倉野立人のブログです。

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地滑りのあった国道19号(長野市小松原地籍)の片交通行がようやく解除/コロナ報告

2022-02-02 | 日記

この日(2月1日)、長期間に亘って(通行止め~片側交互の)不便を強いられていた 長野市小松原地籍の国道19号が ようやくの形で通行止め解除となり、地域の〝大動脈〟が通常に戻ることとなり、安堵の意を共有いたしました。

 

 

 

 

今回の不測の災害は 昨年の7月6日、それまで地域に降り続いた長雨(ながあめ)が 同地籍の「中尾山」の山腹に過多な水分を滞留させることとなり、その水分量に耐えきれなくなった山腹エリアが土砂崩れを発生させたものでありました。

 

 

 

このことについては 昨年7月の本ブログでもレポートいたしましたが、かかる地滑り現場の土質は、水分を含みやすく あげく脆(もろ)い性質の「裾花凝灰岩」で構成されており、遡(さかのぼ)れば 去る昭和60年の「地附山地すべり災害」を生じさせることとなったのも かかる裾花凝灰岩の仕業(しわざ)であったことは周知のことであります。

 

 

 

このため、かかる小松原の土砂崩れの復旧工事も一朝一夕というワケにはゆかなかったようです。

当初の全面通行止めを解除するためだけでも、水抜きや土嚢(どのう)の設置などを行なうこととなり、その後も 再発防止のための地道な工事が継続されていました。

 

 

 

今回の片側交互の〝ネック〟となったのが、片側の車線をふさぐこととなった「鋼矢板」の設置でありました。

 

 

 

これ(鋼矢板)の設置は、災害の再発等に伴い 土砂が道路を塞いだり、通りかかった車両を災害に巻き込むことのないように 万(ばん)やむを得ない措置ではありましたが、そのこと(鋼矢板設置)により この地点は車両が相互に自由に行き来できなくなり、朝夕の通勤時間帯には長蛇の渋滞列ができるなど、市民の社会生活に大きな不自由を来(きた)すこととなったのであります。

 

この日の通行止め解除は、関係(通行)する方々の社会生活をも〝復旧〟させてくれる朗報となったところですが、同エリアの土質は非常に脆く 常に災害と隣り合わせでいる面もあることから、今後も予断無く注視してゆくことが求められています。

長野市はもとより いわゆる「動脈路線」一本で社会生活を維持している 中山間地域などのローカルエリアにおいては、今回のような災害が起きると、一気に孤立化が進んだり 往来に不便が生じることとなります。

今後の防災に関する取組みにおいても、大きな課題であることは言うまでもありません。

 

 

 

◆2月1日(火)の新型コロナウィルス陽性感染者発生報告

この日(2月1日)、長野市域内で 新たに160人ものコロナ陽性感染者が発生したことが報告されています。

 

 

 

その概要は 下記の表のとおりです。

 

 

 

この日(2月1日)からは、長野市などで「高齢者ワクチン3回目接種」が始まったことが報じられています。

 

 

 

国の肝煎りで「3回目接種を!」と呼びかけられているものの、その接種率は低位に止(とど)まっており、掛け声(政府)と受け手(国民)に乖離があるようにも報じられています。

 

 

 

が…問題はこれからでしょう。

2月に入って以降の接種率がどの程度上がってくるかが いわば試金石となっていることから、私も含めて関係者は、今後の推移を注視すると共に、接種促進に向け注力するところであります。