月のmailbox

詩或いは雑記等/小林貞秋発信。

Replyあるいは鏡

2014-01-28 07:32:36 | 

                                  

 

 

                     1

 

落ち込むという言葉が初めに来るその意味は右肩力点がかかるからなのである

 

その肩は前回の記憶に気圧されていてちがうちがうと微笑に変えたがる外眺め

 

                     2

 

返答という決めごとあると次なる未知の嵐の吹き荒れ期待も領空向こうで生ず

 

足は遠くにありすぎて急ぎ叫べども応えきれない繋がり追うのか切り捨てかと

 

                     3

 

時間ごと登場亡霊異なり被るキャップの色グラディーションに従う今は藍の薄め

 

正体輪郭漠なるものあぶり出す手とは正体漠と成り変わりその深奥にて探す鍵

 

                     4

 

次の言葉は前の言葉と何処で繋がるのか溝辿り降りることあり帰還不能もあり

 

その返信紙飛行機にて送り午後雨気配の本日傘忘れずに駅向こうのVで放心

 

                     5

 

眺め見て何処異なるものかを言う1987年6月5日の君は今にほぼ変わらない

 

三から百なる数字千まで伸びはしない悦ぶべきか浮く花振り向けば跡形も無し

 

                     6

 

今更何も語ることなし捲り上げる場所には興味ありとは鳴く愛玩Bの鸚鵡返し

 

笑うその種地上何処を制圧するのか無上の碧広がる人無い海域命白く舞い飛ぶ

 

                     7

 

2013年9月21日晴れてこの歩行愉快な場所に到着例のマーク入り王冠求める

 

11時17分過ぎ去るとは楽しみ限りない次の刻を待つこととうねる日の波

 

                     8

 

 暗雲押し寄せるならば騙し抜いての暗の抜き取り淡く膨らむ丘伝う昼など緩む

 

ぱらんぱらんのばらばら続きでばらばらばんばん眼で追えば先の回りの大奇跡

 

                     9

 

射抜くえねるぎいは渦巻型か直線型か受け側に問い合わせ番号投擲磁気探る

 

前後外れれば着地エリア空しく抜けてあのひとには永久に会えず髪藍にも変転

 

                     10

 

EyesただのEyesに非ず言葉通りに言葉超え手も耳も語らず底無い百夜の頭文字喰い

 

我ら走る車内で雲の彼方に歌声送り届けたものだ別れの別れの懐かし別れの歌あの日

 

 

 

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本のことで8つも1に並ばれると・・・・・・

2014-01-15 10:53:54 | 日記・雑感

                                      

 

 

 記事にするほどのことでもないのだけれども、日常の中のちょっとしたこと、ということでは色々とあるもので、何か感情を動かされたもの、例えば前方不注意の車に危うく轢かれかけたことなどだと書く理由もでてきそうなものだが、そういうようなものでもない。車のことはむろん僅か前にあったことで、その類の不注意運転者のこととなるとその時だけのことにとどまらないのだけれども、それはさておいて、こちらはとりたててどうということではない、ほんのちょっとしたこと。図書館から借りた本で、これは手元に置きたいなと思ったのがあったのでAmazonで注文することを考えたのである。

眼に入ったのが、その1円という値段。そういう値段のものがこの日本の中にあるものなのかと思えるほどだけれども、自身にとって関心深い内容の一冊が1円。それでも売る側に利益が出るということではあるし、こちらはいずれにしても希望のものが手に入れば良いのでそれでお願いをするということになった。支払いはネットバンキングで、というのがいつもの形なので、ログインをして。そうして済ませた後で、ひとつ思わず眼を引かれたのが、表示されたそのログインタイム。平成26年1月11日11時11分。秒の表示はなかったけれども、11秒もありそうに思えたほどの偶然。それに本も1円で、、、、、、、、。

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