眠らない街

将棋、サッカー、スノボ、マンガとちょっぴり恋愛話など。

神立でのスクール

2009年02月02日 | スノボスクール
神立のスクールは、ちょっと難しかったですね~
かなり苦戦しました。

1時5分、スキーセンター前に集合。
今回のインストラクターは、島井女流似の山本さんという方でした。
スクール開始までの間に、山本さんとおしゃべりします。
「普段はどこのスクールですか?」
「ガーラか、白馬です。五竜の方」
「えー。私、白馬五竜のスクールに所属してたんですよ」
「誰に教わったんですか?」
「鈴木さんと渡辺さんです」
レッスン内容をまとめておくようになって、インストラクターさんの名前がすぐ出てくるようになりました(笑)
「鈴木・・・」
「大一さんです」
「あー!ヒロカズさんかぁ~」
いやぁ~世間は狭いですね!横のつながりがあったのは、初めてです。
「来週、白馬行くんですよ」
「えっ!土曜、日曜?」
「日曜です。午後スクール受講するつもりです」
「私もプライベートで白馬行きますよ。見に行っちゃおうかな~」
なんだか、かなり盛り上がりました。

この後、山本さんが上級を受講する女性と何か話しています。
「私、2ヶ月で10Kg落とすからさ!」
「いや、イケるって!!」
う~ん、今のままで十分魅力的だと思いますけどね!
ただ、気を抜き過ぎてポチャになると、島井女流この人に近くなってくるかもしれません・・・(汗)

で、神立スクール開始。
神立スクールは、2時間20分のレッスンが受けられます。他より20分増し
なげぇ~と思ったのですが、準備体操が念入りに行われます。
感覚的には、他のスクールの準備体操より3倍ぐらいの質と量。体が暖まります。

スキーセンター前の戸沢ペアリフトに乗り、ギャラリア前へ。
更に、クワッドリフトに乗り、ポルックスコースでレッスン開始。
1本テスト滑走すると、私ともう1人の女のコに対し、山本さんコメント。
「○○さんは、形になってきていますが、ターンの切り替えの部分をはっきりさせると、もっと良くなります」
「△△さんは、ターンのきっかけのところ。今は右足を振っていますが、腰をターン内側に入れられるようになると、良くなってきます」
「ところで○○さん、ターンの時に手をグーにしていますが・・・」
「余計な力が入るので、手は開きましょうね」
予想外のところで、ダメ出し入りました(汗)

今回のレッスンは、名付けて「切り替えの意識」養成コース。
①連続ターン
以前のレッスンでもあった「ノーズドロップ」に近いです。
今回は、伸び上がりよりも、腰をターン方向に入れる意識を持つことがポイント。
最初のメニューで、ターンの切り替えでダメ出し。
「遅いんですよね」
「ハイ」
ということで、ターン真っ最中の斜面と垂直に滑っている時、切り替えの始動を意識することも付け加えられました。

②変形レールターン
レールターンは、体軸の傾きを意図した練習メニューで、棒立ちのまま体を傾け、その方向に曲がるというのを実感させるためのもの。
膝を曲げたり、胸を進行方向に向けたり、低い姿勢にはしません。
コントロールもしにくいので、緩斜面でやるのが普通です。
今回の変形レールターンは、下記がノーマル版と異なっています。
・胸を進行方向に向ける
・そのままの状態で腕を開く→ボードと両腕が十字になる
・滑りながら、ボードを支点にしたやじろべえのように体を傾ける
・斜度がややきつめの場所で行う

この変形レールターンは、「ボードと肩のラインが平行」以外に、「肩と斜面が平行」なのがポイント。
フォールラインでは、ボード/肩のライン/斜面は平行になりますが、ターンの最中では、ボード/肩のラインが平行で、斜面と肩のラインは直角になります。
しかし、ターンの最中は胸を進行方向に向け、斜面/肩のラインを平行にせよ!ということでした。
今まで、進行方向と肩のラインが平行というのは意識していたのですが、ターン最中の斜面と肩のラインは出来ていませんでした。
改めて、奥の深さを実感・・・

③エッジタッチターン
②でダメ出し。またも頭の使い方。
「頭を下げて、斜めから景色を見るようになってます」
「頭を起こして!」
ということで、矯正メニューがエッジタッチターン。
バックサイドでは、右手を右足のつま先側のエッジに触り(写真1)、フロントサイドでは、左手を左足かかと側のエッジに触ります(写真2)。

