錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

吊るし雲を通して見た 金烏

2023年07月12日 | 風景
お早うございます。
タイトルの『吊るし雲を通して見た 金烏』ですが、この時期だからと言って渦巻の金烏(KINCHO)さんではありませんよ。
と、言うのも、そもそもでは読みも意味も全く違いますよね。
で、話を本題に戻しまして…


昨日のお昼ごろ、カメさんの産卵床に使っている土(焼成土)が無くなっていた。
そこで近所の資材屋さんまで買いに走って、その駐車場から空に目を向けると幾つかの“吊るし雲(レンズ雲)が浮かんでた…
で、この“吊るし雲”が見られるという事は、今は晴れているけど急速に天候が悪化する予兆雲なんですよね。
だから何時か話のネタにでもなるんじゃないかと撮影してたら…


後ろから追っかけで現れた“吊るし雲”が太陽に急接近。
これって、もしかすると吊るし雲に幻日が見られるんじゃないかと期待ていたら…
結局のところ幻日は現れず減光された丸い太陽だけが透けて見えただけに終わった。
ならば、こんな太陽もアリなんじゃね?と撮影してみると…


太陽の左の方に黒い点がある。
ん!?
これってセンサーに吸着したチリじゃないよな?
それを確認しようとモニターで倍率を上げてみると… でかっ!
そう、そこに写っていたのは太陽黒点。
昔の人は、この黒点を太陽に住むカラスとして金烏・陽烏・黒烏・赤烏と呼んでいたようですが…
ナント!
この烏は三足烏。
そう、日本神話に登場する八咫烏(やたがらす)も三本足なんですよね。


まぁ、ところ変われば… じゃないけれど、これはアジアの各地や遠く離れたエジプトとかでも姿を変えて登場する話なので、エジプトのスフィンクスが極東に伝わり狛犬やシーサーに姿を変えたようにシルクロード一帯で広まったのかもしれませんね。
しっかし、久々に見る大型黒点。
真っ赤に染まり沈んでいく太陽であれば、この黒点は肉眼でも見ることができるかもしれませんよ。

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