織のボスである父親が狙撃されて瀕死の床につく。
いまわのきわに父親が、
家族を守れという意味のことを口にしたことから、
ロサンゼルスに住む母親のもとを久々に訪れる。
母・アイリーンは看護師で生計を立ててつつましく、
息子のブルース・サンを大学に通わせていた。

突然現れた兄のチャールズに弟のブルースは混乱する。
なにしろ、ブルースが台湾を離れたのは15年も前のことで、
兄との記憶などないに等しい。
しかも、兄の後を追ってきた殺し屋が兄と格闘し、
その死体の処理の片棒を担がされたりする。
こうして、台湾からロスに舞台を移した
ギャング同士の抗争と、
そのギャングの撲滅を目指す青年たちによる謎の集団との
闘争にブルースは否応なしに巻き込まれていく。

そして、台湾から各組織のボスが一堂に会しての、
頭目選びが設定され、
それを警察が一網打尽にしようと待ち構え、
犯罪組織のリーダーたちと
撲滅を目指す青年たちの集団と
警察との三つ巴の闘争が始まろうとしていた・・・

兄のチャールズは、父親によって仕立て上げられた殺し屋で、
高度な格闘能力の持ち主。
弟のブルースは、
即興芝居に目覚めてしまい、
学費を芝居教室につぎ込んで滞納し、
退学寸前の落ちこぼれの医学生で、
その対比が面白い。
兄の登場によって、
自分が実は大金持ちの息子だと知り、
普通の主婦と思っていた母親の正体を知って驚愕する。
また、検事補の女性が
昔台湾に住んでおり、チャールズの幼なじみで、
ギャング一味を逮捕して、
地方検事への野心を燃やしているが、
チャールズとの間で恋が芽生える。

チャールズを演ずるのは、ジャスティン・チェン

ブルースを演ずるのは、サム・ソン・リー

二人共、なかなか魅力的

母親を演ずるのは、
中国系マレーシア人で、
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で
昨年のアカデミー賞主演女優賞を獲得したミシェル・ヨー

監督のセンスが良く、
毎エピソードに
なかなかの水準の格闘シーンが満載。
チャールズが冷酷な殺し屋なのに、
ケーキ作りが趣味で、
ロスで初めて食べたチュロスに惚れ込み、
その再現をしようと努力するなど、笑わせる。

いろいろあって、
最初は反目していた兄弟の間に
次第に絆が生まれて来る様を上手に描く。
組織のため忠誠を尽くしてきた兄が、
アメリカ育ちの自由な弟に対し、
次第に寛容になっていき、
二人の心の中にある
家族思いの念が胸を撃つ。


ミシェル・ヨーが演じる母親の姿がカッコ良い。

監督はケビン・タンチャロエン

1月4日からNetflixで配信。
全8話計7時間16分。

 


フットサル

2023年11月11日 23時00分00秒 | わが町浦安

先日、娘と自転車で、↓へ。

浦安市総合体育館

運動公園の一角にあり、

岡本太郎センセイのこんなオブジェも。

今日はフットサルのゲーム。

浦安市民デーということで、
市民招待があり、
応募して、 当たったので、やってきました。

↓が入場券。最近は、何でもスマホを持っていることが前提です。

浦安には、フットサルのチームがあり、
今日は、そのホームゲーム。

相手はしながわシティという、東京のチーム。

チーム名「バルドラール」の由来は、↓。

これが会場。

かなり広いです。

フットサルはかつて「ミニサッカー」とも言われ、
1970年代に始まりました。
その後、フットサルと名称変更。

2002年の日韓ワールドカップでサッカー熱が高まったこともあり
「サッカーより気軽にボールを蹴れる」として人気を得、
それをきっかけにフットサル専用の施設が増加し、
2005年には300施設を超えました。
競技人口は200万人にのぼるともいわれています。

今日の試合は、Fリーグの公式戦。
日本フットサルリーグ、愛称「Fリーグ」は、
日本フットサルトップリーグが運営する
フットサルの全国リーグ。

2007年9月に第1回大会が開幕し、
全国の8クラブが参加。
現在は20クラブほど。
Jリーグをモデルとしたホームタウン制を敷き、
チーム名称に企業名を冠することを禁止しています。

現時点では名古屋オーシャンズがリーグ唯一のプロチームで、
その他のチームはアマチュア選手が多く、
いわゆるセミプロリーグ
ただし、将来のプロ化も構想されています。

選手紹介などがあり、

                    

キックオフ。

サッカーより狭いので、
もっと点が入るかと思ったら、
なかなか入りません。

ゴールの瞬間。

ゴールキーパーがセンターラインを越えて攻撃に加わります。

あーあ。

ハーフタイムには、地元の子どもたちのダンスも。

スポンサーの宣伝も。

1チームあたりの運営費は
5000万円から7000万円かかるといいます。
屋内競技なので、座席数に限界があり、
入場料収入は見込めないので、
スポンサーがいないと成り立たないでしょう。

スナックの販売や

子どものゲームも。

後半は1点ずつ加点。

試合は2対1で、浦安の勝ち

浦安のチームは、只今、リーグ6位。

2007、2008シーズンには
準優勝したこともあり、
昨シーズンは3位でした。

試合後の挨拶。

ヒーローインタビューもあります。

選手と観客の交歓も。

スポーツの秋・浦安でした。