先月末に石垣島から持ち帰ったスジグロカバマダラに卵を産ませ、その卵から孵化した幼虫をガガイモを用いて飼育していましたことは既に報告済みでしたが、その後、すくすくと育って早いものは終齢幼虫にまで達しました。
そして、それら幼虫はポツポツと蛹へと至っています。
が!ですよ・・・
突然、悶え苦しむようにして一斉に死んだ。
それも、ここまで育って・・・
だから、そのガガイモを採取した場所へと出かけてみると・・・・
はい!
見事に枯れていた。
そう、これは紛うことなく除草剤の散布ですよ。
そして、その場所に残ったガガイモに目を向けると・・・・・ 見事なまでに枯れていた。
最近では除草剤に発癌性の疑いが強まり、欧米やアジアの国々では使用禁止や規制強化がなされようとする中で我が国では魔法の薬ように散布され続けている除草剤。
ただ除草の労力と手間を考えると散布に対して完全否定はしないけど、良く考えてからの散布をしないと生態系へ与える影響だけでなく、何時かは我が身に仇となって帰ってきますよ。
特に草食いの習性がある犬や猫だけでなく小さな子供は要注意。