空飛ぶ自由人・2

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六義園に行きました

2022年11月30日 23時00分00秒 | 様々な話題

今日は、久しぶりに駒込に出かけ、

ここへ。

六義園(りくぎえん)。

徳川5代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が、
自らの中屋敷として造営した大名庭園。

大人300円、65歳以上は150円。

「シニア1枚」と言うと、
「生まれた年を言って下さい」と言われました。

パンフレット。

外国人用。

そういえば、外国人も多かったです。

こんな道を行きます。

ほどなく、池が。

1695年(元禄8年)に
加賀藩の旧下屋敷跡地を綱吉から拝領した柳沢は、
約2万7千坪の平坦な土地に土を盛って丘を築き、
千川上水を引いて池を掘り、
7年の歳月をかけて、起伏のある景観をもつ回遊式築山泉水庭園を現出させました。

「六義園」の名称は、
紀貫之が「古今和歌集」の序文に書いた
「六義」(むくさ)という
和歌の六つの基調を表す語に由来します。

明治の初年には三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎が六義園を購入、
維新後荒れたままになっていた庭園に整備が施されました。

1938年(昭和13年)に東京市に寄贈され、
以後一般公開されるようになりました。

茶店があり、

お茶と和菓子が供されます。

ここを登ったところが藤代峠

標高35m。

こんな景色が眺められます。

東京大空襲の被害を受けることもなく、
造園時の面影を残したまま今日に生き延びた六義園は、
1953年(昭和28年)に特別名勝に指定されています。

1972年4月、
都立公園無料化の一環で、
六義園も無料化された。
しかしカモやアヒル、ニシキゴイなどが来園者に盗まれるなど
マナーが極端に悪化。
このため他の公園とともに再び有料化となりました。

夜景は、下のような景色。

春は枝垂れ桜が有名。

プロの撮った写真。

その後は、大塚に移動し、

この店に。

10月に新店舗に移動。

あまり並んでいない、ラッキーと思っていたら、
下のような表示があり、


女の人から、「あちらに並んでいますよ」と言われて、
振り返ると、道路の向こう側に行列が。

並びます。


脇を都電の荒川線が走ります。

1時間並んでも、列が進まず、
これでは2時間以上並ぶと予想がついた段階で、
行列から離脱

代わりに入ったのが、この店。

喜多方ラーメン。

厚切りのチャーシューが美味でした。
スープも美味しかった。

 


小説『介護者D』

2022年11月28日 23時00分00秒 | 書籍関係

[書籍紹介]

前作「絞め殺しの樹」で直木賞候補となった
河崎秋子の新作。
「小説トリッパー」に連載したものを単行本化。

短大入学を機に上京して、派遣の仕事を続けてきた30歳の猿渡琴美は、
北海道で単身生活を送る父のために地元へ戻る。
名目は「雪おろしをするため」だったが、
季節が過ぎても、居残って父の介護をする。
父は長年続けた私塾を閉めた後、一人暮らしをし、
(妻は交通事故で亡くしていた)
脳血栓で体が不自由な生活をしていた。
長年教育者として生きた父は、
自分の考えが正しいと思って譲らず、
説教癖があり、
また、長年近所で「先生」と尊敬されてきた立場の上、
「ええかっこしい」の性格から、
公的サービスも補助金も、理屈をこねて拒絶し、
その結果、琴美の負担だけが増えていた。

琴美には、美紅という妹がおり、
琴美は劣等生、美紅は優等生で、
何かと比較されてきていた。

しかし、父は琴美に無神経な言葉を投げる。
たとえば、琴美の級友で昔の塾生である佐原栄子の話題に触れた時、
父は、こう言う。

「あの子はほんとによくできた子だったもんな。
いい学校出て仕事して結婚して子ども二人もいて、
立派なもんだ」

その無神経な言葉を聞いて、琴美は「ちくしょう」と口にする。

サンフランシスコに住む美紅は、
子どもを連れて帰省するが、
父の家に泊まるのはわずか1日、
すぐ東京に出て、友人とディズニーランドに2泊して、
帰国するという。

「お父さん、足悪くて生活の色んなとこで大変なんだって分かってる?
私が、それなりに、うちの色々なこととか
一生懸命やっいてるっていうのに、あんたは」

琴美が非難すると、父は美紅の味方をし、
こう言ってのける。

「だいたい、おまえに飯を作れ掃除をしろ世話をしろ、
なんて父さんいちいち頼んだ覚えはない!
ただ、雪かきが大変だからちょっと戻ってきてくれと言ったのを、
琴美は雪がとけても
独り身のまま実家でだらだら」