#写真1

#写真2

写真1、2ともアングルが同じ方向ですが、滑っている最中は、写真1では、顔が谷を向いています。
つまり、右腕を下げることで、肩のライン(左腕→右腕→谷方向)と斜面で平行になります。
写真2では、顔が山方向を向いています。
なので、左腕を下げることで、肩のライン(右腕→左腕→谷方向)と斜面で平行になります。

バックサイドは、早々にOKが出ましたが、フロントサイドは何回やってもOKが出ません。
左腕をエッジに触ることを考えた時、一番楽な姿勢は、猫背にして前かがみになって左腕を下げることですが、それではNG。
逆の姿勢で、背をのけぞらして顔を起こし、足首を緊張させてつま先立ち、膝を軽く曲げる感じ。
左わき腹がつる感覚。イメージは、ドリームボールを投げた後の水原勇気でしょうか。
上国で教わった「腹で曲がる」と多分同じ

山本さんから姿勢のイメージを教わります。
斜面で立ち、山本さんが足で私のボードを支え、「のけ反って下さい」と言われます。
「サイドスリップでレディーボーデン」の姿勢と同じになった時、
「そう、その感じで!」

その後の再トライでは、転倒したもののOK。
「感じは今のでいいです。それを丁寧にやって下さい」
「丁寧にやるためには、エッジの切り替えの時、一度しっかりフラットに戻すこと」
「足裏全体で雪面を感じて!」

全体的に、練習メニューは少なく、反復練習の中で出来ているかどうか、しっかり確認するやり方でした。
もう1人の女のコは、ノーズドロップと腰を使ったローテーションを意識したメニューでした。
ちょっと斜度がキツかったのは、不運だったか???
ガーラのメロディコースならば、もっと余裕が出来たと思います。

今回の一言:「肩のライン!顔を起こせ!」

白馬でのスクール

2009年01月28日 | スノボスクール
午前スクールに間に合わなかったため、午後スクールに。
私は、通常、午後スクール派
午前中は、前週のスクールで受けたレッスン内容を復習したりしています。
サイドスリップとか、斜滑降とか、レールターンなどを軽くこなしてから滑走。
あと、午後スクールの方が人が少なく、個人レッスンに近くてお得というのもあります。

ただ、白馬五竜の午後スクールは、終了が15時半。
帰りのバスの時間を考えると、残り30分しか滑れません。
憧れのアルプス平ゲレンデ(頂上付近)を諦めることになります。
スクール受講断念しようかとも考えましたが、午前中、白馬の雪面に想像以上に苦戦したので、素直に受講しようと決めました。

13時半、午後スクール集合時間。
エスカルプラザ前の鐘の前には、私と子供が2人。インストラクターさんが2人。女性インストラクターさん0人。
個人レッスンにはなりましたが、ここ数回女性インストラクターさんをツモっていたので、ちょっと残念
インストラクターは、渡辺さんという頼れるアニキタイプの男性の方。
しかし、この渡辺さんのレッスンが、柏のフランサもビックリのマジシャンぶりでした。

スクール開始。
まずは、いつもの通りとおみ第1ペアリフトに乗りいいもりゲレンデへ。
早速1本テスト滑走するよう、指示されます。
それを見て、渡辺さんコメント。
「悪くない滑りです。どう滑ればいいか分かっていると思いますが、ところどころ出来ていない部分があります」
「そこを直せば、もっと楽に滑れるようになります」

以下レッスン内容とポイント。
①斜滑降(フロント/バック)
まず、斜滑降を見るのが、インストラクターさんの基本のようです。
今回は、上国のスクールのように、キレ/ズレを指導する目的でなく、滑っている最中のバランスを見ていました。
「分かりました。では次にこれをやってみましょう」
と言われ、②へ。

②斜滑降の途中で連続ジャンプ(バック)
「オーリーではなく、小さくジャンプを入れて下さい。まず私がやってみます」
渡辺さんが、お手本で先に滑ります。
斜滑降の合間に軽くジャンプするという感じ。グラウンドトリックとは程遠いものでした。
簡単そうに見えますが、私が滑ると、うまく着地出来ません。
「実は、ジャンプを入れると、色々なことが分かるんです」
ボードから重心が外れていたり、足首がうまく使えていないと、着地出来ません。
また、斜滑降途中のジャンプなので、肩のラインとボードが平行でないと、これも着地出来ません。
こういう説明を受けましたが、どうやれば出来るかという話はなく、③へ。

