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錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

秋津国に飛ぶトンボ

2020年10月08日 | 昆虫・植物

いやぁ・・・
秋は台風シーズンとは言うものの周辺の田圃では稲の収穫が始まるタイミングを見計らっていたかのように厄介な台風14号が接近中。
そして、今後は進路を変えて北東へ向かうと予想されているみたいだけど、それならそれで早く何処か遠くへ行っちまえ〰〰〰〰‼ ってね。
で、そんな稲刈りを前にした田圃ではトンボが群れ飛ぶ姿を良く目にします。
但し、その殆どはアカネじゃなくてウスバキですけどね。
そんてもって・・・・
その昔、国生み神話でイザナギとイザナミの神が大倭豊秋津島を出現させたとか、日本書紀では神武天皇が高地から領土を眺めた時に『秋津の臀占の如し』として、それが元になって日本を秋津島とか秋津国と呼ぶことになったと云われている。
で、もう少し語ると、この秋津島とか秋津国の津は今で言うところの『の』を意味し、秋はトンボを指していると云われていて、昔の日本は秋(秋の虫≒トンボ)+津(の)島+とか秋(秋の虫≒トンボ)+津(の)国(地)としてトンボが由来となって呼ばれていたらしい・・・
まぁ、古事記や日本書紀を紐解けば辻褄が合わない胡散臭い部分が数多くあるけど、物語としては面白く古の昔から日本の民が昆虫に親しんでいたという一つの良い例とだと思う。
そりゃそうと・・・・
昔の人が言う虫(蟲)は土から這い出る生き物を全て虫とし、大きな括りで言えばヘビやトカゲまでもが虫なんですよね。
ちなみに、裸虫って何を指しているのか分かりますか?

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来季のスズムシバナは株のみで・・・

2020年10月08日 | 昆虫・植物

今年の8月に沖永良部から連れ帰ったコノハチョウを用いて強制採卵し、そして再び沖永良部まで旅立った。
そして・・・
それから一ヶ月が過ぎた今では6㎝を超えてたプリプリの幼虫になっている。
が!
朝晩が冷え込み始めた九州北部では成長っていうか成熟に送れがでているようで、今に至っても蛹化の兆しがない。


しかーし!
だからと言って幼虫の食欲だけは衰えない。
そんなことから、このハーフの衣装ケースに詰めたスズムシバナを2日ほどで丸坊主にしてしまうものだから庭のスズムシバナは花が咲いていようと何だろうと次々と刈られてコノハチョウの餌になっているのです。
まぁ、こんな調子だから来期は、こぼれ種による発芽は見込めない。
ただ幸いなことにスズムシバナは多年草なので、今の株さえ残っていれば来季へと繋ぐことはできるのだけど、そろそろコノハチョウの幼虫には蛹化してもらいたい・・・・

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