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ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

お久しぶりのセイザーX

2006-05-14 00:33:28 | 特撮
GWごたごたしてて、結局特撮ネタがかけませんでした。

ていうか最近思うんですけど、この番組、見た目があか抜けない&先輩たちの飛びっぷりがあるのでアレに見えるんですけど、実は相当脚本のレベルは高くないですか?
何? この無駄のない伏線の張り方。

先週は先週で、(ロギアや神野に比べれば)今いち影の薄いまま死んでしまったジャッカルの存在を上手い事ストーリーに取り込んで三将軍味方化の流れを決定付けてしまったし。月面での艦隊戦も見応えがあったし。ドリルアングラーのドリルっぷりも見事だったし。

今回は今回で、結構重い伏線を張りつつ、アクアル様が密かにセイザー側に寄りつつ、前回は出番のなかったコアブレイバー×3とシャークベースが大活躍。ちゃんと月の低重力を再現してたのが面白かった。コアブレイバーの発進シーン、ちょっとガンダムみたい。
コアブレイバーって結構武装持ってたんですね。こんだけ活躍してくれたら、じいちゃんも頑張って作った甲斐があるってもんでしょう。
あと、たっくんとレミーがくっつくのは時間の問題のような気もします。
去年の翔太とユカもあったし、超星神は意外とラブネタが上手い。

冒頭のバイトからおまけの「歯が命」までネタも豊富。
ブレさんとアクアル様の「説得して欲しいのか?」など、会話も小気味良いし。
たっくん「毎度毎度、罠と知ってやって来る俺たちはどうよ」←セルフツッコミもばっちりです。
アドがモデルの仕事でテニスウェア着てたのは、初期に拓人がやってたモデルバイトのネタをさり気なく引っ張って来てるんでしょうか。
後で掲載誌みながら「そっち見して」って言ってる拓人も可愛いかったです。

***

それにしても明日(もう今日か)はチェックする番組が色々あってわりと大変です。

よいこの週末

2006-05-01 01:10:41 | 特撮
そんなこんなで週末の特撮三連発行きます。

■今週のセイザーX

スローフード推奨食育番組第1弾。
美味しいごはんが食べられる幸せ! 私たちが普段当たり前だと思っているこの幸せが、悪の魔の手に狙われているのだ!
「コスモカプセルを集めることが目的ではない、この一見当たり前のような日々の幸せを守ることが目的なのだ」(この場合、コスモカプセルはあくまで手段であって目的ではない)
特にブレアードさんのごはんに対する執着。そんな異星人の姿を見て、改めて教えられる、地球って星の素晴らしさ。

それはともかく、三者三様の三将軍。これから急展開を見せる模様。

あと、若き日のじいちゃんが登場する場面は、脳内BGMは「地上の星」で。


■今週のボウケンジャー

こんな職場では働きたくない&こんな上司の下では働きたくない、という話。
部下に指示を出さず、仕事を全部自分で片付けようとする上司の下で働く苦しみは、経験してみなければ分かりません(切実)。
レッドが単なる仲間内のリーダー格じゃなくて、組織から指揮官としての命令権を与えられてる、っていうのは結構大きな話だと思うんですが……そこの認識の差が、私のこの番組スタッフとの間の一番の温度差。
ていうか、サージェス財団をどういう組織にするか、あんまりちゃんと話し合ってないんだろうなあ……。

現場の職員に事情を話さなかった理由が「この秘密を知ってしまうと世界中から狙われるから」なら、その秘密を知られてしまった以上、「狙われる」職員に対して早急になんらかの手を打つべきだと思うんですが。
「わかってくれよー」ってアンタそんな無責任な。
ていうか、そんなすっごい秘密を手に入れようと三話も伏線張って暗躍していたガジャ様は、実はお宝が何なのか全然分かっていなかった!!
……ある意味衝撃の事実です。
こうなったら一刻も早く、今現在出ている悪の組織の更に上を行く真の敵に登場して貰いましょう(勝手に出ると決めつけている)。そして脅威の秘密を知ってしまった五人に魔の手が伸び、第二部は怒濤の展開に!……なったらいいなあ。

とりあえず、今回一番のGJは、赤のみぞおちに拳を入れた桃色でした。でもホントなら、赤には上からも何らかの処分があって良いと思います。

次回は小林さんの脚本です。なんか、公式サイトの文章呼んだ限りはいかにも「ゲスト」って感じなんですが……できたらこのままサブで入って欲しいですね。
でもここの所ずっとアニメのお仕事が続いてたみたいなので、久々に小林さんの特撮脚本を見れるのはそれだけでも嬉しいです。


■今週のカブト

スローフード推奨食育番組第二弾! 天道が昼ごはんにありつくまでの話。

天道の行く先々の店が休業。「天は俺を見放したらしい」そう、これは「今日はどうあってもひよりの所で飯を食え、という天の声です。天の道を行く、とはそのように物事を受け止めて行動することなのです。多分。

気持ちの籠っていない(或いは、怒りの込められた)ひよりの料理に怒りを表す天道。
天道の料理に込められた思いやりの気持ちに気付くひより。
そして再び作ったひよりの料理に込められた気持ち。

