錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

メスアカムラサキとスベリヒユ

2021年11月03日 | 昆虫・植物

10月19日に波照間島で得たメスアカムラサキを母蝶に石垣島で採卵を始めたものの、その後は天候の不順で産卵数が稼げない。
ほぼ、ずーーーーーーっと雨。
おまけに採卵用に持ち帰ったスベリヒユは大量のハモグリバエ(エカキムシ)が既に穿孔していたようで孵化したメスアカの幼虫が食べるよりも先に食い荒して落葉させてしまう。
ただ幸いなことに産卵のペースが緩やかであったことと、島では長期に渡って雨が降ったことで気温が上がらず孵化したメスアカの幼虫が食べる葉っぱの量が抑えられたことで福岡へと戻る日までスベリヒユは何とか持ちこたえてくれた。
しかーし!


ここ福岡は南の島に比べると日中の気温が10℃ほど低く、朝方の最低気温なんて1桁まで下がる日もある。
そうなると、👆こんな感じでスベリヒユは赤い茎だけを残して葉を落とす。
というか島から戻ると大半が落としてた。


しかも幼虫は気温が抑えられているものだから成長が遅く、今に至っても小さいまま・・・・
せめて中齢以降まで加齢してくれると冬でも枯れないオオバコを食ってくれるのだけど、こんなんじゃ無理。


だから現在は設営されたビニールハウス脇で育つスベリヒユを与えているのだけれど、これも何時まで持ち堪えてくれるか分からない。
加齢するのが早いか・・・・?
それても霜が降りてスベリヒユが枯死するのが早いのか、そんなこんなで今は綱渡り的な飼育を続ています。
ならば温室で加温すればイイじゃん!
なーんて思われるかもしれませんが、それをやっちゃうと目的とする低温期型のオスが得られない。
しっかし昨年の今頃は、もっと暖かかったような気がするんだけど・・・・ 思い過ごしでしょうか?

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