そんな琴美の心の癒しは、
アイドルグループの「アルティメットパレット」、
中でも推しは、『ゆな』という少女だ。
彼女のひたむきさが心の支えで、
地方での生活とコロナでコンサートに行けない今、
ネットで動画やインスタを見ることだけが
心を豊かにしてくれるのだった。

そのことを栄子は、こう言う。

「もしかして。
私、別に偏見ないんだけどさ、
琴美ちゃん、女の人が好きとか、そういう?
いいと思うよ。
今、LGBTとか別に普通だし」
「私、大学の時に心理学の授業とってたし、
そういう本何冊か読んで習ったことがあるから分かるんだけど。
ああいうアイドルに、自分の少女期の理想像とか、
願望とか投影してるとか、
そういうの、ない?」

琴美は席を立ち、栄子とは絶交する。

琴美は歳月を考える。
日本人の平均寿命から見て、父が生きるのは、あと15年。
その時、自分はいくつになっているか。
45歳
希望の光の見えない歳月だ。

その父に認知症の兆候が見え始めて来た。
進む介護を思って琴美は暗澹とする。

汚れたおむつを脱がせ、
尻や性器をきれいに拭き、
汚物にまみれたおむつを捨てるのだ。
一日に何度も。
しかも、もし父の認知症がゆっくりでも確実に進行したら、
それらの介護に口答えや抵抗をする可能性だってある。
私にはできない。
誰に指をさされて責められようとも、
それが琴美の結論だった。

そして・・・

今、現実に世間で進行しているリアルな物語

題名の「D」の意味は、
父が塾の時代につけた生徒のランク分け。
もちろんAが最優秀で、
Dは落第生である。

 


映画『ある男』

2022年11月27日 23時00分00秒 | 映画関係

[映画紹介]

前半は、宮崎の片田舎の町での、ある夫婦の物語。
武本里枝は幼い子供を病気で失って離婚後、
長男を連れて故郷に戻り、実家の文具店を手伝っていたが、
最近町に流れて来て、林業に従事した谷口大祐と知り合い、結婚。
大祐は伊香保温泉の割烹旅館の次男だったが、
旅館を継いだ兄と折り合いが悪く、
家を出た末、この町に流れ着いてきたのだ。
大祐は里枝に過去を語り、
群馬の実家とは縁が切れているから、
万が一の時も連絡はしないでほしいと言う。
里枝と大祐は、新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築く。

しかし、ある日夫が倒木の下敷きになって命を落としてしまう。
それから一年。
里枝は大祐のいいつけを守って
群馬の実家には連絡しなかったが、
さすがに遺骨と墓をどうすべきかを相談するため、
一周忌を迎えた時、実家に連絡した。
すぐに大祐の兄・谷口恭一が宮崎まで飛んで来たが、
そこで意外な事実が判明する。
大祐の写真を見た恭一が
「これは大祐ではない」と断言したのだ。

その後のDNA鑑定でも、死んだ夫が谷口大祐でないことは確定した。
愛したはずの夫は、全くの別人だった。
では、夫はどこの何者だったのか・・・

後半は、
弁護士の城戸の物語。
離婚の時に相談した関係で、
里枝は大祐の身元調査を城戸に依頼する。
調査の過程で、城戸は戸籍を交換するビジネスの存在を知る。
戸籍交換ブローカーであった詐欺師・小見浦と接見した城戸は
小見浦により、一目見るなり、
「あんた、在日だろう」と見抜かれてしまう。


