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ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

今週のスーパーヒーロータイム

2005-12-18 17:42:41 | 特撮
■今週のマジレン

……前回に引き続きビジネス的な言い方をしますと、
「巧遅より拙速」というお話でした。

十分に時間をかけてきっちり準備を整えるのが「巧遅」、素早いが準備は不十分なのが「拙速」。従来は「巧遅」が尊ばれて来たもののそれでは間に合わないというケースも多々有り、現在では、「準備は不十分でもとにかくゴー、実際に行動しながら準備や調整も進めて行くくらいじゃないとね」ということで、俄然「拙速」が脚光を浴びているようです…。
なーんてことは、↓のサイトの受け売りです。
全滅型リーダーは誰だ! ~八甲田山遭難事件に見るリスク・マネジメントのケーススタディ~
このサイト、最近やたら周囲に勧めまくってるので、ついでにここでも御紹介。しかし、タイトルからしてお分かりのように、何せネタがアレなので、読むと確実に体感温度が下がります。もうちょっと暖かい季節になってから読まれた方が良いように思います…。

あと、ヒカル先生の役者さんは頑張ってましたね、アフレコ。普段割とのっぺりしたしゃべり方で、慣れてないせいなのかそれともああいうキャラなのかと思ってたんですが。いつもとはうって代わって気合の入った叫び声には心意気を感じました。


■今週のヒビキ

話自体は面白いと思うんですけどね。
面白いんだけど……全裸か。この寒いのに。
誰だ、「変身解けたら全裸です。リアルでしょ」とかいうアホな設定作ったの。
お陰で「敵の攻撃受ける」→「変身解ける」→「ボロボロになりながらも気力で敵に立ち向かう」というベタながら激燃えの展開を事実上不可能にしてしまった上、今回のこの……おっさんのムチムチしたお尻をまともに見てしまった。

ザンキさんの使う怪しい術や、不思議アイテムから出て来る式神には朱鬼の伏線が効いてますね。ていうかこういうおどろおどろしい呪術的な雰囲気こそ、当初期待してた「和風テイスト」だったんですけどね。
ザンキのアレは、多分朱鬼から教わったんでしょう。朱鬼が呪術で若さを保っていたのに通じるものがあるし。次回イブキが術に気付くのも、「宗家の人間だから知ってた」だといいな。あと、濡れた足跡が幽霊っぽくて無気味で良いですね。何故だか知らないけど、日本人にとって幽霊というのは「濡れている」イメージがあるみたいです。

で、ストーリーですが、結局なんだかんだ言って師匠から一人立ちできなかったトドロキを、何とか本当に一人立ちさせようとしているような気がします。
師匠が引退しても、側にくっついてるんじゃ意味がない。だったら師匠は死ぬしかないよね。ついでに話も盛り上がるし、玩具の販促もできるし、脚本家お得意の「井上死」もやれるし。ここでやらない手はありませんね。
そしてキリヤは、迷った挙げ句「鬼の力を私怨の為に使う」。それはかつて朱鬼が犯した間違いであり、あきらが犯そうとして踏み止まった道だった……。
まあ彼も、口では「父親を超えたい」なんて立派なことを言ってますが、実際には父親代わりにヒビキさんに甘えたいだけなのが見え見えだからなあ……。
そんなキリヤに乗せられて、ついうっかり本当に父親を超えてしまったアスムとの対比が面白い(アスムに取っては、父に対するわだかまりを解く=父を超えるになる訳で)。

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