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ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

セイザーX、未来の国からこんにちは

2005-10-01 00:38:17 | 特撮
「第一話の冒頭は宇宙で艦隊戦」最早外せない超星神の鉄則。

そして。

のっけからホンダ全面協力によるツインリンクもてぎでのテスト走行シーン。
主人公の苗字安藤=ANDOHはHONDAのアナグラム(偶然?)。
お爺ちゃんの名前は宗二郎(これは間違いなく確信犯)。
主人公の名前は拓人(たくと)だが、初期の資料には「琢磨」の文字が。

とりあえず……来週は鈴鹿で日本GPですね。

拓人の運転していたマシンが何なのか気になる。レーシングスーツの背中にあった「TODA RACING」のロゴがあの戸田レーシングならF3なのかな、とも思うんですがよく分かりません。
実際にはあの位の若手なら、多少荒削りでも「速さがあってアグレッシブ」ってんで将来性を見越して高評価して貰えそうなんですけどね。「無茶する鉄砲玉タイプ」というキャラを立てるためにああいう展開になったんでしょう。

……などと、一応レースファンっぽいことを書いてみるものの。
実際には例によって、ツッコミが追い付きませんでしたさ。
○最強お子様たち。「最近の大人は自分の事しか考えてないからな」→「信じてたよ!」(相方の冷たい視線)
○三将軍は漫才トリオ。オチ担当はブレアード「めんどくせ~……砲撃開始!」非常に男らしい方です。
○初登場のカットでいきなり寝ているゴツい外人。「過去に行ったら戻って来れない」とか言ってるのにいいのか。そして次に登場したカットでは流暢に日本語を喋るゴツい外人。
○茶筒の中から重要アイテム登場。派手にカッティングシートを貼り捲ったステップワゴン(新型)も登場。
○「枕が変わると眠れないんだよね」ショタっぽいケイン。しかしツインセイザー(弟)の声は更にあからさまにショタだった……。
○EDでは最近の東映戦隊に習ってダンスなど取り入れてみる。しかし……何かが違う。

そして。
すべてを吹き飛ばす「こんにちは」の衝撃。
挨拶は人間の基本だ。東宝は(多分)本気だ。

……来週以降、あの怪しい未来人たち(含むロボ&外人)が、由緒正しい田舎風日本家屋の安藤家に転がり込むのかと思うと、ワクワクする気持ちが止まりません。

今週のスーパーヒーロータイム

2005-09-25 23:47:37 | 特撮
■マジレン
最初は「可も不可もない=安心して見ていられる」だったのが、最近「可も不可もない=もの足りない」にシフトして来つつあります。
過去五話に渡って個人話をやり、今日のパワーアップに備えて入念に準備をして来た訳ですが……その準備の良さは買えるんですが……なんていうか。
「五人=伝説を作る立派な人」という話をくり返した結果、結局五人共みんな同じ優等生に見えるようになってしまった。気がします。
ていうか、もしかしてあんまりキャラ立ってない?
一見、性格の違い大きいように見えるけどそれも結局ははしばしの表現に留まっていて、「性格・立場・考え方」の違いがあんまりストーリーに反映されてない……ってことない?

今日の話でいうと、普通ならこれスノウジェルの元へ辿り着くために何らかの試練があって、その試練を乗り越えることでスノウジェルを説得する……という流れになるんじゃないかと思ったんですが。
なんか、魚の胃の中に入る(ストーリーの上での)意味が見出せなかったです。
スノウジェルの言動も、「力を与えても、より強大な力に破れたり自分の力で自滅したりする。それが悲しくて自分は嘆いて来た。あなたたちに力を与えても、きっとその力で自らを滅ぼすからダメ……と思ったけど、伝説のリングが光ったから特別に力を貸してあげる」ということだったんでしょうか。あくまで私の勝手な解釈。正直、わかったようなわからんような感じ。

とりあえず、スモーキーがいっぱい出てたので楽しかったです。
パワーアップ形態、マントが似合いそうなのになかったのは、やっぱり動きにくいから?