しかも、谷口大祐の名を口にした途端、
小見浦は「伊香保温泉の次男坊でしょう?」と言ってのけたのだ。
小見浦が谷口大祐の戸籍交換に関わったことは間違いないが、
なかなか小見浦は真実をあかそうとしない。

城戸は在日三世であり、
韓国語もしゃべれず、
ハングルも読めず、
既に帰化して日本人になっているが、
底深いところで、自分の過去を消し去りたい願望を抱いている。
大祐の身元調査をする中で、
城戸の中に「他人として人生を生きること」への憧憬が募っていく。

やがて、大祐を騙るXが何者であったかが判明する。
確かに彼の生涯は過酷な運命を背負わされたもので、
過去を打ち消し、
他の人物として人生を生き直したいと思わせるものだった・・・

というわけで、他人と入れ代わった男の足跡を辿りつつ、
自身の、他人になりたい、という願望に気づくという、
二重構造の作りになっている。

原作は芥川賞作家の平野啓一郎の小説。
数年前に読んだ時、
このブログで、
「最近読んだ中では、
出色の読書体験だった。」
と絶賛している。

で、期待の映画化だが、
文字で紡いで成立した物語を
映像で再構築することは難しい、と
再認識させられた。

一番の問題は、
城戸の「他人の人生を歩いてみたい」
という秘めたる願望が
上手に視覚化されていないことだ。
小見浦による在日の指摘と
ヘイトのテレビ報道だけでは、
説得力を欠ける。
もっと立ち入った映像化が必要だった。

城戸を演ずる妻夫木聡は、
沈鬱な雰囲気の演技でそれを表現しようとするが、
なにしろ、妻夫木は在日顔ではないので、
一目で「在日だろう」と見破られるリアリティがない。
顔というものは、何よりも出自を明らかにするもので、
たとえば浅野忠信あたりが演じていたら、
説得力があっただろうに。

(浅野忠信が在日だと言っているわけではありません。
 浅野忠信は、母方の祖父に北欧系アメリカ人を持つクォーターです。
 ここでは、あくまで容貌のことを言っているにすぎません。
 念のため)

また、本物の大祐を演ずる仲野太賀は出演者の無駄使いで、
原作では、
戸籍を交換しての体感を語る場面があるが、
そこを割愛したのは、脚色者の失敗か。
その他、清野菜名、真木よう子、小藪千豊など、
どうしてこの役に起用したのか不明な配役が目立つ。
でんでん、きたろうなどは適役だが。
「大祐」を演ずる窪田正孝はなかなかいい。

脚本は向井康介
監督は『蜜蜂と遠雷』などの石川慶

5段階評価の「3.5」

拡大上映中。

 


サッカーWカップ・その2

2022年11月26日 23時00分00秒 | 様々な話題

サッカーWカップでの日本人サポーターのゴミ拾いについて、
ギャンブルで会社に迷惑をかけた大王製紙元会長の
吐いたヘンテコな意見について、
昨日のブログに掲載したが、
アノ舛添要一サンが元会長と同じようなことを言っているとの記事を読んだ。

舛添氏はこう言う。

「日本のサポーターがスタジアムの清掃をして帰るのを
世界が評価しているという報道もあるが、
一面的だ。
身分制社会などでは、分業が徹底しており、
観客が掃除まですると、清掃を業にしている人が失業してしまう。
文化や社会構成の違いから来る価値観の相違にも注意したい。
日本文明だけが世界ではない」

起こった事象の評価について、
全然別の角度からモノを言って得意がる。
まさに典型的な、へそまがりの論だが、
この舛添サンの意見にネットの住民の批判は元会長の時と同様に、厳しい。

○ゴミ拾いしてるサポーターは何も褒められたくてしているのではないよ。
日本人として当たり前だと思うことだからやってるだけ。
この行動は日本が初出場したときからずっと自発的に取り組んできたことであって、
清掃員の仕事を奪うような広範囲ではなく、
自分らが観戦したスペースを中心としたものであり、
仕事を奪うまでの大掛かりなレベルではない。
それが証拠に賞賛を受けこそすれ批判されたという話は聞いたことは無い。
舛添氏といい大王の博打打ちのように
人様に批判されっぱなしのひねくれ者に一方的に言及してほしくないな。