③斜滑降(バック)→ターン→斜滑降(フロント)→ターン
「ボードから頭まで、1本の棒が突き刺さっているとイメージして、構えて下さい」
「では、滑って」
言われるがままに滑ります。
次は、斜滑降にターンを追加して、ターン後斜滑降。
これも言われるがままに滑ります。
ポイントは、1本の棒が突き刺さっているイメージ。斜滑降が出来れば、難しいところはありません。④へ。

④③から斜滑降を抜く
「では次に、先ほどやった斜滑降、ターン、斜滑降、ターンから、斜滑降を抜いて下さい」
「1本の棒が突き刺さっているイメージは意識して」
③も④もポイントは、重心がボードの上に乗っていること。
斜滑降の出来る構えが、滑っている時の理想形・・・ということでした。

渡辺さんのレッスンの特徴として、あまり極端なダメ出しはしてきません
まず、例え話で「こうするとどうなる」的な話をしてきます。
受講生の受け答えを聞いて、理想の動きのイメージを出してきます。
そして「あなたの動きはこうなっている」「そうだったのですか・・・」というやり取りを経る。
その後は、やっていたメニューに固執せず、別のメニューにチェンジして「こういう動きをやってみてください」と手本を見せる。
それをマスターすれば、自然と悪い動きが矯正されている・・・という感じ。
「ダメ」「直せ!」でなく、「これをやってみましょう」。
何か不思議なレッスンでした。

しかし、この練習メニューでは、最初の大きなダメ出しが出ました。⑤へ。

⑤直滑降から急制動
ダメ出しされたのは、バックサイドターン。
「よく上達本では、バックサイドターンの時、空気イスに座るような感じで・・・と書いてありますが、それは忘れて下さい」
「代わりに、和式トイレにしゃがむ感じでやって下さい」
イスに座る格好は、背もたれに寄り掛かる感じになりがちです。
私が持っている上達本には「椅子から、まさに立ち上がる感じで」と書いてありました。
分かり易い表現で「和式トイレ」が出たのだと思います。こちらの方が確かに連想し易いです。
で、矯正プログラムとしては、直滑降から急制動。
急制動した時の構えが、和式トイレにしゃがむ格好と同じなのです
滑ってみましたが、急制動失敗。⑥へ。

⑥レールターン
1月11日のガーラのスクールの「エッジtoエッジ」と同じ練習ですが、練習の意図が異なるので、タイトル変えました。
ガーラスクールの練習では、ボードの切り替え(フラット)を意図したものでしたが、レールターンはボードから頭まで、1本の棒をより意識させます。体の軸の傾きだけでターン。
これはOK出ました。

⑦指さし確認ターン
⑥で体軸を意識させた後、⑦⑧はローテーションの意識を高めるメニューです。
まずはステップ1。
「大事なのは目線!」
「進行方向に目が行っていません」
ということで、進行方向を指さし、目線を進行方向に合わせるように指示されます。
1回滑ると「目線と指さしが一致してない」とダメ出し。
目線が進行方向に向くようになると、ステップ2として、目線と指さしの連動の意識。
「目線と指さしを連動させるように!」
ここは出来るようになるまで、次に進みませんでした。
チャレンジ数回でOK。⑧へ。

⑧大げさな指さし確認ターン
「レールターンの姿勢から、ターン時の姿勢を変えてみます」
「ボードの上に普通に立って、膝を折って、腰を落とします」
ここまでで、基本姿勢。
「そして、体を進行方向に向けて下さい」
この姿勢は、よく上達本に書いてあります。胸が進行方向に向く格好になります。
「この姿勢を覚えておいて下さい」

「次に、先ほどやった指さし確認ターンで、腕の力を抜いてやや下げます」
「顔と腕を一致して、体を捻ってみて下さい」
両腕を軽く開いて(麻雀の八万みたいな開き具合)、ブンと体を捻ります。
「ハイ、そんな感じです。顔をちゃんと連動させて下さいね」
「で、捻った後の姿勢が、先ほどの変えてみると言った姿勢になってます」
確かに。
「体を捻ると、自然とそういう姿勢になります」
「それで、ターン後半で、エッジを切り替える時、大げさなぐらい捻ってみて下さい」
「いつもの30%増しぐらいで」
これも言われるがままに滑ります。
「もっと捻って!!」
繰り返し滑って、そこそこ出来ました。
ですが、本番はこれからでした。

