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ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

今週のスーパーヒーロータイム

2006-06-04 11:08:37 | 特撮
■今週のボウケンジャー

相変わらず、音響担当の人がいい仕事してます。
ジェットエンジン特有のキィィィィ……ンていう甲高い音がたまらない。
ドッグファイトも気合入りまくりで面白かったです。多分今回限りだと思うけど。

ていうかそうかこれ、新メカ登場話だったのか。単なる販促ネタを、ムダに泣ける話にしてしまうのが小林さんクオリティ。着ぐるみで泣かせてどうするの。
最後、「ぜんっぜん!」って強がるラギが可愛かった。

やっぱり小林さん解釈でも、冒険=好奇心は正義より優先するらしい。もともと小林さんの書く話は、全体の正義より個人の想いに重きをおいているから、多分そうだろうなとは思ってたんですけどね。
命を賭けてでも掴みたい夢がある。という、物語の本筋は流石に良く描けてましたね。
でも番組全体としては、どういう方向に持って行きたいんだろう……。

ていうか、この世界では、人間じゃない変な種族がゾロゾロいるのが普通なのか?
砂漠が海になる場面は、絵面的には都の復活というよりも、普通にアトランティスの滅亡に見えました。溺れる人が出なかったのか心配です。


■今週のカブト

また井上脚本か……。
私的に未知数の米村氏が、天道っていう特異なキャラをどう料理するかを楽しみにしてたんですけどね。井上脚本だと、私の予想を超えないのが分かってるのでつまらない。
ていうか怪盗シャドウとか、道理でアホなネタをやってると思った……。派手でケレン味のあるネタは井上脚本の魅力ですが、ライダー枠でそれをやり過ぎると、リアリティが薄くなって安っぽくなるのに。

新キャラ・神代も余りにもいつも通りの井上キャラで笑ってしまった(その上GAROの鋼牙とも被ってるし)。
対決ネタはしつこいし。VS矢車さんくらいがあっさりしてて丁度よかったのに。

ていうか、ゼクト的ライダーになる資格者の資質は、「俺様ゴーイングマイウェイ男」らしいです。それを組織の駒として使おうってんだから無理のある話ですね。

余談1)最近岬さんの、ちょっと困ったような表情が可愛いと思います。
余談2)「舌びらめ」って、うちの地元では「げた」っていいます。煮付けが定番。

今週のセイザーX

2006-06-03 23:41:36 | 特撮
遂に三将軍、安藤家お茶の間に集結!
第一話を見た日には、まさかこんな日が来るとは思わなかった……。
アクアル様はなにげに厚遇されている。なんであんなにいっぱいお茶うけがあるんだ。
洗脳サイクリさんは洗脳されたままギャグキャラ化してるし。

んで、レミーの正体は正直、予想外でした。さすがに現代地球人説は考えてなかった。
こうしてすべての謎は明かされ、打倒ネオデスカルへの誓いを新たに!

ところで、今回サッカーネタですよ! W杯便乗ですよ! 秋に桜の花が咲き、夏なのに吐く息が白い超星神に、時事ネタにのっかる日が来るなんて……!
W杯はずっと前から予定が分かってたからだよと言われればそれまでですが。

二週間ぶりヒーロータイム

2006-05-29 22:34:21 | 特撮
すいません、最近ちょっと惰性に流れてます。
冒険にしてもカブトにしても、話があんまり前に進んでる気がしないのが最大の原因。

カブト。
新しいライダー出す前に、もうちょっとワームの情報出して下さい。あと、ゼクトとか渋谷隕石とかひよりの過去とかも。
謎解きをロングスパンで引っ張り過ぎた挙げ句、真相が明らかになった時には謎自体もうどうでも良くなってたアギトの二の舞は嫌なんですけど。

ボウケン。
前々から言ってますが、話の目的が見えません。
普通の戦隊なら、敵組織の殲滅。タイムレンジャーなら全囚人の逮捕。セイザーXなら、コスモカプセルのコンプリート。たとえ最終的に変更になったとしても、「当面の目的」というものが見えなければ、話がどこへ向かって走ってるのか、ゴールに近付いてるかどうかも分からないんですよ。

という訳で。

■ボウケンジャー
また小林さんですか。このままサブライターの1人として定着してくれるんでしょうか。そうなったら嬉しいです。
今回の話も、話としては面白いです。古代超文明ってロマンだよね。……でも、この水の都ネタも、所詮は単発エピソードに終わってしまうんでしょうか。
これ、もっともっと膨らませて、ゴードムやらジャリュウ一族も巻き込んだ壮大な超古代文明ネタにすれば全体のストーリー自体面白くなって来ると思うんですけど……ねえ。