○どういう気持ちでゴミ拾いをされているのかを聞きもせずに
安易に批判はするべきではなく、
清掃の仕事を奪っているとか自己満足とか言っているのは
個人的な意見に過ぎない。
落ちているゴミを拾う行為自体が素晴らしい。
20年以上続いていることから、
世代間にもその意思が引き継がれていることからも、
この行動は素晴らしいとしか言いようがない。

○学者として二流な人間ほどインテリぶって、
世間が無知だと言う前提で
自分の無知を暴露しますよね。
確かにアラブ社会では特に出稼ぎの外国人が
清掃で生計を立てているのは事実ですが、
ゴミ拾いで彼らの仕事が奪われるほど楽な仕事ではありません。
むしろそうした事を進んでやる日本人を、
彼らは「同じ気持ちになって手助けしてくれている」と言う印象を持っており、
だからこそ、この地では日本人は信頼され、
日本製品が価値あるものと見做されているのです。
(現地に住んでいる人間としての実感です) 
こういう学者に言いたいのは、
専門外の事をとやかく言う前に、
政治学者としてもっとまともな研究に勤しむべきかと。

○ワールドカップの度に
日本人サポーターの件は話題になってる気がするけど、
問題になってた記憶ないし、
問題があるなら実例を出せ。
階級社会だと問題になるとか騒ぐなら、
具体的にこの国ではこういう問題になるから気を付けなければいけないくらい言え。

○半年くらい掛けて色々な国に貧乏放浪旅をして
日本に戻った時に公共施設の綺麗さに気付いた。
繁華街など汚いところもあるけど、
日本は衛生的な、他者がこの後使うことへの配慮とかの意識が高い。
譲るって言う精神が一際強くて、
行った国々で「日本人が好き」と好意的に接してくれる人も多かった。
先進国、発展途上国関係なく回ったけど
日本人は愛されやすい国民性があると思ったし、
そういう国であって欲しい。
本当に仕事や報酬を奪われていたら考えものだけど
清掃員が楽になるだけで拾った量で報酬が変わるわけがない。

○別に仕事を奪っていると言う事は、当てはまらない。
自分達が席を立つときに、
周りを綺麗にしようと心掛けることは大切な事です。
そして、拾い切れない所や気が付かなかった場所を綺麗にする為に清掃人がいます。
個人的に清掃するから清掃人を雇わない、と言う考えは間違っています。
また、綺麗になっていれば、清掃人も楽な仕事が出来ます。
元東京都知事の舛添さん、
貴方も環境保護に関しては、いや、他の事に関しても
きっと他人事で、口だけなのでしょうね

○私は南アジアの某国に3年ほど暮らしていました。
職場で身の回りを掃除していると、
「ローカーストのする仕事。彼らの仕事を奪うことになる。」
と言われました。
が、掃除係の方に話すと、
「私たちは片付いていても、もう一度掃除します。
でもこの部屋は作業量が少なく、
より美しくなるのでうれしいです」
と話されていました。
ハイカーストの同僚も、当初は馬鹿にしたように見ていましたが、
日本人の習性なのだと納得してくれるようになりました。
文化の違いなのでしょうが、
理解し合う気持ちや時間が解決してくれることもあります。

○これはサポーターの行動の問題ではなく、
批判をする必要もない立場の人間がわざわざ批判をする、
スマホ一つで簡単に批判が出来てしまう、
そこに問題があるのではないのでしょうか?
これは承認欲求、自己顕示欲を満たす為に
自分とは考えの違う他者を攻撃、非難、侮辱してしまう
彼らの心の問題です、
考えられない程の金額の会社の金をギャンブルに注ぎ込んだ元経営者、
税金と自分の金の区別も出来ない何度も離婚をする元政治家、
2人とも何かしらの問題を心に持っていると考えるのが普通だと思います。

