錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

森の番人

2021年05月23日 | 
時としてフクロウを『森の賢者』と呼び。これに対してミミズクを『森の番人』と云う・・・
そして、八重山の島々にはフクロウは生息しておらず、その代わりにミミズクと呼ばれる鳥がいる。
だから夜になって石垣島の山へと出かけると闇の中から “ 見ているぞ!” とはかりに ホ、ホッホ、ホッホーと声が聞こえてくるんだなぁ。
でもぉ・・・・
そこは地元の人ですら怖いという、妖が出るような闇。
と、言うことで普通の人は先ず行かないな ww
まぁ、そんな山の中・・・・
いやジャングルのような山をハンドライトを片手に徘徊すると、ほら出たぁぁぁぁ‼‼‼‼


足元に毒蛇のハブ(サキシマハブ)
しかーし、そんなものだけでは終わらない。


地元ではハブよりも怖いと云われるヤマンギ(クヌギカレハの幼虫)なんかも隠れてるんだなぁ。
でもぉ、そんなのが怖くて深夜徘徊なんかできるかっ!ってね。
で、そんな危険動物と自身の恐怖心を懐深くに仕舞い込み、鳴き声を頼りに探していると・・・・


ほら、『森の番人』のリュウキュウコノハズクが闇の中に浮かび上がるんだなぁ。
正に “ 見ているぞ!” って感じでね。


そして時には目線の高さに止まってたりして・・・・
可愛い。
ホ、ホッホ、ホッホー
ホ、ホッホ、ホッホー


しかーし、このリュウキュウコノハズクは猫のように走る車のヘッドライトへ向って飛び込んでくる。
だから・・・
そんな生き物のためにも島の夜道は少しだけスピードを落としていただければ幸いです。
いや、夜に限らず昼間もね。

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