でも結局7年前の真相はごまかしたまんまな天道。

一方、影山くんはますます絶好調。ハメられた上に囮にされた加賀美をさりげなく助ける天道がカッコいい。ていうか、天道を呼びに来るカブトゼクターが可愛い。

でもどうなんでしょうね。今回、矢車さんが出なかったけど。
影山くんの完全調和は、集団の利益のために個を犠牲にする調和。
しかし矢車さんは、個を個として活かしながら、全体として調和して行く完全調和へと覚醒した……はず。
ザビーはどうやら影山くんで固定っぽいですが、その辺がこの先どうなるかも見物です。

今回の特別ゲスト、かつての元基お兄さんにして劇場版本郷猛。&やっぱり怪しかった神崎士郎。私的には中々豪華。

今週のカブト

2006-04-23 18:25:34 | 特撮
脚本が元に戻ったらトンボがヘタれた(ような気がする)。
どうも井上氏は、自分キャラ(今回の場合はトンボ)を持ち上げる(それも主人公を貶める形で)傾向にあるような気がします。
ゴンちゃん可愛い。

それはともかく、ストーリーはようやく本格的に動き始めたかな、という感じ(そうして振り返ると、この番組は結構スロースターターなのかな)。

ようやく本来の自分に目覚め、一段高いステージへと昇った矢車。しかしザビーの資格は影山の手に。矢車→加賀美の時もそうだったけど、基本的に影山は変わり身が早い。

そして七年前の渋谷隕石。
樹花にも知らない、天道の謎の単独行動。ベルトを巻いた男によって殺されたひよりの両親。
ここでひよりの両親を殺したのは天道、と思わせるのはミスリード(にしてもちょっとバレバレ?)な展開だと思うんですが、じゃあ真相は一体なんだったんでしょうね。

一方、加賀美くんは、内通者だと疑われて大ピンチ!
先の展開が楽しみになって参りました。

今週のボウケンジャー・管理職の責任

2006-04-23 18:23:42 | 特撮
面白くなりそうな予感もそれなりに感じつつ、しかし同時に沸き上がる不安も拭えない。

部下に指示を出す時は、その意義と理由まできちんと説明しないと仕事は上手く行きませんよ、というお話でした。
そういう意味では、ここ数話の内、最もきれいに纏まってたかも。

尤も上記は一般企業のお話であって、中にはそうでない、「上からの命令は絶対、つべこべ言わずに無条件で従え」という組織もあります。そんな組織の代表的なものが『軍隊』です。

サージェスは前者、必要な情報はオープンにされ、構成員は納得ずくで仕事ができる組織……だと、少なくとも青くんはそう思っていた模様。
でも、(私がずっとひっかかっている)メンバー4人見殺し命令にしても、実際のサージェスの体質は上意下達で人間よりも組織の利益を重視する軍隊式に近い。
にも係わらず、表面的にはフレンドリーなキャラのミスターボイスはある意味グロテスクな存在ですね。わざと狙ってるのか、単なるミスなのか分からないので余計に無気味。
(ていうか、なんであのキャラなんだろう? おっさんキャラな所が斉木しげる氏と被るし可愛くないし、何の形なのかも何であの形なのかもよく分からないし、商品化できそうなキャラでもないし)

今回の話に関しては、私は完全に青くんの味方です。
でもなんか来週、「実は人形を燃やしたのにはこんな理由が!」「そうだったのか!そうとは知らずごめんなさいチーフ」みたいな展開になりそうな嫌な予感が。(いや杞憂に終わればそれが一番いいんですが)
人形を燃やさなければならない正当な理由があるなら尚更、それをちゃんと部下に説明しなかったことでチームワークに混乱を招いた責任は上司である赤にあると思うんですけどね(少なくとも青くんは、納得できる理由があれば命令に従うつもりだったと思うし)。

どうもやっぱりサージェス財団の描き方に違和感を感じる今日この頃

あと、敵組織を複数出すのは面白い試みだと思うんですが、そのせいで現在、敵の組織がショボく見えてます。他力本願なガジャ様が特に(涙)。

今週のセイザーX

2006-04-22 18:21:31 | 特撮
なにげにいい話でした。
ジャッカルがいなくなったので初めて部下に優しくしたり安藤家と交流したりする隊長。
そんなに邪魔だったのかジャッカル。可哀想なジャッカル。
そして最早一片のためらいもなく安藤家に馴染みまくってるブレアードさん。
更にはちゃっかりジャッカルの戦艦頂いてセイザー艦隊に混ざってるブレアードさん。

「たっくんがF1レーサーになったら、僕はメカニックになって手伝うよ」
ケインの台詞に妙に泣けました。よく考えたらそれって全然有りなのに、今まで思い付きませんでした。不覚。

一方、アドは男前。やったことと言えばほとんど助けて貰ってただけなんだけど、仲間を信じて命を預ける心意気と言い、助けて貰ったことに素直に感謝する大人な態度と言い、いつも以上に大人っぽくてかっこ良かったです。

そしてネオデスカルの方。
アクアル様が、ネオデスカル&バレーダの胡散臭さに気付いてます。さすがは知能派ですね。
一番の武闘派だったブレアードがセイザー側に付き、サイクリさんは催眠装置さえ外せば基本的には平和主義者。で、一番悪役っぽかったアクアル様がネオデスカルに不信感を抱いている……となると、最終的にはセイザー&三将軍の共闘もあり得るかも?!な展開になって来ました。
楽しみ楽しみ♪