○FIFAや海外メディアから批判がない中、
現地取材もせず、昔の感覚で発言する、
無責任極まりない。
舛添氏も井川氏も終わった人。
彼らが散々地球を汚してきて、まだその感覚のまま。
舛添氏はフランス通のはずだが、
十数年前、パリの街角は吸い殻で汚かった。
清掃する人がいるし、仕事を奪うからポイ捨てする方がいいという考えだった。
現在はポイ捨ての罰則も設けられ、以前よりは少なくなった。
仕事云々より、健康と美観、環境保全が大切なのだ。
環境を考えれば自分で持ち込んだもの、利用したものは自分で持ち帰る、
処分するのが世界的な潮流。
過去にしがみついて停止してしまっている彼らが早く退場しないと世界は良くならない。
○サポーターが掃除をしてもロッカーをスタッフが掃除しても
掃除をする人の仕事を奪うまでは出来ないと思うよ。
掃除をする人を楽にしているだけだろう。
もし元都知事と元会長が言うことが正解ならば
すでに現地でそういう声が出てるはずだ。
こんな人が知事の街は不安だね。
こんな人が会長だったような会社の社員は大変だろうね。
現地で評価されていることを日本人として素直に喜べば良いと思うよ。

○さも、訳知り顔に現地の事情を調べもしない言説だね。
一般的行動規範を批判するだけで世の中は良くならない。
もし、海外で批判されるだけの行為なら「ゴミ拾い」が称賛されることはないでしょう。
施設を借りて競技をした後は、
主催者は現状復帰を行って施設管理者に返すのが普通ですよ。
                                        

舛添氏は、公私混同で都知事をクビになった、既に終わった人
この人の発言がよくネットで取り上げられているが、
誰がそうしているのか、不思議に思う。


サッカーWカップを巡って

2022年11月25日 23時00分00秒 | 様々な話題

カタールで行われている、サッカー・ワールドカップの
予選リーグで、ドイツに日本が勝った
というニュースにびっくり仰天。
あの優勝経験のある強豪ドイツに勝つとは。
日本のサッカーもレベルが上がったものだ。

と思っていたら、
翌日の「羽鳥慎一モーニングショー」で、
長嶋一茂がへんなことを言っている。

ドイツ戦の前に元サッカー選手や解説者などが
口をそろえて「厳しい戦いになる」と言っていたことをあげ、
「素人は(勝利は)難しいのかなと思っちゃうよね。
これはよくないね、やっぱり今後ね」
「素人の我々は“絶対勝つんだ!”って思ってたほうがいいね」

何が「よくないね」なのか。
元選手や解説者の予想が外れたことを非難しているのか。
予想が外れたからこそ、喜びが大きいのだと思うが。

一方で、ドイツ代表のハンジ・フリック監督が、試合後、
「日本はとてもいいチーム。
彼らの強みを今日の試合に生かして、とても効率よくプレーした。
私もそうであってほしかった」
と語ったことについて、一茂は
「申し訳ないけど日本の選手にも見習ってほしい部分があります。
(ドイツ監督は)相手チームをちゃんとリスペクトしてますね」
「日本の選手、そこはコメント、誰か言ってるだろうけど、
我々、情報として入っていないので
『ドイツも素晴らしかった』という言葉はあってよかったかな」と。

“自分はサッカー素人”という立場からの発言だったそうだが、
この一茂のコメントに対して、視聴者からは
「ほんと、うるせーよ!一茂」
「一茂邪魔やわ」
「一茂、素人なら偉そうに頓珍漢な日本批判するなよ!」
「素人なら黙ってろ」
「一茂がうっとおしすぎる」
「ほとんどのファンは勝つことを信じて応援してんだよ」
「三苫のインタビュー見たのか。
前半はドイツをリスペクトしすぎていて上手くいかなかったと言ってただろう」

そして、
「呼んだの誰?」
との厳しい批判。

番組では、
「スポーツの専門家として来ていただいた」
とのことだが、
長嶋は元プロ野球選手というだけで、
その野球でも結果を残しているわけでもない。
スポーツという共通点だけで
日本サッカー界の歴史的勝利を語らせるのは無理があるだろう。

専門性のある話題は、専門家に語らせればいい。
ワイドショーは、コロナ以降、
お笑い芸人などに政治を語らせているが、
専門外のことに口出しさせない方がいいと思うが。

 

