倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

多様性

2019-05-30 | 日記

5/29 Wed.

 

ここのところ、朝方の冷え込みと日中の暑さとの日較差の大きさが顕著で、やや身体がついてゆけない状態になっています。

とりわけこの日の朝は、前日からの雨で体感温度は更に低くありましたが、日中は一気に晴れモードとなり、結局汗ばむほどになりました。

列島においても、数日前には北海道で猛暑日を観測、と思えば朝方には零度近くにまでの冷え込みを観測する地点が報じられるなど、寒暖計は大忙し💦といったところでしょうか。

 

いずれにしても、風邪っ引きなど体調管理は自己責任ですので、私も含めて この気温の変化には充分留意したいものです。

 

 

一方、地域の基幹産業である 桃などの果樹にとっては、この気温差が最適環境だそうです。一日の中での気温差は、その差が大きければ大きいほど 糖度アップや色づきの良さにつながるとのこと、果樹農家のみなさんにとっては「理想の天候」が続いているといったところでしょう。

 

ムラに遍在する桃畑、花の時期をとうに終え、青々とした桃の葉の緑が広がっています。 

 

 

緑の葉に覆われた桃の樹ですが、各枝には、適果を終え選ばれた桃の実が生(な)り始めています。

 

 

 

 

朝晩の温度変化が、美味しい桃を育ててくれるとすれば、この気温変化も厭(いと)わず、といったところでしょうか。

 

 

 

 

 

◇多様性、ここにまで

「オンラインゲーム」などへの過度な依存により日常生活に支障をきたすことが「ゲーム障害」として社会問題化していますが、WHO(世界保健機構)は、インターネットやスマートフォンの普及に伴い、オンラインゲームなどに過度に依存する「ゲーム障害」を、病気の世界的な統一基準である「国際疾病」の分類第11版に「新たな疾病」として盛り込む方針を示したことが報じられました。このことにより「ゲーム障害」は、アルコール依存症やギャンブル依存症などと同様「治療が必要な疾病」に位置づけられるとのことです。

WHOによると「ゲームをしたい欲求を抑えられない」「ゲームをすることを他の日常生活の活動よりも優先してしまう」「家族関係、仕事、学習などに重大な問題が生じていてもゲームをやめることができない」といった症状が1年以上続いた場合「ゲーム障害」と診断される。ただし、特に進行の早いとされる幼少期においては、全ての症状にあてはまり重症であれば、より短い期間でも依存症とみなす。」としています。

 

 

現在、スマートフォンを初めとするモバイル機器は、私たちの生活に欠かせない存在となっています。

私自身、スマホ無しで一日を過ごすことは難しい状態です。

そんな中で、スマホ機能の代表格である「ゲーム機能」これにハマッてしまったユーザーが、寝食を忘れて熱中してしまうことが「疾病」に認定されたことは、まさに現代社会の縮図であり 人々の多様性を顕著に表していると思うところです。

このニュースに触れ「ゲーム障害」の実態を再認識すると同時に、現在頻発する さまざまな社会問題や事件・事故の陰(かげ)には、かかる「多様性」があるのでは、とも思わされたところです。

 

 

今さらですが、難しい時代になったことを再認識させられます。