要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

蓋然性を重視する

2024-04-20 12:37:59 | 投資日記
リターンを計算する。それは結構。でも、どのくらいの確度なの?それ蓋然性どうなのって話になる。

2倍になる可能性がある、といっても、実際の実現度が低ければ意味がない。時間の無駄。
50%の確度といっても期待値は1.5倍。そして必要年数が数年ならばそれだけリターンは年次で割られる。
さらに、ダウンサイドリスクもあったらそこを割り引かないとならない。ここが結構曲者。

そうやって計算をしていくと、X倍が達成可能かどうかを推定するより、
確度をどれだけ高められるかのほうが大事になってくる。

X倍になる可能性がある。って言ったところで、そりゃ可能性は無限大。
ゼロじゃない。どの株だって同じ。

どんな銘柄でもテンバガーとか2倍株への道筋は作れる。
前提条件を緩くして楽観的な推測を重ねていくとそういう結果になる。
でも大事なことは本当にそれが達成可能なのかどうかということ。

1+1はなんですか?
答えは2ですよね。

それくらい自明のレベルで投資をしたい。

改めて考えてみる。自分が投資している銘柄は自明の理に沿って株高になるか?
実際、そういうわけでもない。今の投資先は確かに過去水準に比べて割安ではある。
安定した過去業績を持っている。ここから減益リスクはそれほどない。

が、ないわけではない。チョンボするかもしれない。
そもそも株価が上がらないかもしれない。そのまま低い水準で捨て置かれるかもしれない。そういう事例もいくつかあった。
株価が上がるとしても何年もかかるかもしれない。3年とか5年とか。
その間に件の減益が入ったら想定リターンは相当削られる。下手するとマイナスで撤退ということにもなりえる。

できるだけ推定を削る。事実だけで投資をしたい。
推定はあくまでも繋ぎ。事実と事実をつなぐ橋渡し。1+1の”+”の部分。シンプルにする。
推定は気づかないうちにバイアスがどんどん入り込んでくる。可能な限り排除。

そうしていると、結局、変化だよねって話になるんだよね。
やっぱ筋が良すぎるんだよあの話。ほんと、すごいわ。。

まぁ、ただ変化の蓋然性っていうのかな、判断が難しい。
その変化が本当に陽性なのか、はたまた擬陽性なのかってなかなか判断つかない場合が多いんだよね。
そういうところで消耗していると、好機を逃してしまったりもするので、このあたりの精度向上を考えたいなとも思う。
多分一番これが筋のいい脈。変化が起きたところで割っては入れるからね。待機時間が少なくて済むし(変化が起こるまで無変化を耐えるみたいなやつ)。。

まぁ、とりあえずグレアム的なシケモク投資法で今は行くしかない。
手持ち以外に確証持てる話がない。

この記事についてブログを書く
« 業界は大抵、10年単位で成長... | トップ | さよなら、ぐるなび »

投資日記」カテゴリの最新記事