錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

ツマベニチョウの強制採卵

2021年09月24日 | 昆虫・植物
皆さん、おはようございます。
昨日は沖永良部から急遽帰ってきた体を癒そうと、今流行りの“行動の自粛”ってやつをやってましたよ。
ただ、だからと言って大人しく“寝たきり老人”を決めこんでいたでも無く、島から持ち帰った母チョウの給餌をしたり強制採卵のためのセットを組んでたりしました。
その一つが、👇このツマベニチョウ。


移動ができるよう植木鉢に小さく仕立てたギョボクへ袋掛けをして、母チョウとなるツマベニチョウを放つ。
もちろん設置した場所はというと、温度が高く保てる温室の中でのことでですが・・・・


給餌して暫くは大人しく袋の内側に止まって全く動こうとしなかったのですが、お昼に向かい温度が上がってくると忙しく飛び始めるんです。
そして、この画像では解かり難いと思うのですがギョボクの葉裏に産卵中。
で、ここからが大事なんだけど・・・・
兎にも角にもツマベニは活発に飛び回り、そのためなのか吸蜜させたスペシャルドリンクを消費するが早く、2時間おき・・・?
いや、3時間おきには給餌をしないと産卵数が落ちる。
だからこそツマベニチョウは頻繁にハイビスカスなどへ訪花して蜜を求めていると思うんですよねぇ・・・


で、その結果はと言うと・・・
👆こんな感じ。
これは葉っぱ一枚に産んだ一部の卵ですが、トータルすると既に飼育のキャパを超えそうな量を産んでましたね。
って言うか・・・・
ツマベニチョウってモンシロのオバケみたいな大きさなので、お腹の中に持つ卵の量は半端ない。


そんでもって島で採った蛹はというと・・・
昨日の昼前だったかなぁ?
無事に1頭のメスとして羽化を終えました。

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