⑨直滑降でスピードを出してから連続ターン
「スピードを出して」というのがポイント。
渡辺さんがお手本を示し、後に続いて滑りますが、なかなかOKが出ません。
「もっとスピード出して!」
「滑りは悪くないけど、遅いから出来ているかもしれないから・・・」
スピード不足が不満のようで、少考の後、⑩へ。

⑩直滑降
もう一度姿勢のチェック。
単純に直滑降を滑るように指示されます。渡辺さんは、私の直滑降の延長線上でチェックします。
1本滑った後、
「分かった!そういうことか!」
渡辺さん、やっと見つけたかのように開口一番、こう叫びました。

実は、私、直滑降が苦手で、真っ直ぐ滑れないのです。
滑ると、何故か、テールが左に流れてこけてしまいます。
仕方ないので、いつもつま先に軽く乗るような感じで、バランスとってました。
内緒にしていたことがバレた心境・・・。で⑪へ。

⑪連続ターン
まず、⑩で分かったことの説明。
「微妙に体軸が出来ていません」
「ターンの時、左腕の横から、進行方向見るようになってませんか?」
「あっ!その通りです」
「それで、ボードの上に頭が乗っていません」
「左腕の上から進行方向を見るような感じで、滑って下さい」
言われるがままにやったら、格段に滑りが安定しました。自分でもビックリ!
後は、この点に注意して、残り時間ギリギリまでフリー滑走。
スピードも出るし、右膝も悲鳴をあげないしで、自分の滑りじゃない感じでした。
ここで、スクール終了!!

⑫Q&A
渡辺さんから、何か聞きたいことがあれば・・・とのことだったので、正直に、
「直滑降が苦手なんです」
とゲロします。
「足からボードを外して、直滑降の時の姿勢を取ってみて下さい」
平地だったので、基本姿勢を取ると、
「本当にそう滑ってますか?」
うーん。つま先に力をかける姿勢で、立ち直します。
「ハイ。つま先に力かかってますよね。足の裏で雪面を踏んでいる感じがありますか?」
「・・・」
「そのまま。ジャンプして、着地した後、腰低くして下さい」
「ハイ。足の裏で雪面を踏んでいる感じがありますか?」
「あっ!あります!」
「直滑降もターンも全ては体軸です。ターン中は遠心力と重力がかかっています」
「ターン中、エッジを立てて体軸を傾けると、遠心力と重力の釣り合いが取れます」
「ジャンプを取り入れると、体軸の良い練習になるので、やってみるといいですよ」

ということで、豊富なメニューでバランスが劇的に改善されました。
本当にありがとうございましたっ!!

今回の一言:「体軸&直滑降」

昨日のスクールin上国

2009年01月19日 | スノボスクール
上国のスクールは、13時半~15時半。
私が今までに入ったスクールは、13時~15時。
30分時間帯が遅いと日帰り客は、ちょっと微妙な時間帯になります。
ちょっと少なめだったのは、午前中に集中したため?

スクール開始前、女性のインストラクターが多いのにビックリ。
緑のニット帽をかぶった女性インストラクターさんが、香里奈そっくりで、再度ビックリ。
「香可里似、ツモれ~!」
と念じましたが、スクールは担当せず、そのままスクール詰所に戻ってしまってガッカリ。

中級コースは、私と若いおにーさんの2人。
インストラクターさんが2人で、2人とも女性。
まず、ホテル前ロマンスリフトに乗って、ホテル前から下までテスト滑走するよう言われます。
リフト待ちの時、
「○○ちゃん、△△さんに、あそこに行くよう言われた???」
「言われた!ありえねーっつの」
うーん。スクール受講生に聞こえるように言わないで欲しい・・・
また、リフトに乗る時、インストラクター2人と受講生2人なら、インストラクターと受講生がペアになって乗るとしたものですが、インストラクター同士でそそくさにリフトに乗っていました。
先ほどの会話と合わせて、やる気なさげなのかなぁ~と不安になります。

で、テスト滑走。
おにーさんは、テールを滑らせてターン。
こちらは、いつも通りでカービングに至らないもどきのターン。
結果、インストラクターさん同士で話し合って、受講生1人に担当1人。別々のレッスンへ。

