感情を貼る
感情を貼る
濃緑の
畑
或る野良の
ペルシャ
ネコ
ブロンクス生まれの
A・W
記憶の中のあの
別れの
上に
またeveryday's
公園夜景
扉の
上
ところで
貼るものか
感情
というひびきに
見えること
無い
とも返る
感情を貼る
感情を貼る
濃緑の
畑
或る野良の
ペルシャ
ネコ
ブロンクス生まれの
A・W
記憶の中のあの
別れの
上に
またeveryday's
公園夜景
扉の
上
ところで
貼るものか
感情
というひびきに
見えること
無い
とも返る
指だとか空
偶発
生ずる碧い場所に
来参
という匂い発する
名札つけて
朝陽
だとか
深夜
などの巡る日夜を辿り
つづけて
発見のように
己が指
見る
唯一無二と
刻み込まれたその土台
細胞からなる
塔
息ふきかかる
あれこれの来襲なども
ある
謎も強まる
端
全て在るものの
最果てで
揺れる
思いに触れる
それ
幾十もの季節
いやいや幾百
幾千もの季節の
最先に
のぞけ見えてくるもの
映る
視界の
マワタ色した
クウの
空