【北海道旅行3日目 2011年07月15日(金)】
<函館⑩>天気と野暮用の関係で行ったり来たりになってしまいましたが、再び駅のほうへ向かい、今度は函館山の麓に広がる、坂の元町を散策します
函館の街中は、路面電車が走っています
元町に向かって続く道は坂道になっています。
函館山はやっぱりガスってますねぇ
ロープウェイ乗り場を通過。
函館山から見る夜の夜景は、このロープウェイを利用します。
若干道に迷いつつ、目的の教会群に到着。
天気も悪いし時間もなかったので、ワタスだけ車から降りて、ささっと撮影だけすることに
▲函館聖ヨハネ教会
北海道の聖公会では最も古い歴史を持つ教会
▲チャチャ登り
聖ヨハネ教会とハリストス正教会との間にある石畳の綺麗な坂
アイヌ語でおじいさんを指す「チャチャ」が名前の由来で、おじいさんのように背中を丸めて登らなければならないような急な坂ということで、「チャチャ登り」の名前がついた
頑張って坂を登れば、函館港が広がる眺めは最高です
チャチャ前には大三坂が通っています。
その昔、坂の入り口に大三印義兵衛という郷宿ができたため、大三坂と呼ばれるようになった
ら。子は横着なのでチャチャ登りは登らず、ここからの眺望で十分さっ
▲函館ハリストス正教会
正式名称は「主の復活聖堂」
(ハリストス(キリストのギリシャ語読み)の復活を記念する聖堂)
1816(大正5)年建築のロシア風ビザンチン様式の聖堂は、緑の屋根にクーポル(葱花状飾り)と十字架が立ち、港町函館のシンボルとなっている
階段を上った正面(建物脇)
▲カトリック元町教会
1859(安政6)年にフランスの宣教師メルメ・デ・カションが建てたローマカトリック教会
度重なる大火で焼失し、現在のゴシック様式の建物は1924(大正13)年に完成
大火の見舞いとしてローマ法王ベネディクト15世から贈られた、日本で唯一の貴重な祭壇がある
▲八幡坂
函館山の麓にある坂の中で一番有名な坂
今の函館西高校の下に函館八幡宮があったのが名前の由来
景観が良いため、TVやCMなどでもよく使われる場所のようです。
天気が悪いのが、ほんと悔やまれますねぇ
▲旧相馬邸
安政6(1859)年6月2日、長い間の鎖国が解かれ、箱館・横浜・長崎が開港されると相馬哲平は文久元(1861)年に箱館へ渡り、一代で巨額の財を築き上げた
北海道屈指の豪商になった相馬哲平は、社会公共のため私財をなげうって明治41(1908)年、基坂と日和坂の間、現在の元町公園に隣接し、函館港を一望できる地に和洋折衷の相馬邸を建築した
元町公園横に建っていて、今年から喫茶をオープンしたそうです。
お弁当がおいしそー
▲元町公園
明治から昭和25年まで箱館奉行所や開拓使がおかれ、北海道・道南の行政の中心だった場所
港を見おろす高台にある
えふさんを車の中に待たせているので、階段の多い敷地内をダッシュで走るワタス
うん、まだイケるわー!( ̄∀ ̄*)☆
▲函館市写真歴史館
旧北海道庁函館支庁庁舎として利用されていた
ルネサンスの建築様式の洋館で、2階まで及ぶ玄関の柱・ジャイアントオーダー(数階の高さにおよぶ柱を意味する)が特徴的
▲旧函館区公会堂
1907(明治40)年の大火で焼失した町会所に代わる施設として、初代相馬哲平の多額の寄附により、1910(明治43)年に完成した
正面にバルコニーがある木造2階建の擬洋風建築物で、国の重要文化財に指定されている
オスカルがここに立ってたら、とても似合いそう
▲四天王像(市民精神の源流)
函館の街造りに貢献した方々のようですが、一言で説明できないので、興味がある方はこちらをクリック
元町公園から眺める函館湾と港町函館
パノラマ風景。 (クリックすると大きな画像が見れます)
ヒーハーしながら戻ってきました
雪のある時期もまた風情がありそうですね
いつかまた、天気の良い時に、もっと丁寧に散策したいと思わせるレトロな街並みでした
つづく。
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