私についてくれたインストラクターさんは、佐藤さんという方。
ちょっとぶっきらぼうっぽかったですが、的確な指導を受けることが出来ました。
リフトに乗っている時、佐藤さん、
「普段はどこのスクールですか?」
「ガーラです。上国は初めてです」
「ガーラのスクールはJSBA公認で、上国はSAJ公認です」
「スクール内容にちょっとした違いはあるかもしれませんが、カービングの習得という点では同じですからね」
うーん。どっちも知らねー(笑)
もう1つ。
「カービングは体の使い方が重要です」
「足首、膝、腰、肩、腕、首、頭をうまく使います」
「頭もですか?」
「そうです」
この後のレッスンで、頭の使い方の重要性を散々叩き込まれました。奥が深いぜ・・・

以下レッスンの内容とポイント。
①斜滑降(フロント/バック)
斜滑降は何度もやっていましたが、ちょっと甘くみてました
今までやったのは上下動を入れていたので、上下動を入れてもバランスを保つ練習と思って、バランス良く滑ったつもりでいたら、ダメ出しされました。
「キレとズレが入っていますね」
「キレだけで滑ります。足首をしっかり緊張させていれば、キレだけで滑れるポイントがあります」
「そこを意識して」
再度滑ると、確かにキレだけで滑れるポイントがありました。「キレだけで滑る」を意識すれば見つかります。
②サイドスリップ(フロント/バック)
「横滑り」という言い方をしていましたが、内容はサイドスリップと一緒。
佐藤さん的には「サイドスリップが全ての基本」と言いたかったのだと思いました。
以降のレッスンで「うまく出来なかったら、サイドスリップで確認する」というのを何度も言われます。
以前、ガーラのスクールでは、サイドスリップをやった後、雪面に「レディーボーデンをスプーンですくった時のような跡がつくのが理想」と教わりました。
この日の1回目は出来なかったのですが、そこでダメ出し。
「足首を一定の角度で固定させます」
「膝を曲げても曲げなくても、足首の角度は固定します」
「まずは、膝を曲げずに、足首の角度だけ固定して、肩越しから後ろを見るように」
言われるがままにやったら、まさにレディーボーデン!!ここでOK出ました。
③サイドスリップ→フォールライン→ターン→サイドスリップ
サイドスリップでバランス良く立てるポイントを確認した後、フォールラインに移る。
ターンした後、ターンを連続させずに、サイドスリップで一度止まり、ポイントを確認した後に、次のフォールラインに移る。
ここでのフォールライン→ターンは、斜度がきつかったこともあって失敗。
ターンの時、体をターンの内側に入れるように言われましたが、同時に腕をターンの外側に出すように言われました。
腕をターンの外側に出すことによって、バランスを取るとのこと。
以降は、斜度のゆるいところに場所変更して④へ。
④連続ターン
ノーズドロップの要領で、連続ターンをするように言われました。
1回滑ってみて言われたのが、フロントサイド→フォールライン→バックサイドのターンはまずまず。
問題は、バックサイド→フォールライン→フロントサイドのターンで、「重心をターン内側に入れるのではなく、頭をターン内側に入れるような格好になっている」とのこと。
頭を内側に入れていることで、バランスを崩し、結果、板を両足で踏めていない。
そのために、右足に頼ったターンになっているとズバリ指摘。
修正点としては、顔を起こすこと、もう1つ、バックサイドからのターンでは、腰をターン内側に入れること。
とにかく、体と顔を起こして、腰(ニュアンスとしてはお腹)をターン内側に入れるとのことでした。

この後は、修正ポイントを意識して、連続ターンの反復練習。
時々、「今、意識出来てませんでしたね」と言われることも・・・

レッスンがひと通り終了した後、「頭で曲がろうとするのは、しみついた癖のようなので、とにかく腰で曲がること」「足首固定の練習は、サイドスリップ」を念押しされました。
上国のスクールでは、自分が出来ていないことを、ピンポイントで指摘してくれて、意識し易い言葉で修正ポイントを出してくれたので、とても分かり易く身になりました。
1日経った現在、今までと違う箇所(足首とふくらはぎ)が筋肉痛になり、スクールの効果を実感しています。

佐藤さん、最初のインストラクター紹介の時からゴーグルをつけていて、顔が分からなかったのですが、最後にゴーグルを取ってくれた時、ちょっと冷静っぽい香里奈という感じできれいな方でした。
#香里奈ファンではありません・・・(笑)

