上の写真の左がバンペイユ(漢字で書くと「晩白柚」)。
柑橘類で、文旦(ザボン)の仲間です。
熊本県八代(やつしろ)市の特産。ネットで見て取り寄せました。
大きいでしょう?
左右幅17センチの余もあります。
(右にあるのはわが家の庭で生ったレモン。大ぶりのレモンなのですが・・・)
ついてきたパンフレットを見ると、「果実王」とあります。
「柑橘類ザボン区分で重量世界一」と認定された品種なのだそうです。
中を開けると、こうなっています。
肉厚です。
ほとんどが皮、といっていいくらい。
実が少ないじゃないか、と言ってはいけません。この果皮がまた利用できるのです。
白い内皮を、熱湯でアクを抜いてから砂糖とともに煮ると、格好の‘スイーツ’になります(「晩白柚漬」と言うようです)。
上の写真がその出来上がり。
色が茶色っぽくなって、奈良漬のような風合いです(甜菜糖を使ったからかもしれない)。
外見は瓜の奈良漬でも、食べてみると軟らかい食感、いや、歯ごたえのない食感です。
味も、甘み以外にとくにコレといった特徴はありません。
でも、お茶請けにはぴったり。とくに紅茶に合いそうです。
中の実は生食用。酸っぱすぎず甘すぎず、結構美味しかったです。