月のmailbox

詩或いは雑記等/小林貞秋発信。

追い立てたりはできません

2009-12-09 22:57:32 | Weblog
昨日の東京メトロの車内でのこと。混んでいると言っても、次の駅で降りる客が多ければ、すぐに空いた状態になる。そういう具合であるわけなのですが、その時にはちょっと混んでいて、乗ってきてそばに来たのが若い男女二人連れ。途端に鼻をついてきた香水の匂い。いやいや、匂いではなく、臭い。どういうものだろう、その耐えがたい何とも言い難い挑戦的とも感じられる安っぽい臭い。実に、参りました。それは、香水ですからね。場合によっては、良い匂いと感じるものであるにはちがいない。多分、そこに一緒にいた相手の男は、そのように感じていたのだろうけれども、いやいや、参りました。次の駅あたりで、こちら場所を変えましたけれどもね。
まあ、一事が万事、と言っても宜しいのかな。人さまざまで、相手からすれば、余計なお世話となるわけですからね。例えば、このようなこともあります。われわれ年配の人間からすると、ズボン、あるいはジーンズの膝辺りを、わざわざ切り取って中の足の部分がじかに見えるようなはき方をされると、とくに男のそうした格好など、見るに堪えない、ということになる。あるいは、ズボンの尻の部分をだらしなく下に引き下げた、そうした仕立てのもの。眼をそむけたくなるところ。こちらの眼にとっては、迷惑千万な、眺めであるわけです。見苦しいとしか映りません。その辺りの感覚、センス、そのような形を見せる理由。背景。色々とあるんでしょうけれどもね。
ううむ。ともかく、こちらにとって不快なもの、気に入らないもの。多々ある、というと今度は、それはこちらに問題があるからではないか? あの人のちょっとした素振りが気に入らない、笑う時の声が、不快極まりない。どうしていつもあのように不機嫌そうな顔をしているのか。おかしいのではないか。などなど。あちらこちらでいくらでもでてくる。というようなことになるのも、どうも人間界にいる限りはね、困ったもののようでもあります。


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