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ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

今週のゾイドジェネシス

2005-09-25 23:49:09 | アニメ
後半の戦略シミュレーションにワクワクですよ。

身内であるレ・ミィよりルージを優先して軍議に残すラ・カン。ルージに寄せる期待のほどが分かります。でも軍議の席では発言せず、後でラ・カンに意見を言うルージにはまだまだ甘えがある訳で。しかしラ・カンもそこでは甘やかさない。
正直、ラ・カンの株が上がりましたです。
今までディガルドに対して逃げ腰だったこともあって、正直ちょっと頼り無さを感じてもいたんですが(それもあってお山の大将たちにナメられてるような気がする)、後半のザイリンさんとの戦略合戦では老獪な所を見せてくれたし、カッコ良かった。
キツネと狸の化かし合い、複雑な地形、統率の点で爆弾を抱えた反乱軍、ロンの含みのある言動など様々な要素が絡み、状況がどう転ぶのかは予断を許しません。
……ていうかザイリンさん、こんなに賢い人だったっけ? それともあれですか、広い視点でものを考える分には賢いけど、自分の足元は見えない人なんだろうか。
足元にいたルージくんにも気付いてなかったし。

そう言えば。こういう番組での露骨な萌え狙いに関して、昔の私なら怒ってたと思います。今は……大変だなあと思ってます。素人が遊びで作ってるんじゃない、プロが仕事で作ってるからこそ、どんな形ででも、どんな手を使っても人気を得なければならないわけだし。
そのためならコトナの胸とか(実はこの人、案外キャラは薄い気がして来た)、レ・ミィのロリとか(十二才ならもっと育っててもいいはず)、フェルミのミニスカ軍服とか(ディガルドはストイックだと思ってたのに)……色々頑張ってるんだろうなあと。
それだけだったら困りますけどね。
ついでに、女性向けでいうとザイリンさんの全裸とか師匠の病気とか、こっちも頑張ってる模様。
……で、ゲオルグさんの全裸はどこら辺へ向けてのサービスなんでしょうか。

今週のゾイドジェネシス

2005-09-18 22:19:36 | アニメ
『驕り』って。
ザイリンさんの驕りかと思いきや、反ディガルド連合の方の驕りだったようです。
ラ・カンの呼びかけで各地のレジスタンスたちが集まり、ようやく本格的な抵抗運動が始まったものの、レジスタンスの人たちみんな大人気ない……。
皆、小さなお山の大将&井の中の蛙ばっかりなのか???
よく考えたらガラガもそんな感じでしたっけ。
今こそ、これまで行く先々で関わる人皆トリコにして来たルージくんの魅力、もといカリスマ性の発揮のしどころです。頑張れルージくん。

そしてザイリンさんの故郷は過去、ゼ・ルフトの街と同じ運命を辿っていた。
美しかった自然は破壊され、幼馴染みは兵に取られて生死不明。残った者も公害病。自身も兵として徴集され。……あのー、どう考えてもあなた立派なディガルドの被害者なんですが。
しかしなまじ上に目をかけられて出世してしまったため、何の疑問も抱かずに今度は被害者から加害者となって更なる被害者を増やして行く皮肉。
こんな過去話をわざわざ作ってしまったスタッフが、このヘビーなテーマをこの先どう扱うのかはちょっとした見物ですね。期待して……いいのかな?