■響鬼
感想としては、微妙。
しかしネタ的には色々、マジレンよりインパクト濃い。
ていうか色々、大変そうだなとは思います。

(1)結局全然成長してない少年の成長物語
(2)数だけは多いが誰もキャラが立ってない登場人物群
(3)あっちこっちで半端に立ってる恋愛フラグ
(4)後先のことを考えない適当な後付け設定のくり返しでわけがわからない事になってる(としか思えない)敵側
(5)足りない予算と時間
(6)新武器とパワーアップ

……これだけ宿題押し付けられたらね。

とりあえず、30~31で(1)をやっつけ、32と今回で(6)をクリア、次の話で(3)を片付けつつ、同時進行で(2)のキャラ立てと(4)の整理に努めている。と見ました。(5)も現在進行形でしょう。

***

これ以上細かい部分に言及して行くと、結局は旧体制のダメな部分を指摘していかなければならなくなります。正直、あんまり気が進まないんですよね。批判って、一歩間違えると単なる悪口になってしまうから。
とは言え、私が見た所では、(1)~(5)は結局全部、前任プロデューサーの痛さに起因してる訳で((6)はヒーロー番組の宿命)。

……気が向いたらその内やります。

ありがとうジャスティライザー

2005-09-24 16:52:52 | 特撮
終盤やたらニコニコ笑いっぱなしの神野の表情が、電車男最終回の、電車を見送る場面での笑顔と重なります……個人的には「ヒーロー」をBGMに背負って現れる山下真司氏と、マチルダさんフィギュアと共に登場する戸田恵子さんがツボでした>電車男。
神野と小ネタと陣釜さんを楽しみに見てました。

それはともかく、ジャスティライザー最終回です。

***

「正義は勝つ!」

こんななんのヒネリもない直球ど真ん中ストレートな台詞を、シリアスに真剣に真顔で叫ぶ、そんなヒーローがこの21世紀に存在し得たという事実。この事実に、いたく感動しております。

『オトナの鑑賞に耐え得る』と言われるような複雑なドラマがある訳でも無い。リアリティや整合性は二の次三の次。だけどヒーローとしての熱い魂だけは誰にも負けない。
こんな良さがあってもいいと思います。

澪さん&麗香さんの、ある意味男性キャラ以上の男前っぷりが見事でした。例え変身できなくても、戦う気持ちならヒーローに負けない。一介の電器屋の主人である伊達父の、息子を応援しながら見守る姿にも泣けました。
そして翔太もいい男に成長しました。

キャラたちのその後をコメディタッチで描く(スーツアクターさんも生身で出演)というEDはグランセイザーの時と一緒ですが、一年見て来てキャラに愛着が湧いた状態でこれを見ると幸せな気分になりますね。

ありがとうジャスティライザー、君たちの勇姿は忘れないよ!!!
……などと童心に帰って言ってみたくなる、そんな最終回でした。

***

神野と翔太のハイタッチ及び、インローダー放り投げがサムライトルーパーリスペクトだと個人的には嬉しいです。

んで、来週からは『セイザーX』です。予告見る限り、製作陣は今回も飛ばす気満々です。

それにしても『超星艦隊』って。「艦隊」って。やっぱり謎だ、このシリーズの枕詞。
そう言えば、番組始まった当初は、翔太の顔が東南アジア系とか言われてたような気がするんですが……セイザーの主役を見た瞬間思わず、どこの華流新星かと思ってしまったのは内緒です。多分三週間もすれば慣れるでしょう。