今回の一言:「足首はサイドスリップで!フロントサイドは腹で!」

昨日のスクールinガーラ

2009年01月12日 | スノボスクール
ガーラのスクール、講師は古矢さん。
柴咲コウっぽい、きれいなおねーさんでした
#リンク先の下部「スノーボードスクール」欄参照。

この古矢さん、受講者に両足をボードに固定するよう促し、コースの端に座らせて、おもむろに話し始めます。
「皆さん、大河ドラマはご覧になってますか?」
「?」
「新しく始まった大河ドラマは「天地人」というのですが、直江兼続という武将が主人公なんですね」
古矢さん、真剣な表情・・・
「この直江兼続という武将は、湯沢出身の武将で・・・」
「へぇ~」
「ロケ地には、NASPAスキーガーデンが使われています。役者さんはNASPA前のホテルに滞在しています」
「実は明日がロケ日なんです」
「おおっ!」
「主役直江兼続は、妻夫木くんが演じています。まだTVには登場してませんが・・・」
「NASPAのホテルには、妻夫木くんも宿泊しているそうです」
「(この話、もしや・・・)」
「泊まりがけで、ガーラに来られた方で、NASPAのホテルに泊まっている方は、お風呂で妻夫木くんに会えるかもしれませんよ。特に男性は」
「(「特に」って何だよ!!)」
結局、スノボには全く関係ない話で、古矢さんも年頃のおねーさんでした(笑)

以下、レッスンの内容とポイントです。
レッスン方針として、カービングを行う指導というより、古矢さん自らカービング導入編と宣言してました。

①サイドスリップ(フロント/バック)
内容は白馬のものと同じ。途中で上下動を入れて、真っ直ぐ降りる。
②斜滑降(フロント/バック)
これも同じ。上下動を入れるのも同じ。
③ノーズドロップ(フロント/バック)
フロント/バックサイドで重心を低くした後、前足に重心を移すように伸び上がり、フォールラインへと移行する。
フォールラインに移る時、右足を伸ばすようにすると、伸び上がることが出来る。
もう1つ教わったのが以下。
弧を描いている時、上半身を進行方向に向けるのが大事。
この姿勢の時は、一見、重心が後ろ脚にかかっているようになるけど、前足でも踏めるようになっている
この姿勢からフォールラインに移る時、前脚の付け根を足の親指/かかとに乗るようにすると、ノーズドロップがし易くなる。
足の親指に乗せる時は、足の親指をニャーと握るようにする(こういう表現使ってました)。
かかとに乗せる時は、足の甲を引き上げるようにする。
どちらでも、足首を緊張させて、緩めないようにとのこと。

フォールラインに移る時、切り返しで板をフラットにするけど、このレッスンでは「エッジを立てないように」と言われました(カービング導入編の所以)。
#「ギルランデ」という練習法だそうです。

フラットにした後、重心移動(足の付け根を親指/かかとに乗せる)し、板がフラットのままフォールラインに移るようにします。
こうすると、ターン後半→フォールライン→ターン前半の部分が、大きな半円を描くようになります。
「「つ」の字のターンにしない」ことがポイント。
更に、コースの幅を意識して、コースの幅半分のところで切り替えを行うよう意識して下さいとのことでした。
④指さし確認ターン(フロント/バック)
内容は白馬のものと同じ。
⑤エッジtoエッジ
逆さの竹とんぼのように、体を傾けるだけでフロント/バックのターンを行う。
緩斜面で行うこと。
⑥360度回転
フォールラインから、足の付け根をかかとに乗せるように重心移動。この時エッジを立てないようにひたすらフラット状態を継続。
フロントサイドターンに入った直後、顔を山側に向けるようにすると、そのままボードが360度回転する。
転ばないように360度回転を何回も行う。
遊び感覚で、切り替えのコツを掴む練習になるとのこと。
「ターンばかり練習すると、お固い滑りになるので、こういう遊びも必要ですよ」
という話でした。

書き連ねてみると、まさに盛りだくさん。古矢さんありがとうございましたっ!!