■カブト
影山 VS その他
今回、いつになくキャラクターの立ち位置が単純化されてましたね。
分かりやすく悪役にされてしまった影山くんがちょっと可哀想になりました。矢車さんはどこに行ってしまったんでしょう。
ゴンと大介の別れは中々切なくて良かったですが、個人的には、最後のモノローグはちょっと蛇足。あそこはこっちに想像させて欲しかった。その方が、余韻が残ったと思います。

二週間ぶりセイザーX

2006-05-29 22:30:50 | 特撮
アクアル様萌え。超萌え。
なまじ頭が良いので、ネオデスカルたちが自分たちを利用しているだけなのにももう気付いている。でも今さらセイザー側に寝返るのもプライドが許さないし、その辺の動きももうとっくに読まれてるの知ってるし~~~~~~~と非常にジレンマが溜まる状況でのギリギリの駆け引きがたまりませんでした。

一方、バレーダも初出陣。童顔なのにナイスバディなのが素晴らしい。アクションは少なかったけど、笑いながら銃を連射するシーンがサディスティックで素敵。コールドブレスも似合い過ぎ。

レミーちゃんも怪我を押して奮戦。たっくんとの仲は最早公認。
超星神はほんっとーに女性キャラが充実してるなあ。

そうこう言ってる間に、怒濤の急展開でクライマックスが近付いていますよ。
鮫隊長は本当に消えてしまうのか。はたまた地球の運命は?!

2週まとめてヒーロータイム

2006-05-15 21:45:30 | 特撮
■ボウケンジャー

先週:小林さんの女の子話。
一言で言うと、「社会人の『的確な判断』ってのはシビアなもんです」ということ。プロとしてのお仕事は甘くありません。気持ち云々の前に結果が第一。
メインは桃。彼女の判断に未熟な黄色が疑問を抱き、そこに赤がフォローを入れるという形を作っていちいち分かりやすく解説する辺りが小林さんっぽいと思いました。
桃が見違えるように有能です。赤もまるで別人のように良い上司です。
青と黒がヘタレているのはそういう回なんだから仕方ありません(青には一応、男の視点から「デキる女」を語るという役目があったと思うけど)。
風のシズカの、ちょっとダークな面が意外な収穫でした。役者さんは、こういう芝居もできる娘なのね。
それにつけてもミニスカはどうにかならなかったんでしょうか。

今週:青が女の子と絡む話。
青のキャラは前の分裂ネタよりもこっちの方が好みです。
かぐや姫になぞらえた謎解きも割と楽しめたし。セレネーと蒼太の、冗談なのか本気なのか利用してるのかされてるのか、な関係も私好み。
役者さんのアクションも相変わらずキレのいい動き。
しかしそれだけに、最後のオチをどうしたもんかと悩み中。
セレネーを準レギュラーにして話に絡ませれば、色々面白い展開が作れたと思うんですけどね。

……ええと、一応私、ボウケンジャーが嫌いな訳ではないですよ(嫌なら見ないし書きません)。でもやっぱり気になる。話全体に統一感がないというか、どこへ向かってるのか分からないのが落ち着かない。話に背骨がないような気がするんですが……。
ネタに融通が利くように、わざと「プレシャス」の設定をゆるくしてるんだと思うんですが、それが余計に話の得体の知れなさを加速しているような。


■カブト

井上脚本か。またか。
2話完結の1話めにはそれほど違和感はないんですが(あんまりストーリー上必要なさそうな、笑えないギャグシーンが混入しているのはともかく)、2話めになるとやっぱり「違う」と感じてしまいます。
天道が俺様キャラなのは番組を見ていれば誰にでも分かることですが、だからこそ実際の台詞に「俺様」なんて入れるのは野暮ってもんじゃありませんか?

一番のツッコミ所は、ノートPCを持ち出す加賀美くんでしょう。
普通の会社でやっても立派な情報漏えいにあたります。
ましてやゼクトは極秘組織。
その非情なまでに徹底された管理体制は、それだけワームの存在が脅威であり、それに対抗するために非情にならざるを得ないのだと理解してたんですが……。
本来なら加賀美君、その場で射殺されても文句は言えない立場だね。
……龍騎の芝浦ゲームネタの時にも思ったけど、この人結構メカオンチですよね。なのにすぐ知ったかしてネタにしたがるんだから……。

次回はゴンちゃんとトンボの話。今回同様、番外編だと思って流すことにしましょう。