錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

雨が降ると・・・

2020年08月24日 | その他の生き物

雨が降るとワラワラと動きだす生き物。
そう、マイマイ(かたつむり)の仲間たち。
先月の沖永良部では固有種のオキノエラブマイマイを取り上げましたが、今日はキカイキセルガイモドキ(Luchuena reticulata)。
ただ、その殻高は2cmほどとは言え良く膨らんで、殻に見られる模様も綺麗なんですよ。
ただし老成個体でなければだけど・・・
しかし、このキカイキセルガイモドキも昔かしに比べると随分と少なくなりました。
理由は様々だけど・・・・


その一つに上げられるのが除草剤の散布。
道をはさんで右側が除草剤を散布されているのですが、それが招く結果は・・・・


どうですか?
どんな場所であっても様々な生き物たちが命を育んています。
識者を気取った無能な連中は『生物の多様性』という大義を振りかざし、保全だ何だと騒いでいるけど年間を通して大量に散布されている除草剤に関してはどうなんでしょうか?
もし、安全性が確認されているから大丈夫と言うのであれば、貴方の大切な家族が住む家の玄関やら壁に散布してみたら如何ですか?
そんでもって使用する側が農耕用とか非農耕用なんてものを理解した上で使用していると思い込んでいるんじゃないですか?
おまけに『ここは散布しています』という注意喚起の表示すら見た事ない。
コロナのように感染には目を瞑り経済を優先する政府のように、経済性や生産性のある事例に対しての環境開発や薬剤散布には見て見らぬふり。
そのうちに、気付けば『絶滅してました』なんてことになりかねませんよ。

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