倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

北京冬季オリンピック競技大会が開幕/コロナ報告

2022-02-06 | 日記

第24回冬季オリンピック競技大会が、中国・北京を中心に開幕を迎えました。

 

 

 

大会の開催中心市である中国・北京は 2008年に夏季大会を開催しており、今回の冬季大会の開催により 史上初めて夏と冬の両五輪を開催する都市となりました。

アジアでの開催は1972年の札幌大会・1998年の長野大会・2018年の平昌大会(前回大会)に続き4回目となるとのことです。

 

日本選手団は、過去最多の124選手が参加。

 

 

 

ノルディック複合で2大会連続銀メダルの渡部暁斗選手(旗手)をはじめ 長野県関係の選手は22名を数え、それぞれの競技で最高のパフォーマンスを発揮してくれることが期待されるところです。

 

 

北京冬季オリンピック競技大会/長野県関係の選手一覧(PDF)

              ⇓

https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/sports-ka/message/documents/20220124-3olymeibo.pdf

 

長野市関係では、スキーの渡部暁斗・渡部善斗・岩渕香里(いずれも北野建設)/山本涼太・小林千佳(共に長野日野自動車)/リュージュの小林誠也(信州スポーツ医療福祉専門学校)/スケートの小島良太(エムウェーブ)がおり、やはり大会でのベストパフォーマンスを期待するところであります。

 

 

 

一方 今回の北京五輪は、さまざまな〝複雑事情〟を抱えた中での開催となっているのはご案内のとおりであります。

一昨年前から猛威を振るう新型コロナウィルス禍の中、そのうえ その(コロナ禍の)発生地と言われる中国においては、国の威信をかけて〝ゼロコロナ〟を標榜し、厳戒態勢の下で大会運営に臨んでいます。

それは直ちに厳しい規制・管理の下での大会運営となり、競技関係機関を「バブル」で囲い感染予防を図るほか、市中においても 外出制限を含んだ厳しいコロナ対応がされているとのことです。

と いうのも、今年は 5年に一度の中国共産党の党大会を控えており、その意味合いにおいても この五輪大会を「コロナに打ち勝った証(あかし)」とする意図も透けて見えるところです。

 

さらに 内憂の課題としての「新疆ウイグル自治区」の人権問題などを巡り、アメリカをはじめ欧米諸国の中からは 政府当局者を派遣しない「外交ボイコット」が相次ぎ、日本も政府関係者を派遣しない中での開幕となっています。

 

 

 

そんな〝複雑事情〟を抱えた中での「スポーツの祭典」です。

何とも靄(もや)がかかったような気運(雰囲気)の中での開幕となりましたが、いずれにしても 参加するあるアスリート諸君におかれては、何度も言うとおり 持てる力を存分に発揮し、私たちに勇気と感動を与えてくれることを期待するばかりです。

大会は2月20日までの17日間で 7競技・史上最多の109種目が行なわれることになっています。

 

 

 

 

 

◆ コロナ報告

この日(2月6日)、長野市域内で 新たに97人の新型コロナウィルス陽性感染者発生が報告されています。

 

 

 

2/6(日) 長野市におけるコロナ感染症の発生について(市4723~4819例) [PDFファイル]

             ⇓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/741021.pdf

 

この日(6日)明らかになった陽性感染者数は ここのところの3桁数から2桁となり、一見的には減少した感でありますが、感染者数は「調査数」に比例することから、調査数が比較的少ない日曜日のこの日の数字は いわば当てになるものではありません。

いずれにしての私たちは、その日の感染者数に一喜一憂することなく 基本的な社会行動の遵守に心がけるべきでありましょう。

 

なお この日の報道で、長野市消防局が昨年に救急搬送した新型コロナ陽性者は81人を数え それは前年の約3倍であったとが報じられ、ここでも〝コロナ禍の悪しき影響〟を知らされることとなりました。

 

 

 

それによると、長野市消防局が去年1年間に救急搬送した新型コロナ陽性者(81人)は、感染者が初めて確認された2020年の約3倍。

さらに今年は 先月だけで47人と既に去年の半数以上に上っており、第6波の感染急拡大が救急搬送に与える負担が大きくなっていることが併せ伝えられています。

一方、全ての救急出動の件数も1万9,021件と 前年比プラス9%(約1,500件の増)となっているそうです。

さきには 救急出動するも 30分以上受け入れ病院が決まらない困難事例も報告されるなど、救急現場にも再びの〝波〟が寄せられていることが実感されるところであります。

いずれにしても〝コロナ禍〟は あらゆる方面にさまざまな影響を与えていることから、特に「救急救命」の現場においては、そのこと(コロナ禍)により最悪の結果を招くことだけにはならないよう 関係者の努力はもとより、社会環境の整備・安定が求められるところです。

 


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