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錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

今日からテングの強制採卵

2025年03月31日 | 昆虫・植物

3月に入りクワノハエノキが葉を広げたことから先週の25日にオオムラサキの幼虫を袋掛けしましたが、これは芽吹きの早いクワノハエノキだったからこそで、この地のエノキは今頃の芽吹きですよ。
で、その中でも芽吹きの早い部分を使って…


今日からテングチョウの強制採卵を開始。
ただ採卵に使う母蝶が1匹ということで、これが上手く産卵してくれるかどうかは分からないし、産んだとしてもテングは産卵管が長くて芽吹いた新芽の隙間深くに産卵するのでチラ見しただけでは産んだか否は全く分からない。
だから、その卵から幼虫が孵化し柔らかい葉の先を齧っていたら採卵成功。
そんな癖持ちのテングチョウですが美味しく頂いた🍍パイナップルの芯とオリジナルドリンクをブレンドしたエサで採卵にトライしてみました。

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産卵温度は13~14℃以上がベスト

2025年03月31日 | 昆虫・植物

今月の26日に採集したスジボソヤマキチョウの母蝶を福岡へと持ち帰り、大型の吹き流しを用いて強制採卵中。
そして参考までに採集した当時の状況を記すと…
現地の天気は晴れおり風速1mの風が南南西から吹くものの午前11時台の気温18.1℃。
そんな条件下でオオイヌノフグリで吸蜜を繰り返し林縁でホストのクロウメモドキを探す姿が見られた。
ただ、現地から持ち帰った翌日は福岡県南部は雷を伴った雨が降ったことから母蝶を吹き流しに収容はしたが採卵のセットは組まなかった。
しかし、その翌日(28日)になると午後から多少雨が小降りになったことから吸蜜用にポット栽培のネモフィラと宿根イベリス(Iberis sempervirens)を入れ、そこへホストであるクロウメモドキの3点でセットを組んだものの天気は回復せず結果として卵は産まなかった。
が!


翌日の29日は朝から陽が射して最高気温は14.1℃(13時)
ただ、この気温は1時間程度で急降下。
よって日当たりの良い場所に吊るしたのが功を奏したのか、そこそこの数の卵を産んでくれました。
しかし一夜明けた30日の最高気温は9.4℃(13時)と二桁には届かず中の母蝶も全く動く気配が無かった。
それを考えるとスジボソヤマキの産卵する温度は13~14℃以上なのかもしれません。
そして今日の予想最高気温は16℃と気温が上昇し、高い気温が続く今日から週末までが最も卵の数を稼げると考えて良いのかもしれない。

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心配性

2025年03月31日 | 昆虫・植物
今日は3月31日の月曜日。
そう、3月も今日で終わりです。
そうなると、これからは本格的なチョウの強制採卵やら飼育を始める季節。
そして、それらに良く使うのが花材のオアシスなんだけど、この爺が年間に消費するオアシスは半端ない。
だから爺は箱単位で購入しているんだけど、本格的な時期を前にして手元には10個ほどしか残っていなかったんですよぉ。


そこで早々に新なオアシスを注文し、そのオアシスをヤマトのドライバーさんが届けてくれた。
で、その箱の中には花材として使うオアシスが48個入ってて、これに手元の10個を合わせると58個。
花屋さんじゃないんだから、これだけあれば今年の分は十分に足りる…… はず。
でもぉ、本当に足りるのかなぁ?
場合によっては足らない…… かもしれない。
そんなことを考えていると、もう一箱別に注文しておこうかなぁ?って思うんですよね。
まぁ、都合よく言えば転ばぬ先の杖とでも言えますが、この爺は意外なほど心配性なんですよ。

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