今朝のジャスティライザー。
誰の夢なのか、いつ醒めるのかと思ってる内にEDが始まってしまい、「これ現実の話だったのかよ」と途方に暮れたのは……私だけじゃないと誰か言って下さい。
だって本当に夢オチだと思ったんだもん。
脚本が「カーーーーーレンジャー!(※1)」その他で有名な人だと知ったのは放映終了後のことです。
アギトの役者さんたちが出て来たり(2人共好きキャラだったので嬉しかったです)、東映系の人材も平気で使う、そこら辺の懐の深さは好きなんですが。
ジャスティライザーの、ていうか超星神シリーズの面白さはそうじゃない。もしかしたら狙ってるのかも知れないがでも取りあえず本人たちは大真面目。そんな中での面白さこそこのシリーズの味であり醍醐味なんだと改めて感じました。
とりあえず、「東映で面白いもん書いてる人が来る!」ていうのでスタッフが張り切り過ぎ、本人もその期待に応えようと頑張り過ぎた結果だろうと勝手に決めつけておきます。
たまにはこんなのもあってもいいかも知れないけど、いつもこうでは正直かなわんと思いました。
***
そしてこんな訳わからん空気の中でジャスティライザーシロガネ参上。
玩具のCMには先週から登場。
そうか、これって輝煌帝烈火だったのねと納得する私。
グランセイザーは「星矢」をリスペクトしていると、スタッフがはっきりそう言っているらしいので、ジャスティライザーの方が「トルーパー」を意識していることはもちろん想定の範囲内です。
それにしてもまさか、「メッセージ」まで見て、その思想まで取り入れているとは驚きでした。
一応補足すると、「メッセージ」はサムライトルーパー最後の作品となったOVAシリーズ。この頃には人気もかなり下火になっていたし、内容的にも(少なくともエンターテイメントとして)出来が良いとは言えない。まるで総集編かと思うような、TVシリーズや過去のOVA作品の使い回し映像が出て来るし、ある意味作り手が自己満足として、「サムライトルーパー」という作品にけじめをつけるために作ったような作品です。
でも私は、この作品が大好き。
トルーパーはTVシリーズの後半から監督が交代し、その後のOVA作品も後半の監督さんが作っています。でも「メッセージ」だけはTVシリーズ前半の監督さんが帰って来てるんですね。
そしてやっぱり、物語の根幹を流れる思想というか哲学は、この前半の監督さんが持ってたんだなあと。別の人が作った部分まで含めて咀嚼し、再構成して最後にきちんとけじめをつけ、物語を終わらせた。いい仕事だと思います。この「メッセージ」があったからこそ、トルーパーは今でも私にとって思い出深い。
……失礼。思い出話が長くなってしまいました。
今回のジャスティライザー、実は何げにヒーローモノとしての核心を深く付いている。
「相手をせん滅するまで戦わなければ、戦いは終わらないのか? 力に力で対抗することで、本当に戦いを終わらせることができるのか?」
……うーん。
グランセイザーが、宇宙戦争を話し合いで解決した(※2)のは伊達じゃなかったんですね。結構真剣に考えてたんだ。偉いぞ、スタッフ。
そしてこの辺りの姫の葛藤は、「メッセージ」での伊達征士(※3)の台詞、
「力に力で応えるはまさに愚の骨頂!」
に通じると思います。
正直、私は当時この台詞の意味がよく分からなかった。……今ならよく分かるよ、征士さん。
でも今回、せっかく姫様(※4)が良いこと言ってるのに、あれでは誰もまともに聞いてないんじゃないかと心配です。
※1 本人たちがそう言ってるんだから仕方ない。
※2 私の記憶が正しければ、
「悪の化身・地球人を倒せ!」
「それは誤解だ!」
「わかった。じゃあやめる」
……という流れだったと思います。
※3 きっとこの人も伊達流の使い手に違いない。
※4 姫様がのっかってる岩があからさまにハリボテなのもどうかと思いました。
誰の夢なのか、いつ醒めるのかと思ってる内にEDが始まってしまい、「これ現実の話だったのかよ」と途方に暮れたのは……私だけじゃないと誰か言って下さい。
だって本当に夢オチだと思ったんだもん。
脚本が「カーーーーーレンジャー!(※1)」その他で有名な人だと知ったのは放映終了後のことです。
アギトの役者さんたちが出て来たり(2人共好きキャラだったので嬉しかったです)、東映系の人材も平気で使う、そこら辺の懐の深さは好きなんですが。
ジャスティライザーの、ていうか超星神シリーズの面白さはそうじゃない。もしかしたら狙ってるのかも知れないがでも取りあえず本人たちは大真面目。そんな中での面白さこそこのシリーズの味であり醍醐味なんだと改めて感じました。
とりあえず、「東映で面白いもん書いてる人が来る!」ていうのでスタッフが張り切り過ぎ、本人もその期待に応えようと頑張り過ぎた結果だろうと勝手に決めつけておきます。
たまにはこんなのもあってもいいかも知れないけど、いつもこうでは正直かなわんと思いました。
***
そしてこんな訳わからん空気の中でジャスティライザーシロガネ参上。
玩具のCMには先週から登場。
そうか、これって輝煌帝烈火だったのねと納得する私。
グランセイザーは「星矢」をリスペクトしていると、スタッフがはっきりそう言っているらしいので、ジャスティライザーの方が「トルーパー」を意識していることはもちろん想定の範囲内です。
それにしてもまさか、「メッセージ」まで見て、その思想まで取り入れているとは驚きでした。
一応補足すると、「メッセージ」はサムライトルーパー最後の作品となったOVAシリーズ。この頃には人気もかなり下火になっていたし、内容的にも(少なくともエンターテイメントとして)出来が良いとは言えない。まるで総集編かと思うような、TVシリーズや過去のOVA作品の使い回し映像が出て来るし、ある意味作り手が自己満足として、「サムライトルーパー」という作品にけじめをつけるために作ったような作品です。
でも私は、この作品が大好き。
トルーパーはTVシリーズの後半から監督が交代し、その後のOVA作品も後半の監督さんが作っています。でも「メッセージ」だけはTVシリーズ前半の監督さんが帰って来てるんですね。
そしてやっぱり、物語の根幹を流れる思想というか哲学は、この前半の監督さんが持ってたんだなあと。別の人が作った部分まで含めて咀嚼し、再構成して最後にきちんとけじめをつけ、物語を終わらせた。いい仕事だと思います。この「メッセージ」があったからこそ、トルーパーは今でも私にとって思い出深い。
……失礼。思い出話が長くなってしまいました。
今回のジャスティライザー、実は何げにヒーローモノとしての核心を深く付いている。
「相手をせん滅するまで戦わなければ、戦いは終わらないのか? 力に力で対抗することで、本当に戦いを終わらせることができるのか?」
……うーん。
グランセイザーが、宇宙戦争を話し合いで解決した(※2)のは伊達じゃなかったんですね。結構真剣に考えてたんだ。偉いぞ、スタッフ。
そしてこの辺りの姫の葛藤は、「メッセージ」での伊達征士(※3)の台詞、
「力に力で応えるはまさに愚の骨頂!」
に通じると思います。
正直、私は当時この台詞の意味がよく分からなかった。……今ならよく分かるよ、征士さん。
でも今回、せっかく姫様(※4)が良いこと言ってるのに、あれでは誰もまともに聞いてないんじゃないかと心配です。
※1 本人たちがそう言ってるんだから仕方ない。
※2 私の記憶が正しければ、
「悪の化身・地球人を倒せ!」
「それは誤解だ!」
「わかった。じゃあやめる」
……という流れだったと思います。
※3 きっとこの人も伊達流の使い手に違いない。
※4 姫様がのっかってる岩があからさまにハリボテなのもどうかと思いました。
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