そしてバイオケントロ登場。パイロットのソウタ登場。少年キャラということは、無印のレイヴンみたいに、主人公の同年代ライバルとしてぶつける予定なんでしょうか。


今週のゾイドジェネシス

2005-09-11 21:50:26 | アニメ
ラ・カンは明らかに、ルージを自分の後継者として育てようとしてますね。だからって即「ラ・カンの後継者」=「レ・ミィの婿」という訳ではないだろうけど、しかし後者は後者で着々と進展していたりする。
師匠の病気は、今の所コトナだけが気付いている地味な伏線です。せっかくの最強設定なので、あんまり早々に退場しないで欲しいんですけどね。
そしてバイオプテラのフェルミさん登場。美人な悪役は大好きです。しかし、ディガルド側は「エヴォルト」という現象をある程度知っているようですね。
だからこそ、同じく「エヴォルト」を知ってるロンがあからさまに怪しいわけで。
で、そのエヴォルトシーンなのですが、初登場なのにえらく地味だった前回の仇を取ろうかと言わんばかりの派手派手演出です。これならデッドリーコングの封印解除とも張り合える……か?!
ラプトルとの戦闘も多かったし、ブラストルタイガー部隊の威嚇シーンもかっこ良かったのでかなり満足です。でもできればタイガー部隊とバイオプテラの戦闘シーンも見たかったです。次回以降に期待できるかな。
でも次回はザイリンさんの幼少時代。これはこれで楽しみですが。

今週のゾイドジェネシス・時代劇

2005-09-04 23:57:16 | アニメ
ディガルドとの戦闘がなかったので、やっぱり微妙にまったりとして見えたゾイドジェネシス。
レ・ミィの過去&お姫様っぷりが披露されたり、ルージとの間にフラグが立ったり(しかし今どきなんて定番ネタを)、世界の広さが示されたり、やっぱりロンが怪しかったり、師匠はいきなり無言で襲いかかって来るし。
「そうか、セイジュウロウさんは……なんだな」
いちいちルージくんが察してあげなければならない当たり、世話のやける人だ。
そしてようやく、ラ・カン立つ。
領主の印である刀をキーに、男の決意を示す流れは中々渋いですね。
そして今、歴史が動いた。

……もとい。そろそろ激動の時代に入って欲しいように思います。まだこう、ちょっとテンポがもの足りない……。

今週のゾイドジェネシス

2005-08-28 19:19:57 | アニメ
見所は三つ。

1)レインボージャークVSバイオプテラ
空中戦ですね。戦闘機のドッグファイトみたいで楽しかったです。今後も楽しみ。
パイロットの顔が下半分だけ映りましたが、かねてからの噂通り、プテラを駆る四天王は女性らしい。ザイリンさんも「あの女」とか言ってたし。
ていうかザイリンさん、もしかして自分以外の四天王は全員気に食わないんだろうか。

2)平謝りルージくん
まさか本当にジェネレーター修理を断念するとは。
いつも感心するのは、この番組では対立する二つの考えがあった場合に、「一方が正しくて一方が間違い」と決めつけるのではなく、「それぞれの立場において、両方が正しい意見だと言える」という姿勢を保っていることですね。
ルージは旅に出て、外の世界を見た。視野が広がることで、自分のすべきことはジェネレーター修理よりも打倒ディガルドだと考えるに至った。
しかしずっと村にいる人々は、そんな広い視野を持ちようがない。彼らにとっては村の生活がすべてであり、ジェネレーターが最優先事項。
こういう、立場や状況による考えの違いをきちんと描いている番組って意外と少ないんじゃないかと思ったんですが。
そしてルージはそんな村人たちの気持ちや立場を理解しているからこそ、罵倒覚悟で頭を下げて回った。逆に言うとそこまでしてでも打倒ディガルドの方向へ行きたいと、腹を決めているということでしょうね。

3)そしてザイリンさん
平服で軍の基地まで出かけ、門前払いを食っている少将。
お偉いさんが出て来た途端に得意満面で「この地方で一番出世した軍人の名前は?」などとスカしてみる少将。
なんとか顔パスが通ったものの、お目当ての通信施設が故障中で、結局無駄足だった少将。なんていうかもう本当に。ていうか、休暇中に勝手に軍の設備を使うのは職権乱用ではないかと思います……。

その他
どんどんエスカレートして行くレ・ミィの丸焼きネタ。串をこまめに回転させて、こんがりまんべんなく焼き上げる所がプロのこだわりです。
そして、しゃべればしゃべる程ネタキャラ化して行くザイリンさんとは反対に、黙っている間にどんどんネタキャラ化して行く師匠。
ライガーの進化(エヴォルト)について何やら知っているらしい、あからさまに怪しいロンに何やら反応している師匠。でも何をどこまで気付いているのかは謎。