今回の一言:「フラットにして自然に曲がる!」

オリンピックの地~スクール内容

2009年01月04日 | スノボスクール
1月3日~4日にかけて白馬五竜に行って来ました。
夜行バスで行くのは初めて
どうしても白馬に行きたくて、行くなら冬休みの3~4日しかないと思い、27日に即決しました。
私の世代だと、長野五輪に思い入れがあります。
長野五輪の1998年、自分自身がウインタースポーツをやることは絶対にないと思っていましたが、白馬に行ってみたいという漠然とした願望はありました。
こういう形で願望が叶うこともあるんですね。

21時多摩センター発。池袋へ移動。
23時池袋発。
夜行バスで白馬方面に行く人は、カップル、女のコグループ、ニーチャンズが大半。
1人で行くのは、私含め3人。そのうち1人と相席になります。
この相席にニーチャンが、消灯後もDSに興じていて、人の迷惑などOutOf眼中という感じ。
あーうざい。

途中、2回の休憩を経て、1月4日5時半に白馬五竜スキーセンターに到着。
2時間待てば、滑り始めることが出来ますが、疲れていたので仮眠室で休むことにしました
8時起床。着がえ、朝食、スクール予約で9時から滑り始め。
正面にアルプスの雄大な景色が広がり、一気に疲れが吹っ飛びます。
この景色、このロング&ワイドなコースを見たら、ガーラが箱庭に感じて来ます。


スクール申し込み時、「連続ターン上達」コースを申し込んだら、
「お客様の場合ですと、上級者になります」
初級者コースを優先していて、人数が多いと講師の空きがなくなります」
「申し込み終了時間10分前にもう一度いらして下さい」
と言われます。
上級者なの・・・オレ!?
多分、白馬に来る人は「メチャクチャ上手くてスクール受講しない」「グループで来る初心者」が多いのでしょう。
ガーラのスクールだったら、私が上級者なんて言われることはまずありえません。

10時からスクール開始。
準備体操の後、名前を呼ばれ、グループ分けされます。
「連続ターン上達」コースを申し込んだのは、私の他は20代のかわいい女のコ1人でした。講師は高石さんというおねーさん。
とおみゲレンデから、いいもりゲレンデに移り、早速1本滑るよう指示されます。
まず女のコが滑走。
テールを滑らせてターンするスライドターン覚えたての脱初心者という感じ(お前が言うなって)。
その後、私が滑ると、高石さんから
「スクール経験ありますよね。滑った回数は何回くらいですか」
「経験あります。回数は15回くらい」
「そうですか・・・カービング上達コースの方がいいでしょう」
と言われ、1つ上のコースに移されました。

「カービング上達」コースに移り、講師が鈴木さんというイケメンのおにーさんに変ります。
また、既に若いニーチャンがレッスンを受けていましたが、このニーチャンが上手いのなんの!レッスン必要ないじゃん!!
しかし、鈴木さんが練習メニューを出すと、私もおにーさんも上手く出来ません。
これだけ上手いおにーさんでも、練習メニューにはついて行くのがやっと。
カービングの道は1日にしてならずぢゃ・・・

練習メニューは以下。
①サイドスリップ(フロント/バック)
正面から少しずつ滑り降りる。滑り降りる途中で上下動を入れる。ボードの上で安定感を保つ練習
腕は横に広げるのではなく、リラックスさせて斜め前方に開く感じで。ボードの上に重心が乗っていないとすぐ転ぶ。
バックの方が難しい。
②斜滑降(フロント/バック)
斜滑降をしながら、上下動を入れる。両足に均等に体重がかかっていないと、スピードが出過ぎたり、転んだりする。
これもボードの上で安定感を保つ練習。
重要なのは、ボードと肩のラインを平行にすること。肩をリラックスさせること。
出来るようになると、自然とエッジが立つようになる。
③斜滑降からの切れ上がり(フロント/バック)
斜滑降から上下動を入れて、低い姿勢の時、そのまま切れ上がる。
エッジが立っていれば、ボードのたわみで自然と弧が描ける。
急激にボードの向きを変えようとすると、スピードが落ち、弧の大きさが小さくなる
④直滑降からのターン(フロント/バック)
直滑降から上下動を入れて、高い姿勢の時、ターンの先行動作。ターン最中に低い姿勢に移り、そのまま切れ上がる。
⑤連続ターン

①②が両足のバランスと正しいフォームを意識した練習。
そこから自然な切れ上がりをするのが③④。ここに一番時間を割いていました。
⑤が数本で、計2時間みっちり鍛えられました。
白馬のスクールは基礎からしっかり教えてくれて、とてもいいですね。
ガーラのスクールは、講師によって、コツと基礎練習の使い分けが出てくるけど、白馬のスクールは一貫しているように感じました。

今シーズン中、もう一度行きたいですね!!

今回の一言:「大きく切れ上がる!」