月のmailbox

詩或いは雑記等/小林貞秋発信。

詩-Space  岬

2009-05-20 21:48:36 | 
      十五
      その数にもそこだけの
      果てなどあって
      その春の
      岬
      静寂
      破る光で
      眠る千年の無垢
      掻き立てる
      伝説的なおはなし
      波打ち際で
      聴いた
      とか
      ひびき
      五十をかぞえるまで
      迫ってくる
      ものかと
      数の
      上
      踏む白い靴に
      問う
      声の主は
      全能タイプであって
      欲しいもの
      と願う
      理由のことはね
      埋め立て
      それに絡むこと
      強調する
      調節担当
      その
      長い影
      永遠のように
      伸
      び
      て

                           April 2009
            
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする