時間がないのでなるべく手短に。
■今週のマジレン
男子高校生、熊に襲われる(東京)
……初めて名前を見る脚本家さんでしたが、中々良かったです。
ていうか、正直マジでは久々のヒットでした。
アニキも、いつものメインの「とりあえず熱く叫ばせとけ」なアニキではなくて、でもしっかりとアニキしてたし。
翼のキャラも、正直今までで一番立っていたような気がする。
長男や末っ子と違って真ん中はポジション的に不安定なんですよね。しかしその不安定さこそが真ん中の真ん中たる由縁(と思う私は三人きょうだいの真ん中でした)。で、そういうキャラを、今までのマジではあんまりうまく描けていなかったような気がします。
今回の翼はなんとなくこう、自分の中にしっくり落ちて来るキャラになってました。
それに何より、ヒーローたちをピンチに追い込んで敵の怖さを際立たせる筋運びが上手かったですよ。見えない所から追い詰めたり、シャイン先生が別の敵に足止め食ってボコられてたり。
やっぱりヒーローものはこうでなくっちゃねーと久々に燃えてます。
■今週のヒビキ
ネタとしてやりたいことは間違っていないけど、演出的に弱いなと感じました。
こういうネタなら、井上脚本の方が盛り上がったかもしれない。
トドロキがおしるこで酔うのはともかくとして、勘違いネタは余計に思います。その後の場面ではちゃんと師匠の真意を汲み取っていたようだし(ていうか分かってないと困るし)。
それと今回はヒビキの演出が印象的でした。
勝てないと分かっている相手に、それでも「待っている奴がいるから」と笑顔で向かって行く男。
敵を倒した直後に一瞬だけ見せた厳しい表情。しかし仲間(?)の方へ振り返った時には、いつもと変わらぬ飄々とした笑顔。
……これって、前半見せようとして失敗(少なくとも私的には)した「いつも飄々としたカッコイイ男」の成功例だなあ……と思いました。
自分より弱い相手としか戦わない男には本当の「強さ」は感じられないし。いつも笑ってるだけなら、ただの緊張感のない男だし。
やる時はやる、内に熱いものを秘めているんだーというカットを一瞬入れるだけで、印象って変わるもんなんだなーと非常に勉強になりました。
みどりさんの過去話もそうでしたね。ありがちっちゃありがちだけど、なるほどね、確かにそういう男はカッコいいよね、と素直に思える話ではありました。
あと、イブキとあきらも。ここでイブキが何か悟ってあきらを説得してしまうのは余りにも唐突に過ぎるので。この尺で描くにはこれが限界なのかなと思いました。もっと時間があれば色々掘り下げることも出来ただろうに、もったいない。次週以降に期待します。
■今週のマジレン
男子高校生、熊に襲われる(東京)
……初めて名前を見る脚本家さんでしたが、中々良かったです。
ていうか、正直マジでは久々のヒットでした。
アニキも、いつものメインの「とりあえず熱く叫ばせとけ」なアニキではなくて、でもしっかりとアニキしてたし。
翼のキャラも、正直今までで一番立っていたような気がする。
長男や末っ子と違って真ん中はポジション的に不安定なんですよね。しかしその不安定さこそが真ん中の真ん中たる由縁(と思う私は三人きょうだいの真ん中でした)。で、そういうキャラを、今までのマジではあんまりうまく描けていなかったような気がします。
今回の翼はなんとなくこう、自分の中にしっくり落ちて来るキャラになってました。
それに何より、ヒーローたちをピンチに追い込んで敵の怖さを際立たせる筋運びが上手かったですよ。見えない所から追い詰めたり、シャイン先生が別の敵に足止め食ってボコられてたり。
やっぱりヒーローものはこうでなくっちゃねーと久々に燃えてます。
■今週のヒビキ
ネタとしてやりたいことは間違っていないけど、演出的に弱いなと感じました。
こういうネタなら、井上脚本の方が盛り上がったかもしれない。
トドロキがおしるこで酔うのはともかくとして、勘違いネタは余計に思います。その後の場面ではちゃんと師匠の真意を汲み取っていたようだし(ていうか分かってないと困るし)。
それと今回はヒビキの演出が印象的でした。
勝てないと分かっている相手に、それでも「待っている奴がいるから」と笑顔で向かって行く男。
敵を倒した直後に一瞬だけ見せた厳しい表情。しかし仲間(?)の方へ振り返った時には、いつもと変わらぬ飄々とした笑顔。
……これって、前半見せようとして失敗(少なくとも私的には)した「いつも飄々としたカッコイイ男」の成功例だなあ……と思いました。
自分より弱い相手としか戦わない男には本当の「強さ」は感じられないし。いつも笑ってるだけなら、ただの緊張感のない男だし。
やる時はやる、内に熱いものを秘めているんだーというカットを一瞬入れるだけで、印象って変わるもんなんだなーと非常に勉強になりました。
みどりさんの過去話もそうでしたね。ありがちっちゃありがちだけど、なるほどね、確かにそういう男はカッコいいよね、と素直に思える話ではありました。
あと、イブキとあきらも。ここでイブキが何か悟ってあきらを説得してしまうのは余りにも唐突に過ぎるので。この尺で描くにはこれが限界なのかなと思いました。もっと時間があれば色々掘り下げることも出来ただろうに、もったいない。次週以降に期待します。
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