今週のスーパーヒーロータイム

2005-09-18 22:17:58 | 特撮
■今週のマジレン
……ダメだ……自分の中で、どんどんマジレンの印象が薄くなって行く……。
ここの所、次回のパワーアップのために、こじつけでも何でも毎回一人ずつ主役&成長話をやってるからでしょう多分。一回一回の話が完全に独立して次に繋がらないので、盛り上がりには今いち欠けるような。
このかったるさは何となく、脇キャラ主役話が延々続いて全然話が進まなかったグランセイザー第3部を思い出します……。
次回から話が動くといいなあ……。

■今週のヒビキ
とても面白かったです。ジャスティライザーみたいで。……何か間違っていますか私は(開き直り)。
盛り沢山な展開。派手濃い演出。ツッコミが追い付かない小ネタ。何か間違っているような気がしないでもないが、とりあえず本人的には至って真剣に行動しているらしいキャラたち。
アームドセイバー上等。装甲響鬼どんと来い。ジャスティライザーみたいでどこがいけないんですか。ていうか、ジャスティライザーに文句がある奴は表へ出ろ(※明らかに論点がズレてますが、本人の気の済むようにさせて下さい)。
しかし巨大ロボ戦やその他、まだまだ修行が足りませんね。
ていうか、布施明(役名忘れた)が生身のまま、あのおしおき棒振り回してマカモウ(かったるいので変換しない)に襲いかかっても決して文句はいいませんよ、私は。

……ちょっとだけ真剣な話をすると。
『高尚なものを作って他人様から誉めたたえられたい』願望が見え見えのスカした作品よりは、エンターテイメントに徹したバカ作品の方がずっと好きなんです私は(エンターテイメントに徹して盛り上げつつ、同時にがっしり骨太のメッセージが込められてたりするのが一番の理想なんですけどね)。
とりあえず、胸張って『お子様番組』を作ることが出来ない人は、無理してお子様番組を作らなくて良いと思います。

……あー……クライマックスで盛り上がりまくってる(らしい)ジャスティライザーを3回連続で見逃してしまったのは流石に残念です(土曜日は何かと用事が入りやすい訳で)。
ラストバトルには三幻星神揃い踏みで盛り上げたい!→でもそれにはライゼロスが三体必要→だったら(こじつけでも後付けでも何でもいいから)三体出してしまえ!
その心意気や良し。
どうか最終回は見れますように。

今週のスーパーヒーロータイム

2005-09-11 21:46:09 | 特撮
■今週のマジレン
やっぱり最近のマジレンは、決して面白くなくはないけど語れるものがあまりないです。
個人的には、今回みたいな人外美女とフォーリンラブ→悲劇のお別れ話は大好物なんですけどね。
ただ、もう、話が完全にここで完結してしまっているのでこれ以上はなんとも。これ以上に引っ張ったら引っ張ったでそれもどうかと思いますが。
にしても、最近のマジレンの恋バナの多さには流石に不安になって来ました(劇場版からしてラブラブモード全開だし)。
女の子や大きいお友達は喜ぶだろうけど、本来メインターゲットであるはずの小さい男の子の反応はどうなんだろう。こういう話って退屈なんじゃなかろうか。

■今週の響鬼
こりゃ、プロデューサー違う人にでもならない限り見れないなあ、と思っていたら、本当に交代してしまいました。ついでに脚本家も毎度おなじみ井上氏になってました。
とりあえず、予算と時間はプロのクリエイターなら誰もがぶち当たる壁だと思います。定められた予算と時間内で仕事ができない人にはプロを名乗って欲しくないと思う今日この頃です。

それから肝心の内容の方ですが。
久しぶりに見ました。普通に見れるものになってました。
ツッコミ所は色々あるけど、根本的な部分が受け付けられなかった今までに比べれば、枝葉末節は正直どうでもいいと思える自分がいます。
新キャラ(らしい)桐矢は、どうも桐矢というキャラ自体を描くためではなく、明日夢を描写するためのガジェットとして立てられたキャラという感じ。これまで私が見て来た他の井上的いぢわるキャラのような、脚本家からの偏愛もあんまり感じられないですね。