言葉による音楽的な日々のスケッチ

作曲講座受講日記と、言葉による音楽的日々のスケッチを記録

方法マシン

2004-12-12 02:10:03 | 作曲理論講義/受講録
先週の日曜日、谷中のSCAI THE BATHHOUSEにて
中ザワヒデキさんが名付け親の
「方法マシン」第一回定期公演があり
有識者の友人達と出掛けた。

作品と公演の内容は
クールでユーモラスでテクノだった。
方法と思想は同義だ。

ある人の存在によって現代アートなるものを
知るようになってから
まだ月日も浅い。

決して万人にはわからない。
私にも、殆どわからない。

でも、わからない物事というのは必要で
そこには理解不能なものではなく
未来が在る。
世界を違った目で観る事が
出来る始まりでもある。

全てをわかったと思ってしまっては
閉塞感を生むだろう。

そう思いがちな意識を
こういったアートの存在は
容易に消し去って、
また私の「わからない」が始まる。

でも、わからない事は
いつか必ずわかる事の
スタートでもある、
が、わからなくてヘコむ事の方が多い。

以前、中ザワヒデキさんに
図々しくもメールをした。
以前どこかで彼がポリフォニーの概念や
バッハの(確か「音楽の捧げもの」)カノンについて
触れていたのを読んだ事があって
とても印象に残っていたので。

私はバッハがポップに聴こえるのです、
どうしてなのかわかりませんが、と問うたら
彼は自分の解釈を書いてくださり、
その内容はとても明解で
腑に落ちて嬉しかった。

初めてお会いした中ザワさん、
思っていた以上に大きくて
想像通りに素敵。

そういえば、我が講師、菊地成孔さんも、
同じく方法マシンの名付け親である
松井茂さんの量子詩について
先日の日記で触れていたっけ。







<body>
<script type="text/javascript" src="http://www.research-artisan.com/userjs/?h=0&user_id=20060529000243138"></script><noscript>

</noscript>
</body>

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。