一方、ワールドカップの日本人サポーターが
ごみ整理をするのが絶賛されているが、
それと共に、選手たちもロッカールームを整頓して去っている。
「いかにも日本人」と外人は驚いているが、
これについて、
井川意高(いかわもとたか)氏は、
「こういうの 気持ち悪いから やめて欲しい」
「ただの自己満足 掃除人の仕事を奪ってる」
とツイートしている。
更に、スタジアムでゴミを拾う日本サポーターの行為に対しても、
「これもな 他人の職を奪うな」
と発信したという。

これについて、ネットの書き込みが大反論をしている。

○そもそも公共の場所、皆が使う場所には、
ゴミを捨ててはいけない、汚してはいけないのである。
不心得者がいるから清掃作業が必要になる。
皆が「来た時よりも美しく」の精神ならば、
世の中は綺麗で衛生的で他人に不快な思いをさせない。
清掃員の仕事が無くなるから清掃をしてはいけないの論理ならば、
郵便配達員の仕事が無くなるからメールやライン、電話は使わない。
タクシー運転手の仕事が無くなるから自家用車は持たない。
調理人の仕事が無くなるから自炊はしない。
警察官の仕事が無くなるから戸締りはしない。
なども実践する必要がある。

○別に仕事奪ってはいないよ。
今日は日本代表戦だから清掃スタッフはお休みです、ってなるわけじゃない。
ゴミが拾われていたら清掃スタッフの作業は楽になるし、
その分早く帰れる。
もし日給なら仕事が楽になっても報酬は同じでいい事だし、
時給なら早く終わる分減るが別の仕事だって出来るかも知れない。
自分を労働者階級に仕事を与えてるっていう上級意識のある人なんだろうな

○井川さん、あなたは学校で家庭で
自分がちらかしたものを片付けるように躾けられたことはないのでしょうか?
自分が散らかしたものは自分で片付けるのは人間として当たり前であり、
その方が掃除人の仕事もはかどるじゃないですか?

○仮に掃除人が年間契約なら
少し楽に給料がもらえることになります。
またW杯だけの期間限定であっても
別に日本以外の試合もあるので、
日本代表の跡を片付けるラッキーな掃除人はごく限られています。
だからそれでクビになることはないです
そして一番重要なのは、
日本代表とサポーターが去った跡を見て
大抵の人が感動したり感心したり気持ちが明るく前向きになるのです
掃除はね、単に場所を綺麗にするのではなく
周囲の人の心に灯りをともすことでもあるのです

○サッカー好きな人にとって、スタジアムは大事な場所。
選手にとってもロッカールームは気持ちを整える大事な場所。
そこをキレイに保ちたい、ただそれだけでしょ。
ゴミをまとめるくらい奪ったうちには入らない。
W杯を楽しみにしているのに、
水を差すようなことをいう日本人がちらほらいて残念な気持ちになる。

○この人のSNSを見ればわかるけど、
ひねくれた意見で話題性を狙ってるだけだから、
返信したりしないで無視するのが一番。

○井川意高っていう人は相当に人格がひんまがってるね。
自分が使わせていただいたところをきれいにして立ち去るのは礼儀であり思いやり。
選手や観客が備品まで磨き上げて帰るわけじゃなし、
掃除する人が歩合や成果給なわけもない。
心配せんでも彼らに迷惑など一つもかかってないよ。

馬鹿な発言をするから、
次のように、旧悪をあばかれたりする。

○井川意高氏というのは元大王製紙の会長で、
カジノの賭けで巨額の借金を抱え、
そのために子会社から50億円以上もの金を不正に借り入れた罪で特別背任に問われ、
懲役4年の実刑を受けた方ですね。
なるほどな、という発言で、
懲役を終えられた後も特に反省されたのか何なのかよくわからない感じです。

○海外カジノでの借金の穴埋めに
会社の資金で補填し逮捕された方ですよね
ご家族・従業員はじめ多くの方々が苦しみましたが
性根は変わっていないようお見受けしました

こんなおかしな人の意見を取り上げないで下さいよ、
日刊ゲンダイ及び報知新聞さん。